【48】
【48】10月7日
蔵前国技館
▽格闘技世界一決定戦時間無制限1本勝負
○A.猪木(RSC、23:44)アンドレ・ザ・ジャイアント ●
テレビマッチ。1976(昭和51)年の6・26「格闘技世界一決定戦」でM.アリをローキックで病院送りにした猪木と
同日NYシェア・スタジアムでのプロボクサー、C.ウェップナーとの異種格闘技戦を3回リングアウト勝ちしたアンドレが
格闘技世界一決定戦の決勝戦という趣向で対戦した一戦。通常のプロレスルール。
序盤猪木が反動をつけた一本背負いでアンドレを投げる。沸く場内。
20分過ぎ、場外戦で猪木を鉄柱に押し付けてのヘッドバット攻撃を狙ったアンドレだったが猪木にかわされて自爆、額から出血。
そのアンドレの額をナックルパートで殴りまくる猪木。
アンドレ、苦し紛れか猪木をカナディアン・バックブリーカーで抱え上げたが、猪木はコーナーを蹴って反動で1回転、
背中を使ってアンドレの巨体をリバース・スープレックスのような体勢で投げる。この後の対戦でも何度もリフレインされた名場面。
アンドレのセコンドのF.バロアがリングに入って(アンドレが負傷したので)試合のストップをレフェリーに要請したためか、
レフェリーはアンドレの「TKO」による敗北を宣言。
74(昭和49)年の初対戦でアンドレにフォール負け(但しセコンドの介入あり)を喫している猪木はこれが対アンドレ戦初勝利。
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