鏡面仕上げ・バフ掛け

 バフと一概にいっても、ズブの素人がお金掛けずにひたすら手間を掛ける貧乏バフから、玄人の工具使いまくりのプロ技まで様々。ですが、根気と愛情さえあれば、特殊な技能や工具は一切必要としません。なので、他人との差別化を図りたければ磨ける物は何でもひたすら磨くべし。

●バフの基本

 塗装のあるものは当然剥離、アルマイト処理のあるものは地金部分まで削る、アルミパーツで多いのが鋳造で出来た巣と型枠のバリ。それらを低い番手から高 い番手のヤスリで順々に整えていく事で、自然に鏡面状態になりマス。最後にコンパウンドや、青棒なので総仕上げするとメッキと見間違う程の出来映えにうっ とりしますョ。

●お勧めバフ工具

  • ワイヤーカップブラシ
     ドリルなどに装着をして使いますが、赤錆、白錆などの錆部分だけを落とすのに最適。
  • 剥離剤(ホルツペイントリムーバー)
     塗装剥離の必需品。適量塗ったあと金ブラシでゴシゴシ磨けば、あっという間に塗装が落とせます。ちなみに、プラ系製品は溶けちゃうので不可です。 
  • 平、丸等の棒ヤスリ各種
     剥離をすると気付くんですが、量産品はとかく型枠のバリが多い。棒ヤスリで、バリというバリを削っておくと、以下の作業性が向上します。
  • 紙ヤスリ各種
     基本は180番位までを安物で整えつつ、300番台、600番台、1000番台、1500番台は目詰まりを起して作業効率を落とすので耐水ペーパーで。
  • 3Mスポンジ研磨剤各種
     丸みを帯びたパーツに最適。お金があれば180番台のヤスリ掛けが済んだらこれを使いましょう。一緒に石けんを泡立てて使うと、研磨カスが分離するので研磨作業が非常に楽になります。唯一の難点は、すぐ駄目になるので非常にお金が掛かること。
  • ピカール
     一番有名な金属磨き剤。値段が安いので、コストパフォーマンス的には一家に一個は欲しい商品。まず使い切ることは有り得ません。仕上げ的に、粗め~中目までをカバー。難点は、液状になるため磨き難いのと、時間辺りの作業性は下記メタコンよりは落ちます。
  • ワコー メタルコンパウンド
     歯磨き粉のようで非常に使い勝手が良い。お金があるなら、ピカールより、こちらの方をお勧めします。番手的には、中目までをカバー。
  • マグポリッシュ
     仕上げの中目が終わった段階で使う細め相当。感覚的には、顔が映るものの曇りが残るなぁと感じるようになった頃が使い頃ですね。磨けば磨くほどピカピカになります。
  • オフセットサイザル
     ディスクグラインダーに装着をして使うのですが、平面物にしか使えません。加えて、すぐ駄目になる。紙ヤスリ作業で言うところのメタコンまでの一連の作業範囲をカバー。
     これを使用した後で、青棒で磨けば手作業もなくお手軽にバフ掛けを楽しむことが可能。ただし、バイク用途の場合には使える場所があまり無いのが難点ですね。
  • 使い古した綿シャツ
     コンパウンドで磨くのに使います。ボロ切れ関係では、綿が一番使い勝手が良かったですね。コンパウンドに拘れば布にも拘りを見せたいところでしょうが、汚れた布はじゃんじゃん使い捨てにした方が効率的ですよ。

 それでは、過去に磨いてきた作品群について紹介

フロントフォーク

 左が鏡面仕上げ後で、右が購入後のカビ・傷有りの状態です。制作日数は、手バフで1本辺り丸2日掛りました。

ブレーキレバー

 電動工具投入後の1発目の作品。作業時間は1本辺り30分くらいで済みましたね。初めて手バフに挑戦するなら、この程度のものから始めると良いでしょう。
 恐らく半日も磨けば出来るんではなかろうかと。

クランクケースカバー

 手バフをコツコツ2週間やって断念し、更に電動工具で半日程バフった図。足下がキラリと光る物はやっぱり良いですね。 ただし、工具が入りきらない部分&工具で引っ掻いた部分が多数出たのが残念。
 念のため、手バフだけだと普通の人は確実に飽きます。(1ヶ月位ひたすらシコシコやれる人を除く)

マスターシリンダー蓋

 マスターシリンダーの蓋もバフってみたの図。ついでに、オリジナルっぽい小細工も添えて。
 ただ、リューター慣れしておないのでかなり不細工に仕上がりましたね。マネっ子を狙うなら、業者に綺麗にやってもらうか、アルミ板で事前に入念な練習をすること。

ハンドルポスト、マスタクランプ、セル・ウィンカーボックス

 ハンドル周りがピカピカに変貌して、これにてバフバフ終了。ついでに、ネジ類はすべてステンCAPに変更し、後々のメンテが非常に便利。
 ドリンクホルダー、コンビニフック側のminiポシェは100均製だけど、灰皿、タバコに携帯と意外に重宝します。オークションでぼったくりな転売屋を見かける人は多いはず。

おまけ 3Mスポンジ研磨剤各種

 ホイールを磨こうと思ったら、これがあった方が断然に楽。ペーパーとは比較になりません。
 値段は、各セット2枚入りで定価681円。ホムセンの実売価格400円前後に対して、外袋だけDAYTONAと置き換えた物がたった1枚入りで472円!!

エボアルミホイール

 まだまだ磨き足らないけど、さすがに心身共に疲れたのでひとまず装着。制作日数は1ヶ月弱。
 ここまで行けば、くっきり鏡面仕様まで残りあと僅かなので、後は洗車代わりのコンパウンド磨きを続ければOK。

ハイスロットルカバー

 汎用品のロゴを無くすのと同時に、バフ掛けも行えば立派にワンオフ品へと変貌でしょう。
 全体とのマッチングはハンドル周りにアップしてます。

キタコ9スポーク アルミホイール

 エボホイールだと加工しなければ3WF系のリアに付けられないため、勢いで落としたキタコアルミもバフってみた。
 ホイール磨きはどう頑張っても1ヶ月は掛りますね。ちなみに、やれば分かりますがスポークの間隔が狭いので作業は困難を極めます。個人的にはエボを磨くよりも面倒でした。

クランクケース

 原チャに限って言えばバフ掛けの最終型。単車乗りなら極めつけはアルミフレームでしょうが、鉄だし見えない部分なのでやる理由が無し。極めたい人は、ここは一つお座敷エンジンに挑戦してみては如何??
 ちなみに加工期間は3ヶ月は見た方が良いかと。

塗装

 バフ掛も悪くないけど、状態を維持するだけでも結構手間が掛る。そんな人は塗装へ挑戦してみては如何でしょう。

 といっても、下地を削って、サーフェイサーを吹き、更にウレタン2液の塗装、仕上げにクリア吹きつけまでやれば材料費だけで軽く1万円。更に手間暇考えたらとっても非現実的。スプレー缶のみのヤンキー仕様は辞めた方が良い。

 そんなわけで管理人のお得意先を紹介

 左リンクにある中澤自動車 埼玉県越谷市大字砂原964-1 048-979-6417(TEL)

 管理人は、GIVIのキャリアでノーマル黒からワインレッドをお願いし、キャリア2個で10,500円。塗装パーツを単体で持ち込む場合や郵送で送る場合には、値引き交渉にも応じてくれるそうです。

 問い合せする際は、中澤自動車専用の問い合せフォームから、必ず税理士のWEBページを見たと内容に付け加えて下さい。一応管理人にも信用問題があるのと、本業は車のオールペンを主にやっておられる人が、片手間のサービス価格で提供してくれているので。

 物によるけど、一応サービス価格の目安

  • バイクのパーツ単体(取り外した状態のもの) 1点 5,000円~ 
    (サンプル キャリア 黒からワインレッドへ)
  • バイクの車体ごと持ち込んだ場合には分解整備費用も含むので 30,000円~
  • 車両 丸ごとオールペン(これは持込み可)    150,000円~
  • 自転車のパーツ単体(取り外した状態のもの)   10,000円~
    (サンプル フレーム・フォークをホワイトからグリーンへ)
  • パソコンパーツ単体(取り外した状態のもの) 1点 5,000円~
    (次回レッツノートの天板塗装をお願いする予定) 

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