No.317 NEO女子プロレス「SUMMER STAMPEDE 07」
三田英津子デビュー20周年記念興行



NEO女子プロレス「SUMMER STAMPEDE 07」
三田英津子デビュー20周年記念興行
2007年7月16日 東京・後楽園ホール
同行者=なし

前回5月は夕方の開催の新日本プロレスのリングを借りての興行だったが、今回は自前のリング。
やはりポストなどが小さいね。
今回もフェンスはなかった。
北側は前回同様スクリーンと入場ゲート。

【第2試合】



栗原&渋谷シュウ登場。栗原ホットパンツをジーンズに変更(パートナーのシュウと揃えたか)。
Gパンのコスチュームはいまいちだなあ。
こっちは非日常の世界を見に来ているのだから。
アイスリボンの二人同時攻撃をドロップキックで迎撃する栗原。
栗原ドロップキック中心に攻めるも、途中でグランドで捕まり
逆エビ、インディアンデスロック、鎌固めと波状攻撃を受ける。
5分過ぎ、アイスリボン側がボディーシザースからローリング・クレイドル風に回転する技。
シュウが捕まって集中攻撃を受ける。
シュウ逆襲のセントーン連発。
アイスリボン側の連携攻撃で栗原組大苦戦、しかし最後は栗原のコーナー最上段からのドロップキックが決まって勝利。
栗原右肩を痛めたようで腕を吊って退場。

【第3試合】



「女帝」ジャガーさんのパートナー&相手の一人はこども(アイスリボン所属)!
いやー・・・こどもにプロレスは危険じゃないか。
怪我でもさせたら大変だからジャガーさんもボディスラムやパイルドライバーではそーっと落としてるし。
こども同士の組み合わせになると学校の体操みたいに見えました。

【第4試合】
伊藤は2004年のダリアン、文子は2003年のガイア以来ですがお二人とも巨大化してました。
三田と文子でスタート、暑いのに二人ともロングパンタロンのいでたち。なかなか組まない。
文子ヘッドバット、三田は胸へのダブルビンタ連発。
文子すごく痛がる。
文子、三田の手を取ってコントロール、豊田も出てくるが二人の手を決めての投げ。
さらに場外へ回転してのトペ、文子は以前感じたドタドタ感はなくて比較的技がスムーズ。
伊藤‐三田になってロープワークから伊藤が稲妻レッグラリアート。
ダウンした三田の足にストンピングしてから逆片エビ固め。



さらに文子が入って両側からそれぞれ三田の足を持って膝を叩きつける「餅つき」。
文子さらに足にヒッププレス、伊藤がレッグロック。
はずした三田が胸へのダブルビンタから豊田にタッチ。
豊田さっそくコーナー最上段からのミサイルキック2発。
「おめー、よくもえっちゃんのことをやりやがったなー!」豊田叫ぶ。
伊藤の背中にもドロップキック。
豊田再びコーナーに登るも今度は伊藤が阻止。
伊藤、得意の雪崩式バックフリップ。
豊田、伊藤を場外に落としてプランチャー。



10分、伊藤をリングに入れてコーナーに上がりムーンサルト、これは自爆。
伊藤ラリアット、豊田これをかわして絡みつきローリングクレイドル。
再度豊田がコーナー上、伊藤が捕まえて再度雪崩式バックフリップ狙うも、豊田バックに滑り降りて脱出。



三田が入って二人で伊藤をロープに振るが帰ってきた伊藤が二人まとめてのボディアタック。
伊藤が豊田にラリアット、三田がカット。伊藤‐豊田でお互いコーナー上からの技すかしあい。
文子が豊田にムーンサルト、豊田足で受ける。文子スピンキック。
ビッグブートの応酬から豊田のクロスアーム式スープレックス、カウント2。
三田にタッチ、三田デスバレーボム狙うもかわす文子。
豊田が押さえつける文子に三田が胸へのダブルビンタ狙うも文子がよけて豊田に命中。
伊藤側のコーナー上からの合体攻撃、カウント2。
豊田ムーンサルト、カウント2。文子スピンキック、豊田キャッチするも文子延髄斬り。
伊藤入ってロープワーク、豊田ドロップキック。
場外に落とした豊田に伊藤がスライディングキック、文子が場外にトペ・コンヒーロ。
伊藤、三田にバックブリーカーからコーナー上、豊田がストップして雪崩式バックドロップ。
三田、デスバレーボムを仕掛けるも伊藤重くてなかなかリフトアップできない。
しかしようやく決めるもカウント2。
20分、伊藤が回転させてのパワーボム。カウント2。
伊藤、コーナー上からのフットスタンプ連発でカウント3。



終了後は伊藤道場側からも記念品の贈呈、しかし豊田と文子は睨み合い。
この後三田、豊田のデビュー20周年を記念してマスコミ、関係者などから記念品の贈呈。
プレゼンテーターにはチャパリータASARIや山田敏代らも登場。
そして最後にメキシコ遠征中のはずの(?)下田美馬が登場、同期会の様相となってフィナーレ。



【第5試合】
映画公開される「西遊記」に便乗してのネタか。
「チャイニーズ・バンクハウスルール」とは「西遊記」に関する凶器を使用しても可、というルール。
で<チーム西遊記>は全員そういうコスプレ?で登場するんだけど、
何だか学芸会見てるようだ。



で入場曲も当然と言えば当然だけど、ゴダイゴの「モンキー・マジック」。
リングアナもレフェリーもチャイナ服。
レフェリーはトミー蘭なのに「ト・ミン」とかコールされて笑われるし。
孫悟空役の植○は如意棒を使用する。
途中で西遊記側がピンチになって孫悟空がきん斗雲を呼ぶと、
金色の紙を雲の形にカットしたのを着けた希月あおいが出てきて西遊記側を助ける。
リングアナが「きん斗雲は使用を認めます」とか言うと場内爆笑。
んー、もう殆ど学芸会。

【第6試合】
田村組は「ギャラクシー・エキスプレス」で入場。
さくらは緊張で腹痛起こしてる、といった感じ。
いきなり場外戦、これでさくらが切れた。
さくら場外で元気を圧倒、リングに戻って松尾に吊り天井。さらにスタンディングでのドラゴンスリーパー。
元気ブレーンバスター、田村に代わってエルボーからジャーマン。
元気雪崩式ブレーンバスター、田村、さくらに替わってさくらと元気で張り手合戦。
元気のど輪落とし、元気のタックルを返してさくらが上になって馬乗りで張り手。
さくらフットスタンプ、さらに合体攻撃。
田村に替わって膝蹴り、元気ラリアット。
元気、松尾、場外プランチャー。
リングに戻ってさくら合体技からシューティングスタープレス。
元気エメラルド・フロウジョン2発。カウント2。
15分、乱戦になってさくら十字固め、さらにラ・マヒストラル、これが決まってカウント3。
さくら、タッグ王座奪取、田村はシングルと合わせて3冠。
田村がさくらにベルトを巻いてやるシーン。



さくらマイクで「頑張ったから、少し休ませてください」と脱力のコメント。
田村がさくらに言う。「王者になったんだから防衛戦しないとな。
今日、一番強く見えたのは誰だ?伊藤薫?」
さくら「ちょ、ちょっと待ってください!」
田村「浜田文子?」
さくら「ちょ、ちょっと!負けちゃいますよ!」
ということで次期挑戦者チームは伊藤、文子に決定か?
最後は笑いで締めた。
「こども」と「西遊記」はあまり感心しなかったが第4試合とメインはなかなかいい試合で面白かった。

(2007.0716)

NEO女子プロレス「SUMMER STAMPEDE 07」
三田恵津子デビュー20周年記念興行
2007年7月16日 東京・後楽園ホール
観衆1031人(満員=NEO公式サイトより)




1.15分1本勝負
○松本浩代(片エビ固め、9:02)勇気彩●
*バックドロップ。

2.15分1本勝負
○栗原あゆみ、渋谷シュウ(体固め、12:27)希月あおい、野崎渚●
*コーナー最上段からのミサイルキック。

3.15分1本勝負
○ジャガー横田、聖菜(片エビ固め、11:32)きのこ、石井美紀●
*ジャガーがきのこを石井の上にブレンバスター気味に叩きつけてフォール。

4.『三田&豊田デビュー20周年記念特別試合』30分1本勝負
○伊藤薫、浜田文子(体固め、21:26)豊田真奈美、三田英津子●
*フットスタンプ。


5.『NEO&新北京連合軍vs全中国女子プロレス対抗戦』チャイニーズ・バンクハウスルール30分1本勝負
○宮崎有妃、タニー・マウス、趙雲子龍(首固め、12:46)<チーム西遊記>孫悟空●&猪八戒&沙悟浄with三蔵法師

6.NEO認定タッグ選手権60分1本勝負
○さくらえみ、田村欣子(ラ・マヒストラル、15:56)松尾永遠、元気美佐恵●
*田村、さくら組が第5代王者。

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