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購入、検査
オークションにてジャンクThinkpad390X (2626-N0J)を送料込みで8、000円弱で購入。
購入内容は、BIOS起動確認のみのジャンク本体+液晶12インチ+メモリー64M(PC100)付きのみという代物。
※ 留意点は、HD(マウンタ含む)なし、CD/FDユニットなし、キーボードなし、ヒンジ破損を含めた下半身バームレストはボロボロの状態で、載せ替え用でなければまず使えないという代物。
さて、ジャンク扱い商品なのでまずは入念な商品確認が必須ですね。
@ 到着段階で、まず電源投入。ちゃんとBIOSが起動するのと、液晶写りも問題なしひょっとしてオークション初の当りを予感させる。
A 充電できないけど認識はされるバッテリー、390EのCD/FD、そしてHDを挿入後、各パーツに不良がないかどうかを入念に動作チェック。
その際は、IBMサポートのダウンロードページより落としたPC−DOCTORを使って下さいね。
B CPU関係エラーなし、他も順調でこれはホントにホント当りを引いたかもしれない。
C そんなウキウキ気分が30分後に突然強制電源OFFになって一転する。
原因は、CPUファンが回らない事による熱暴走と分かる。なんで分かったのかというと、電源投入時にファンが回らなかったのと、強制OFF後のCPU周りが異常に熱かったため。
今度は他のテストを一切飛ばして、ファンチェックを優先して試しみてもやっぱり動きません。ファンが回らないのは大問題の可能性で大いに焦る。
考えられる原因としてはファン単体が不良、電源ユニットの不良、そして最も最悪なのがマザーボードの不良。
ファン単体や電源ユニットは390Eのパーツがそのまま流用できるので交換出来れば痛くもかゆくもないのですが、マザーボードの不良となると購入した意味が全く無くなってしまう。
このあたりが、オークションというかジャンク商品の怖さでもあり、格安でゲットが出来るチャンスでもあるんですけどね。
D そんなわけで390E・390Xともに全解体を施して、各パーツも取っ替え引っ替えの問題の切り分け作業を行う。(IBM PCサポートのダウンロードコーナーより保守マニュアル参照)
E 結論から言うと、CPUソケットがきちんとハマっていなかった事が原因でした。ケーブル周りを清掃しながら取っ替え引っ替え作業を行ってもウンともスンとも動かなかったものが、CPUを差し替えたらあら動く。
ちなみに、CPUの載せ替えが絡む改造では、このCPUをソケットに差し込む際の接触不良=はめ込み不足が特に多いですね。
感覚的に、ギュギュギュってごり押しするくらいは全然平気なのでそうしてください。
いい加減な事は言えませんが、仮にオークションなどで通電すれども起動せずのジャンク出品の場合、CPU交換の挑戦の有無を聞くと良いかもしれません。
交換してから動かなくなった、そして元に戻しても動かなくなった。こんなケースだとジャンクどころか、正常品の可能性も十分期待できます。
ソケットのはめ込み不足については有名な話なので、ほとんど完全ジャンクの可能性は高いのでしが。
F これで強制OFFは無くなったので再度組み立て直しての再チェック。
今回は無事に問題なく終了しました。
ここが素晴らしい。
その1
CPU自体が300MHzから500MHzになっただけでなく、ベースクロックが66MHzから100MHz対応になったので、メモリーも高速処理ができますし、390Eと比較した場合に単なるCPUの載せ替えでは得られない体感速度になったこと。
その2
ジャンク品といえども、miniLANカードが付いてきたので通信速度が早い!
従来のPCカード接続の場合ではどうしても速度が落ちるのと、電力消費が悪く悩みの種でした。速度が気になる人は、オンボード化する事を激しくお勧めします。たいていのノートにはその為の拡張スロットが付いていますので。
無い!って方はFAXモデムを辿った先にある小さいボードがその為のスロットですよ。
外して、ノート用のminiLANボードを付けてみて下さい。新品パーツとしては出てこないので、中古パーツショップかオークションで入手することになると思います。
それと、モデム用のジャックとLAN用のジャックも形状が異なるので交換を忘れない事と、素人に工作は難しいため初めからLAN用ジャックと接続ケーブルそしてminiLANカードのセットで購入しましょうね。
下半身の載せ替え
390、390Eの下半身部分に390Xのマザーボードを装着する場合には、ネジ位置が若干変更となったために取付けられない部分の余りが出ます。
ですが、余ったといっても影響はありません。
ただし、加工のメインとしてオンボードLANのコネクタ口を作ること、マザーボードが若干横幅が大きくなったためにPCIスロット、音量ボリューム等のプラスチック部分をバッサリ切断することの2点は必要です。
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左画像が加工の後になります。 思い切りの必要な加工になるので、習うより慣れろの精神で適度に切断しつつ現物合わせを行って下さい。これであなたも390X使いの一員ですので。 |
メモリー増設のための改造
注意点
ThinkaPad390シリーズはメモリースロットの幅が1番スロット(液晶側)と、2番スロット(バッテリー側)とでかなりの差があります。
メモリーの善し悪しに、抵抗やコンデンサの数、SPDチップの有無など色々言われていますが、基盤に色々な物が付いていればそれだけ基盤高が高くなるので1番スロットへはまず入りません。
しかも、これから積もうとしている256MBメモリーは、計16枚ものチップを搭載することになるのでそれだけ基盤高が高くなります。
よって、512MBを積もうという際には必然的に加工が必要となってくるわけです。
ただし、見栄えが多少悪くなったり、そもそも改造作業となるので、あとあと転売をしようとしても期待したほどには売れません。いわゆる傷物ですから。
管理人と同じ事をしようとする方は、サブ機として壊れるまで使いきる気持ちでやってくださいね。出来れば、管理人のようにサーバー化をし、お仲間の一員に加わってくれるとうれしいです。
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通常、基盤高が高いものは2番スロット。低いものは1番スロットという作りです。 IBM純正メモリーではひょっとしたら基盤高が低く、両方収まるのかもしれませんので、不安な方は一枚純正品を買ってからお試しください。1番・2番両スロットに納まれば問題ないです。 |
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1番スロットに基盤高の高いものを付ける場合、メモリーカバーの引っかかりのためのアルミ坂、止めネジ固定のためのプラスチック部分が引っかかるため、メモリーの装着が出来ません。従って、引っかかり部分を削ることで装着可能となる訳です。 工作方法は人それぞれですが、管理人の場合、下半身を全部分解してからメイン基盤部分とプラスチックカバーを分離しました。 それから金切りハサミで引っかかり部分を切った後、ヤスリでアルミ部分と、プラスチック部分を削り微調整を施しました。 見栄えにこだわる人は、丁寧にヤスリを欠ければ違和感のないほど綺麗に仕上げられるかもしれません。 |
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これが装着後の写真。これで、512MB搭載も可能となった訳ですね。 ちなみに、最大まで積む場合はIBM純正、アドテック、IOデーターは大丈夫です。バッファローは作っているメーカー自体が駄目だと言うんですから注意して下さい。 参考までに、390Xの場合は256MBの16枚チップでPC133/PC100両対応メモリーか、PC100/PC66両対応メモリーを選びましょう。390Eの場合は、PC100/PC66両対応メモリーでしょうか。 ちなみに、PC133/PC100/PC66すべて対応なんてものはありません。通常は最大2規格までの対応です。 |
※ その後に390Xを新たに入手しました。
結果からいうと、上記の引っかかり部分が解消されていますので、390Xをお使いの場合には、加工なしに基盤高の高い256MBメモリーが装着可能です。
万が一に駄目だとしても上記のように切断をすれば良いので、とりあえず一つ256MBメモリーを購入し、一番、2番スロットともに装着可能か試してみよう。
注意点
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