ルー・テーズ 3.昭和41年 日本プロレス インター決戦シリーズ
昭和41(1966)年 日本プロレス インター決戦シリーズ
【30】2月24日 第1戦
名古屋市金山体育館
▽60分3本勝負
○L.テーズ、J.スカルパ(2-0)G.馬場、吉村道明●
1.○テーズ(体固め、26:35)馬場●ドロップキック。
2.○スカルパ(エビ固め、4:54)吉村●
【31】2月25日 第2戦
大阪府立体育会館
▽60分3本勝負
▲L.テーズ(1-1)G.馬場▲
1.テーズ(体固め、16:12)フライング・ボディシザース・ドロップ。
2.馬場(体固め、8:30)ベアハッグから押さえ込み。
3.(両者カウントアウト、3:06)テーズのエプロンでのドロップキックで両者ダウン。
【32】2月26日 第3戦
伊勢市三重県立体育館
▽60分3本勝負
▲L.テーズ、D.ルイス、J.スカルパ(1-1)G.馬場、芳の里、吉村道明▲
1.○テーズ(体固め、18:29)芳の里●フライング・ボディシザース・ドロップ。
2.●ルイス(体固め、4:15)馬場○32文ドロップキック。
3.(両軍カウントアウト、8:10)
【33】2月27日 第4戦
静岡市駿府会館
▽60分3本勝負
●L.テーズ、D.ルイス、J.ベンス(1-2)G.馬場、吉村道明、M.モト○
1.●ベンス(体固め、19:23)吉村○ドロップキック。
2.○テーズ(体固め、9:44)吉村●ドロップキック。
3.●ルイス(体固め、5:45)馬場○16文キック。
【34】2月28日 第5戦(最終戦)
東京体育館
▽インターナショナル選手権61分3本勝負
●L.テーズ(1-2)G.馬場○
1.馬場(体固め、21:13)ヘッドロックをかけたままブリッジ。
2.テーズ(体固め、2:45)バックドロップ。
3.馬場(体固め、0:51)バックドロップをコーナーポストを蹴って潰す。
*馬場が2度目の防衛。
このシリーズ5試合、全て馬場と絡んでいる。
5戦1勝2敗・2時間内引き分け。
シングル2戦0勝1敗1時間内引き分け、対戦相手は全て馬場。
タッグ3戦1勝1敗1時間内引き分け。
タッグでフォールした数3回、うち1回は馬場から。
タッグでフォールされた数0回。
最終戦・馬場とのインター戦の2本目まで決まり手にバックドロップが出てこない(試合中には出てきたのか?)。
これだけ温存するのは何か理由がありそうだ。
ディフェンスの技術が浸透していたのか。
また馬場は前哨戦を含めてテーズから3回フォールを取っているが
いずれも強引な押さえ込みやテーズの自爆などによるもので
得意技の16文などが不発だったのも興味深い。
やはり鉄人の顔面を蹴るのはいかに馬場といえど躊躇したのだろうか。
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