辞書編:英英辞典は必要なし


★英語は日本語に訳せない!だから英英辞典が必要と言われます。

よく巷で言われる英語勉強法で英英辞典を使えと言われるのは皆さんご存知でしょう。しかもこの勉強法、かなりメジャーでTOEICで高得点を取る人は必ず英英辞典を使い勉強したことがあるはずです。しかし何故こんな無茶なことを言うのでしょう?

単なる英和辞典でさえ、何を言っているが解らないことや、調べている意味が辞書には出て来ないと言った現象がよく起きるのに、当然ながら英英辞典は英語を英語で説明したものですから、英語力が無い、いやこれから英語力を伸ばそうとしている人に、全部英語で書かれた辞書を渡されても何も解るはずがありません。

一体何故こんな勉強法が出てきたのでしょうか?皆さんちょっと考えて見て下さい。

(皆さんは分からない単語があると当然辞書を引くでしょう。すると日本語の意味が書かれているはずです。この日本語で書かれた英単語の意味をここでは便宜的に「訳語」と呼ばせて頂きます。)

その答えは、英和辞典に欠陥があるからです英単語の本当の概念を日本語の「訳語」で100%完璧に説明することは不可能だからです英和辞典は英単語の意味・概念・使われ方を私の印象では7割程度しか説明出来ていません。7割と言っても辞書に載っている全部の「訳語」を含めてですよ。

繰り返しますが英和辞典にも欠陥というか限界があるのです。本当に本当なので、英英辞典を使う勉強法がこれ程メジャーになったのです。

辞書や学校教育では“hold”なら“持つ”、“have“も”持つ“(もちろんこれ以外の訳語も辞書には載っていますが…)と英語を「訳語」に変換させるだけで、英単語の概念、英語のモノの考え方を全然説明していません。単語には「訳語」では説明しきれない「基礎概念」があるのです

(ここで言う英単語の本当の意味を便宜的に「基礎概念」と呼ばせて頂きます。)

英英辞典ではこの英単語の本源的なモノの考え方が書かれており、英語の本当の意味を知るために英語を学習する上で非常に有効な手段となります。だから“英英辞典を使え”というアドバイスが生まれた訳です。


★でも私の学習法では英英辞典は必要ありません

ここまで英英辞典は非常に素晴しいなんて言ってきておいて申し訳ないんですが、結局英英辞典は必要ありません。理由は簡単。英英辞典は全て英語で書かれている為、初心者には難しすぎるのです。

じゃあ中上級者なら良いのかとゆうと、それもダメ。TOIEC700以上の単語になるとさすがの英英辞典も細かいニュアンスや使い分けるシチュエーションを説明していません。と言う訳で、私も英英辞典を使うのはすぐ止めてしまいました。英語を喋る人間だと英語が話せるのが当たり前だけに説明もいい加減になってしまうのでしょうかねえ?


★基礎単語は図解で!応用単語は語源で単語の意味を理解する。

では単語の本源的な意味を理解するにはどうしたら良いかといいますと、細かい理由は後の章で説明するのでここでは簡単に説明します。

基礎単語は絵で覚えます。“make”とか“have”等の超基礎的な単語は辞書で2〜4ページに渡り説明されています。こんなもの全部覚えられる訳はありません。しかし基礎単語と言うだけあって本当は簡単なものの考え方で出来ています。ただ日本語には無い言葉の概念なので、我々日本人理解することにちょっと手間がかかり、また日常的に使われる使用頻度の高い単語なのでその意味の幅が多義に渡るため、辞書に書かれると非常に分量が多くなってしまうのです。絵で説明すると基礎単語の本源的な意味が理解できるはずです。

応用単語は語源で覚えます。応用と言っても日本語では漢字みたいに当たり前に使われている単語なので応用という言うより高校レベルの単語からになるのですけどね。英語の学習で語源を覚えますと単語の暗記が非常〜に楽になります。さらに同義語のニュアンスの違いや使い分けるシチュエーションの違いも分るようになります。何でこんな素晴しい勉強法がマイナーなのか本当に不思議です。


★辞書は電子辞書で

私は英和辞典、それも電子辞書をお勧めします。だって分厚い辞書をペラペラめくるより、ずっと早くて勉強の効率を非常に上げてくれます。電子辞書ならではの便利な機能もありますからね。さっきまで英和辞典は不完全だとか言ってましたが、英和辞典が苦手とする基礎単語の概念は図解で説明し、同義語のニュアンスについては語源で補っていこうというのがこの勉強法の進め方です。

ちなみに、私はこれらの電子辞書を使う前は、電子手帳についていたおまけのような英和辞典を使ってました。TOEICで775を取るまで、そんな貧弱な辞書を使っていたのですから、今考えると無駄な時間を使ってしまったと思ってます。

 私のお勧めの電子辞書

◎SEIKO SR8100

研究社新英和・新和英中辞典・ロングマン現代英英辞典
私は前から電子辞書を使っていましたが、英英辞典付きのがあるとういうので、この一世代前のSR8000を買いました。現在市販されているのはSR8100ですので、皆さんはこちらを購入して下さい。
非常に役に立ったのが語源がしっかり書いてあることでした。語源は勉強するには非常にやっかいな理由の一つに、語源を調べるための辞書というものがない(あるにはあるが不完全で勉強には不向きでした)ことでしたが、この電子辞書の英和辞典にはどの単語にも語源の説明がキッチリ書かれているので、知らない単語を引く度に語源を覚えられ単語の理解にも非常に役に立ちました。また画面が大きいのでたくさんの情報が詰め込まれており、ペアとなる前置詞は何か、どのようなシチュエーションで使われるのか、どのような言葉を目的語とするかということも詳しく書かれています。
ただこの電子辞書にある英英辞典は、お話にならないくらい程単語の説明が粗末なものでした。なので私は英英辞典はほとんど使ってません。まあ人生塞翁が馬とでも申しましょうか。

◎CASIO XD450A

この電子辞書は単語の発音機能があるというのがウリで、私もそれを目当てで買いました。しかしこの発音機能はほとんど使いませんでした。
この電子辞書の最大の特徴は単語リストという機能で、単語帳のように分らない単語を最大500語まで登録して、後でその単語帳で単語を繰り返し見ることができるので、単語を暗記するには非常に便利な電子辞書です。もちろん単語の登録・削除も簡単ですよ。
ただし単語帳としてだけね。英和辞典としては単語の日本語訳等の説明が不足しすぎてます。使うなら他の辞書とペアになるでしょう。

あと発音機能がなくても良いという方は、XD400という安いモデルもあります。もちろん、単語リスト機能付き。

SEIKO SR−9500
◎SHARP PW−9100
上記の2つを推奨リストから外します。

ジーニアス英和辞典 大修館書店
ちょっと最近電子辞書をなくしてしまいまして(あ〜もったいない)、他社の製品を見てみました。その中で気に入ったのがジーニアス英和辞典を載せている上記の電子辞書です。
で、買って見たんですけど、語源の説明が非常に少ない。実際使って見るまで分かりませんでした。まあ広辞苑とかあって便利なんですが、英語の勉強のみに使いたいという方であれば、SEIKO SR8100の方が良いかもしれません。
誰か交換して下さい〜!!
シャープのPW−9100は上記の単語リスト機能(200語まで登録可)があります

◎2004年12月現在でこの電子辞書を使っています。
『カシオEX-word フランス語辞書付きXD-H7200』
定価48,000円。

フランス語辞書付きの電子辞書は今まで売っていましたが、どうしても単語帳機能が欲しい私としては、ずっと我慢を続けていました。それほど私はこの機能を重視しているのです。

そして2004年3月に、カシオより満を持して発売。少々値段は張りましたが、発売日当日に買ってしまいました。仏和辞典、和仏辞典ともに、私の好きな三省堂の辞書。仏和辞典には、発音のカタカナ表記、英語の類義語、さらに電子辞書にもかかわらず動詞活用表まで載っているという徹底ぶり。その上フランス語会話集として、JTBの『フランス語自遊自在』まで載っております。これで単語帳機能までついては買わない訳にはいかないでしょう。

それと英語の辞書としても、「結構良いかも!?」というのが私の印象です。同じジーニアスでも唯の英和辞典は語源の説明も貧弱で使えませんでしたが、この電子辞書には大辞典が付いていまして、今度は語源も結構細かく載っています。間違えないで下さいね。『大』ですよ、『大辞典』。普通の英和辞典と大辞典の違いについては、実際に本屋さんで確かめて見てください。その巨大さに驚くばかりです。こんな大辞典を手軽に使えるようになるなんて、電子辞書ってのはホントに有り難いものだと実感できます。研究社のリーダーズ英和辞典もありましたが、こちらは語源の説明は一切なしでした。


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