No.23
レスラーの鬼門2・ジャンボ鶴田と日本武道館
↑ゴング昭和59年5月号より
今は亡き昭和の怪物・ジャンボ。
昭和60年からホームタウンリングとなった武道館での成績は・・・。
★昭和50年12月11日
▽力道山13回忌メインエベント・60分3本勝負 ●鶴田、D.F.ジュニア(1−2)G.馬場、ザ・デストロイヤー○
1・デスト(体固め、13:56)ジュニア
2・鶴田(片エビ固め、2:27)デスト
3・デスト(エビ固め、5:29)鶴田
★昭和52年5月14日
▽第5回チャンピオンカーニバル優勝決定戦60分1本勝負
●鶴田(体固め、10:25)G.馬場○
*馬場が通算4度目の優勝。
★昭和54年8月26日
▽「8・26夢のオールスター戦」45分1本勝負
○鶴田、藤波、M.マスカラス(1−0)M・斉藤、T・戸口、高千穂●
マスカラス(体固め、14:56)斉藤
★昭和60年6月21日
▽45分1本勝負 ○鶴田、石川敬士(1−0)谷津嘉章、アニマル浜口 ●
石川(リングアウト、 9:38)浜口
★昭和60年12月12日
▽85世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦30分1本勝負
△鶴田、天龍源一郎(0−0)G.馬場、D.F.ジュニア△
△鶴田組(時間切れ引分け)馬場組△
*ハンセン、デビアス組が最高得点7で優勝。
★昭和61年3月13日
▽全日本vsジャパン6対6対抗戦30分1本勝負
○鶴田(体固め、12:43)アニマル浜口●
★昭和61年6月12日
▽60分1本勝負 ○鶴田(反則、7:52)タイガー・ジェット・シン ●
★昭和61年12月12日
▽86世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦30分1本勝負
▲鶴田、天龍(1−1)テッド・デビアス、スタン・ハンセン▲
(両軍リングアウト、9:19)
*この結果ハンセン組と優勝決定戦
▽86世界最強タッグ決定リーグ戦優勝決定戦時間無制限1本勝負
○鶴田、天龍(1−0)、テッド・デビアス、スタン・ハンセン ●
鶴田(リングアウト、8:13)デビアス
*鶴龍コンビ優勝。
★昭和62年3月12日
▽インタータッグ選手権60分1本勝負
●鶴田、天龍(1−0)ホーク・ウォリアー、アニマル・ウォリアー○
アニマル(11:17、リングアウト)天龍
*ウォリアーズが第35代王者に。
★昭和62年6月9日
▽インタータッグ選手権60分1本勝負
●鶴田、輪島大士(0−1)ホーク・ウォリアー、アニマル・ウォリアー○
アニマル(リングアウト、9:50)鶴田
★昭和62年8月31日
▽60分1本勝負 ●鶴田(リングアウト、21:35)天龍○
★昭和62年10月6日
▽60分1本勝負 ●鶴田(反則、20:59)天龍○
★昭和62年12月11日
▽’87世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦30分1本勝負
○鶴田、谷津(1−0)ジミー・スヌーカ、ブルーザ・ブロディ ●
谷津(体固め、16:51)スヌーカ
*鶴田組の優勝
★昭和63年3月27日
▽インターナショナル選手権60分1本勝負 ●鶴田(体固め、17:07)ブルーザ・ブロディ○
*ブロディが17代王者。
★昭和63年6月10日
▽インター、PWF世界両タッグ選手権60分1本勝負
○鶴田、谷津(1−0)ホーク・ウォリアー、アニマル・ウォリアー●
鶴田組(反則、13:48)ウォリアーズ
*鶴田組がPWF初防衛とともにインター第38代王者に。
その後統一し初代世界タッグ王者となる。
★昭和63年8月29日
▽世界タッグ選手権60分1本勝負
●鶴田、谷津(0−1)阿修羅 原、 天龍○
天龍(首固め、29:51)鶴田
*天龍組が第4代王者に。
★昭和63年12月16日
▽88世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦30分1本勝負
○鶴田、谷津(1−0)タイガー・ジェット・シン、アブドーラ・ザ・ブッチャー●
鶴田(リングアウト、9:30)シン
★平成元年3月8日
▽60分1本勝負
●鶴田、谷津、高野俊二(0−1)ホーク・ウォリアー、アニマル・ウォリアー、天龍○
ホーク(片エビ固め、16:29)高野
★平成元年6月5日
▽三冠ヘビー級選手権60分1本勝負 ●鶴田(パワーボム、24:05)天龍○
*天龍が三冠第2代王者に。
★平成元年9月2日
▽60分1本勝負 ○鶴田(片エビ固め、16:24)谷津●
★平成元年12月6日
▽89世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦30分1本勝負
●鶴田、 谷津(0−1)スタン・ハンセン、天龍○
ハンセン(体固め、28:57)谷津
★平成2年3月6日
▽三冠ヘビー級選手権60分1本勝負 ○鶴田(岩石落し固め、12:38)バリー・ウィンダム●
*鶴田が三冠王座初防衛。
★平成2年6月8日
▽60分1本勝負 ●鶴田(片エビ固め、24:06)三沢光晴○
★平成2年9月1日
▽三冠挑戦者決定戦60分1本勝負 ○鶴田(岩石落し固め、24:50)三沢●
★平成2年12月7日
▽90世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦30分1本勝負
●鶴田、田上 明(0−1)川田利明、三沢○
田上(パワーボム、22:54)川田
★平成3年4月18日
▽三冠ヘビー級戦60分1本勝負 ○鶴田(片エビ固め、23:17)三沢●
*鶴田が三冠王座初防衛。
★平成3年6月1日
▽世界タッグ選手権60分1本勝負 ●鶴田、田上(0−1)ダニー・スパイビー、スタン・ハンセン○
田上(片エビ固め、15:40)スパイビー
★平成3年9月4日
▽世界タッグ選手権60分1本勝負 ●鶴田、田上(0−1)川田、三沢○
三沢(顔面絞め、26:34)鶴田
*三沢組が初防衛。
★平成3年12月6日
▽91世界最強タッグ決定リーグ戦公式戦30分1本勝負
○鶴田、田上(1−0)ハンセン、スパイビー●
鶴田(片エビ固め、12:12) スパイビー
★平成4年3月4日
▽世界タッグ選手権60分1本勝負 ○鶴田、田上(1−0)スティーブ・ウィリアムス、テリー・ゴーディ●
鶴田(体固め、31:18) ウィリアムス
*鶴田組が第19代王者に。
★平成4年6月5日
▽世界タッグ選手権60分1本勝負 ○鶴田、田上(1−0)三沢、小橋●
田上(片エビ固め、27:12)小橋
*鶴田組が2度目の防衛。
★平成4年8月22日
▽60分1本勝負 ●鶴田、田上(0−1)S.ウィリアムス、T.ゴーディ○
ゴーディ(パワーボム、24:38)鶴田
★平成4年10月21日
▽60分1本勝負 ○鶴田、A.T.ジャイアント、T.ゴーディ(1−0)G.馬場、S.ハンセン、D.F.ジュニア●
鶴田(首固め、14:32)ドリー
★平成5年10月23日
▽30分1本勝負 ○鶴田、G.馬場、R.木村(1−0)渕正信、永源遥、泉田竜角●
木村(体固め、14:18)泉田
★平成7年12月9日
▽30分1本勝負 ○鶴田、R.木村、百田光雄(1−0)マイティ井上、渕、永源●
百田(前方回転エビ固め、11:35)永源
★平成8年4月20日
▽30分1本勝負 ○鶴田、S.ハンセン(1−0)本田多聞、大森隆男●
ハンセン(体固め、8:36)大森
★平成8年10月18日
▽60分1本勝負 ●鶴田、三沢、秋山準(0−1)G.馬場、D.F.ジュニア、田上○
田上(片エビ固め、15:36)鶴田
★平成8年12月6日
▽30分1本勝負 ○鶴田、S.ハンセン、大森(1−0)本田、泉田純、井上雅央●
鶴田(空中胴絞め落し、11:10)井上
★平成9年10月21日
▽30分1本勝負 ○鶴田、G.馬場、S.ハンセン(1−0)渕、ジャイアント・キマラ、本田●
ハンセン(体固め、12:57)本田
★平成10年9月11日
▽30分1本勝負 ○鶴田、G.馬場、R.木村(1−0)渕、永源、菊地毅●
木村(体固め、10:24)菊地
全41戦22勝17敗1時間切れ引き分け1両軍リングアウト、勝率.564。
うちシングル12戦6勝6敗、勝率.500。タッグ29戦16勝11敗1時間切れ引き分け1両軍リングアウト、勝率.592。
シングルはイーブン。全成績とタッグは勝ち越してはいるが
体調を崩して第1戦から退きセミ以前の試合にスポット出場するようになった平成5年以降の5勝1敗を除外してみると
全成績35戦17勝16敗1時間切れ引き分け1両軍リングアウト、勝率.515。
タッグ23戦11勝10敗1時間切れ引き分け1両軍リングアウト、勝率.523。
というように勝率の数値が下がる。
シングル6敗の内訳は天龍3回、馬場、ブロディ、三沢各1回。
天龍には武道館では何とシングル0勝3敗である。
そればかりかタッグでも天龍には武道館3連敗、
龍原砲戦では天龍に鶴田自らピンフォールを取られて都合天龍にはシングル、タッグで0勝6敗!
もはや武道館では天敵といっていい存在である。
ほかに苦手を探すと、暴走戦士ロード・ウォリアーズには1勝3敗。1勝は谷津とのコンビでインタータッグ奪取に成功したが反則勝ち。
ウォリアーズには6人タッグでも負けているが、その時の3人目の相手が天龍(笑)。こりゃ天敵だらけのチームだ。
師匠馬場にはさすがにシングル、タッグ含めて1勝2敗1時間切れ、負け越し。
前述した平成5年以降の成績の中での唯一の1敗が、馬場のいるチームである。
しかも鶴田自身がピンフォール負け。
体調が悪かったとはいえこの勝敗、何かを暗示しているような気がするが。
ハンセンとはすべてタッグ対決で3勝2敗1両リン。
三沢とはシングルでは初対戦こそ星を落としたが2勝1敗、タッグでは顔面締めによる歴史的?ギブアップなどがあり1勝2敗で都合3勝3敗と星を分けている。
タイトルマッチ成績はシングル2勝2敗(2敗は天龍、ブロディに各1回でいずれも王座転落)、タッグ3勝5敗。やはり分が悪い。
(2004・0208)
参考:ジャンボ鶴田非公式ウェブページ
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