No.370 全日本プロレス「2009新春シャイニング・シリーズ」開幕戦
バトルロイヤルは意外な結末に!
全日本プロレス「2009新春シャイニング・シリーズ」開幕戦
2009年1月2日 東京・後楽園ホール
同行者=千里眼
全日本プロレス コンプリートファイル2009 1st STAGE [DVD]
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【第3試合】
高山が武藤全日本初登場。
ゾディアック、ラリアート、ストンピング。高山エルボー攻撃。
ゾディアック、背面エルボー。のど輪落としは失敗。
高山、ゾディアックをリフト、コーナーに逆さ吊りにしてボディーにニーリフト。
高山、バックドロップから走りこんでのニーリフトをボディーに決め圧勝。
【今日のゾディアックさん】
首に縄は掛けているが、髪が赤いだけでもうすっかり素顔。
十字架、大勢のセコンドは省略されていてすっきりしたもん。
ゾディアックの「Z」を示す、両手を動かしてZの形をつくる変なパフォーマンスも披露。
おまけに以前は身長・体重不明とコールされたはずだったが、この日は「○○パウンド」と紹介され
「正体不明の犯罪者」みたいなコンセプトはどこへやら。
昨年末に痛めた脇腹には白いテーピング。
高山にボディーを集中攻撃されて痛々しそうな雰囲気で若手の方をかりて退場。
・・・縄はコーナーに忘れてっちゃった(あとで関係者が回収)。
もう賞味期限切れかなあ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・と思っていたらこの後思いもよらぬ結末が!
【第1試合】
今年は菊タローが出てないなあ・・・などと考えていたら荒谷が菊タローの芸を伝承していた(註:1/3には菊タロー出場)。
荒谷は「エーゲ海に捧ぐ」とT.Rexの「20th Century Boy」の合体曲で入場。
大和にカンチョー攻撃、レフェリーの村山にもカンチョー!
レフェリー怒って大和を「やっちゃえ!」とけしかける。
荒谷がロープをまたぐ時に大和とレフェリーが同時にロープを蹴っ飛ばしてロープが荒谷の股間を直撃!
しかし最後は荒谷が重爆ムーンサルトで勝利。
【第2試合】
北側の外国人の観客達がドーリングを盛んに挑発(お友達?)。
ドーリング、スパイラル・ボムで勝利するも退場時TARUが椅子を投げあわやおいらに直撃寸前(前のスタッフの人に当たりました)。
【第4試合】
渕とケアでパンチ、チョップ合戦。ケアのチョップがすごい音を立てると渕がものすごく痛がる。
チョップでダウンした渕にケアが「フッチー!」と手拍子。
MASADAと西村になって西村がドリーのような膝をつくエルボー。
ヘッドロックからグランドで西村ヘッドシザース。MASADA噛み付きで脱出。
レフェリーの和田京平が怒る「(歯の)跡ついてるじゃないかよ!」。
MASADAと渕、渕がボディスラム、ケアにもボディスラム試みるも河津の合体攻撃を受ける。
西村がケアと場外戦の隙に、渕がMASADAにスモール・パッケージ連発。
最後の6発目でフォール勝ち。
【第5試合】
平井がVM入りして「へイト」に変身してました。
鈴木の入場曲も「風になれ」から変わってました。
椅子を持ち込んで座りVMの入場を眺める鈴木。
ヘイトは消火器を持ち込んでの入場。
YASSHIがマイクパフォーマンスをヘイトにつなごうとした瞬間、愚連隊が突進、乱闘でスタート。
鈴木とヘイト、パンチ合戦。NOSAWAがヘイトにキャメルクラッチ、鈴木がロープに飛ぶ。
飛んで飛んで、加速をつけたのかと思ったら、
鈴木ピタっと止まってチョン、とストンピング。小馬鹿にしたようなムーブ。
YASSHIとNOSAWAに変わった時、コーナーでクッションをほどいて仕込みを行なうヘイト。
鈴木はコーナーで「あんなの三流」とか聞こえるように。
VM、NOSAWAを自軍コーナーへ引っ張り込んで二人で足で押し込む。
鈴木がカットに入ってヘイトを蹴り1発で場外に落とす。
ヘイト懲りずに戻ってNOSAWAに噛み付き。鈴木「レフェリーよく見ろよ」。5分経過。
VM、NOSAWAに椅子攻撃、同士討ち。タッチして鈴木とヘイト。キック、張り手。
VM、ダブル攻撃。ベンジュラムの体勢からニードロップ。
ヘイト、ヒジに怪しいサポーター装着。
YASSHIが鈴木を固定したところにコーナー上から落下して急所にヒジを落とす。
鈴木チョップで脱出、YASSHIが鈴木を押さえつけたところでヘイトが消火器を準備。
一旦はNOSAWAが阻止するが、リング内の鈴木がYASSHIにスリーパーからゴッチ式パイルドライバーを決めると
ヘイト消火器使用、しかもレフェリーに吹きかけたため1発で反則負け。
鈴木にいやがらせ連発のヘイトはなかなか面白い。
平井に光をあてるという方法は、別な新しい人を連れてくるわけでもなくお手ごろでいい方法だと思う。
受けて立つ鈴木もこれでもかって感じが出ていてこの絡みは今年も注目か。
【バトルロイヤル】
高山がこの日と次の日対戦するVMの大型外国人に食らわされて、まず退場。
西村が武藤にスモールパッケージを決めるが、本来はここでよったたかってひっくり返して西村もフォールするのが定石。
ゾディアックは途中からお腹押さえて場外でしゃがみこみ、「ああこれでうやむやのうちにリングアウトになるか」と思っていたが。
荒谷と浜は序盤から結託。
終盤二人で西村をコーナーに追い込んでボディアタック。
何度やっても浜が荒谷をハンマースルーで放るので、
その都度荒谷が西村のキックを顔面に食らう。
「今度はお前が行け」とばかりに荒谷が浜を西村にぶつけると
西村がコーナーに上がって回転エビ。
浜がこらえているところに荒谷が忍び寄って浜にカンチョー!
浜そのまま全体重をあずけて西村をフォール、
荒谷がその浜をひっくり返してフォールすると勝ち名乗り!
しかし!
ここで死んだ振りしてたゾディアックがするするとコーナー上へ!
勝ち誇る荒谷が振り向いた瞬間にダイブしてラリアートを決めてフォール!
・・・
何 と ゾ デ ィ ア ッ ク さ ん が バ ト ル ロ イ ヤ ル 優 勝 !
↓喜びの表情のゾディアックさん。
・・・もうフツーの人だな、こりゃ(笑)。
ご機嫌のゾディアックさん、プレゼンテーターの人にもZのパフォーマンス強要(笑)。
まあキャラは初期から大分変わったが
(というか初期設定がだんだんおざなりになって行ってるだけだが)
まだ使ってもらえるようで、それはそれでゾディアックさんにしてみればよかったのかも(笑)。
(09.0103)
全日本プロレス「2009新春シャイニング・シリーズ」開幕戦
2009年1月2日 東京・後楽園ホール
観衆2100人(満員)
1.30分1本勝負
○荒谷望誉(片エビ固め、8:28)大和ヒロシ●
*ムーンサルト。
2.30分1本勝負
○ジョー・ドーリング、TARU (エビ固め、12:55)征矢学、真田聖也●
*スパイラル・ボム。
3.30分1本勝負
○高山善廣(体固め、2:40)ゾディアック●
*ランニング・ニーリフト。
4.第81代アジアタッグ王座決定トーナメント一回戦時間無制限1本勝負
○渕正信、西村修(スモール・パッケージホールド、11:11)太陽ケア、MAZADA●
5.第81代アジアタッグ王座決定トーナメント一回戦時間無制限1本勝負
○鈴木みのる、NOSAWA論外(反則、10:18)ヘイト、 "brother"YASSHI●
6.第81代アジアタッグ王座決定トーナメント一回戦時間無制限1本勝負
○小島聡、KAI(体固め、17:10)諏訪魔、土方隆司●
*ラリアート。
7.第81代アジアタッグ王座決定トーナメント一回戦時間無制限1本勝負
○武藤敬司、カズ・ハヤシ(体固め、16:52)近藤修司、浜亮太●
*シャイニング・ウィザード。
8.ヘビー級バトルロイヤル(時間無制限・15人参加)
(退場順)
●高山善廣(ドーリングとゾディアックのクローズ・ラインでオーヴァーザトップロープ)
●小島聡、諏訪魔(ジャーマン、ラリアートの応酬でダウンしたところ大勢に押さえ込まれる)
●太陽ケア、ジョー・ドーリング(もみ合って場外に落ちる)
●TARU(鈴木の回転エビ固め)
●武藤敬司(西村のスモールパッケージ)
●征矢学、真田聖也(エビ固めの攻防)
●鈴木みのる(ヘイトに幻惑されオーヴァーザトップロープ)
●ヘイト(西村の逆さ押さえ込み)
●西村修(浜の押し潰し)
●浜亮太(荒谷のエビ固め)
決勝:○ゾディアック(体固め、8:02)荒谷望誉●
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