No.336 Hikaru対アジャ・コング プロレスリングSUN
プロレスリングSUN
「COLORS 〜saFIRE!!!〜」
2007年8月5日 東京・新宿FACE
同行者=千里眼
またしても女子プロ観戦である。実は9月17日のNEO後楽園も狙っていたんだけど事情があって行かず。
場内脇の方に赤いのぼりが立ってて2大エースの名前が。
Hikaruは「太陽の女神」、これはいいんだけど、高橋は「空飛ぶ冷蔵庫」・・・また新たな伝説が(笑)。
前説で吉本興業の「ジンギスカン」という2人組が登場。
漫才に入る前のセリフが「こんなに見たい人がいるとは思いませんでした」
「僕らだっていやいやですよ」と、プロレス見に来てる人たちの受け取り方によっては不快に感じる言い方。
次いで漫才、寒い。下を向いてしまった。
この後前村とゼロワンの?(男子)が登場して漫才。
男子がボケで前村がツッコミ。
ゼロワンの?はHikaruの役、本物はセコンドで笑ってる。
前村「初デートの場所は?」
Hikaru役「ダム!」
前村「好きなキャラクターは?」
Hikaru役「ガンダム!ガンダムっていうのはA%#AC%星でE6%8!8M%9H0%帝国のE9?%9B%でアムロがBLB%E9%で・・・」
延々説明を始めるHikaru役を前村がスリッパでぺシッ!
張り手や投げなど肉体パフォーマンスも披露したせいかジンギスカンよりは面白かった。
【第1試合】
華名復帰戦。相手は高橋奈苗。
ロックアップから張り手合戦、高橋「やれんのかーっ!」プライド男塾再現(笑)。
リストロックの応酬から華名が投げて上になりパンチ。
華名ロープに振るも高橋ニーアタックからキック、ストンピング。
さらに逆エビから逆片エビ。
高橋ストンピング、華名パンチで応戦するも通じず。
高橋、女子プロ特有の髪つかんでのフライングメイヤーからドロップキック。
さらにカナディアンバックブリーカーからコーナーに叩きつけぶるさげ、そこにタックル。5分経過。
エルボーの応酬から華名ヒップアタック3連発。さらにスコーピオンデスロック。
脱出した高橋、ブレンバスターを返してジャンピングエルボードロップ2連発、カウント2。
さらに高橋がボルドーボム、華名これをかわしてヒップアタックからエルボー。
高橋ラウンドハウスキック不発。
華名、ヒップ3発からバックを取ってジャーマン狙い、しかし持ち上がらず。
華名、回転エビに切り返るもカウント2、さらにミサイルキック。
高橋ハイキックからコーナーに叩きつけて突進、タックル。カウント2。10分経過。
張り手の応酬から高橋がタックルで3カウント。
【第2試合】
「闘牛・空」はぶるふぁいと・そらと読むということ。牛がモチーフになっているマスクウーマン。
試合前渋谷がマイクを持つ。
渋谷「おいおいおい、お前、その格好なんだよ」
闘牛「なんだってって・・・コスチュームだよ・・・」
渋谷「違うだろー!」
初めて見る選手なのでこちらはわからなかったが、どうもいつもとコスチュームが違うといっているらしい。
闘牛「実は・・・コスチューム忘れてきた・・・会場着いてバッグの中開けたら・・・入ってなかった・・・」
渋谷「プロ失格だな!」
闘牛「すいません!」
場内に笑いが。とりあえず試合は始まるが、闘牛はブレンバスターと見せかけてスモールパッケージ狙いとかコミカルなファイト。
さらに両者が同時にコーナーにあがってしまい手詰まりになって見合うという珍場面も。
渋谷「お前、先降りろ」
闘牛「いやお前が先降りろ」
渋谷「いやお前降りろ」
闘牛「じゃあ・・・同時に降りよう・・・いいか・・・いっせーのーせっ!」
渋谷は降りたけど闘牛は降りない。
最後は渋谷がコーナー上からダイブしてのフライングヘッドシザースから移行してのエビ固めで勝利。
試合後闘牛が不祥事を土下座してわびるが、悲壮感などはなく終始コミカル。
【第3試合】
記者会見で風香をだまして契約書にサインさせた植松、試合に勝ったら風香と一緒に写真集を出すという
「風香負けたら植松と一緒に写真集発売マッチ」。
試合開始からフォールの体勢に入るたびに「写真集!写真集!」を連呼する植松。
試合途中、風香がコーナーに振られて激突するとすごい金属音。
衝撃でロープを止める金具がおかしくなったらしくて、一番上のロープがゆるゆるになってしまう。
マーク・ルーインのリングみたいになってしまったが選手たちは特に動揺もせず試合を続ける。
裏方たちは金具を直す。
混乱の中、植松が夏樹を押さえ込む。
植松「やったー!写真集ー!
(リングアクシデントについて)長いことやってるとこういうこともあるんだよ、
バランス感覚が違うよ」
風香「でもわたしが直接負けたわけではないので今回は(一緒の写真集発売は)辞退させていただきます」
夏樹「あたしが負けたんだからあたしが一緒に写真集出してやるよ」
植松は「誰がおまえ何かと!」みたいな意味の怒りの言葉を吐いて退場。
この後リング修復のため休憩。
【第4試合】
8/5同所でタッグながらこてんぱんにやられたHikaruがアジャ・コングとシングルマッチ。
Hikaru入場早々突進して仕掛ける。
ドロップキック2連発、ミサイルキック。
しかしアジャ、ラリアートから場外に持ち込む。椅子を持つ。
Hikaru巧みに中に入る。アジャ、チョップ合戦で打ち勝ちコーナーで踏んづけ。
アジャ、ショルダークローからキック。
Hikaruをロープに引っ掛けてスリーパー。
さらにアジャ、ネックハンギングツリー。マットに叩きつけてエルボードロップ。
アジャグランドで上になりレフェリーの死角からチョーク攻撃。カウント2。
さらにスリーパー、ストンピング、5分経過。
アジャ、ロープ使ってのチョーク、さらにスリーパー、ブレンバスター。カウント2。
パイルドライバー、カウント2。アジャが技のオンパレード。
アジャ、手をつかんで起こすラリアート3発。
アジャ、バックドロップ、Hikaruすかして回転エビ、しかしアジャ見切ってパンチ、10分経過。
REM側のセコンド(植松、ZEST.co)が乱入。
アジャがコーナー上がったところをHikaruがキャッチして投げ。
さらにHikaruがコーナー上に上がったところをREMの乱入により落とされて場外乱闘。
Hikaru、椅子で殴られ流血。リングに戻ってアジャのバックドロップ、カウント2。
アジャ、流血のHikaruの額に噛み付き。
アジャ、灯油缶を置いてのブレンバスター、Hikaruの頭が灯油缶にめり込む。
アジャ、もう一度ブレンバスター、
Hikaru切り返して脱出、スピアーで反撃。カウント2。
Hikaru、コーナー上に登ってミサイルキック、カウント2。
再度コーナー上からHikaru狙うも、植松に阻止される。
アジャ、コーナー上に登って背面エルボー、カウント2。
アジャ、ブレンバスター、カウント2。
アジャ、裏拳、ラリアート、カウント2。
アジャ、コーナー上に登って背面エルボー、これでカウント3決着。
8/5同所に続いてマタしても大股開きで大の字にノックアウトされたHikaru。これって彼女の持ちネタなのか?
(しかも前回とは反対側に座っていた我々に再び大サービス)
まあそれはともかくとしてタッグ、シングルでアジャに連敗したHikaru。
彼女に足りないものは何なのか。
Hikaruにはどうやったら勝つのかというイメージが希薄だ。
説得力と破壊力のある必殺技の開発が急務ではないかと考える。
【第5試合】
“極太あやや”高橋は第1試合に続いて本日2試合目。
2回見られるというのはもうけと解釈するべきなのか?(笑)
JWP側の合体攻撃に苦戦したSUNチームだったが、前村の踏ん張り、高橋の重爆攻撃が功を奏す。
最後はナナラッカで高橋がフォール勝ち。
大阪で対戦する日向あずみと高橋が火花を散らす。
締めのマイクは試合前の漫才とメインで奮闘した前村。
前回は負けっ放しのSUN勢だったが今回はメインに勝利してうまく締めることができた。
風香、華名らビジュアル系(?)の参戦も観客動員に追い風になっているのかも。
観戦は2度目の団体だが不思議な期待感を持たせてくれて、足を運んでしまう(笑)。
(2007.0923)
(株)ファーストオンステージ
プロレスリングSUN「COLORS 〜saFIRE!!!〜」
2007年9月22日 東京・新宿FACE
観衆380人(公式サイトより)
1.15分1本勝負
○高橋奈苗(体固め、10:42)華名●
*タックル。
2.15分1本勝負
○渋谷シュウ(エビ固め、8:27)闘牛・空●
3.20分1本勝負
○植松寿絵、ZEST.co(エビ固め、12:34)風香、夏樹☆たいよう●
4.30分1本勝負
○アジャ・コング(体固め、11:32)Hikaru●
*コーナー上からの背面エルボー。
5.30分1本勝負
○高橋奈苗、前村早紀(エビ固め、22:15)日向あずみ、闘獣牙Leon●
*ナナラッカ。
今回は前回と違って全試合、公式タイムをきちんと場内発表していた。
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