No.451 IGF「INOKI GENOME FIGHT 4」 ワールドトーナメント準決勝、目玉のクリス・バーネット敗退。
IGF「INOKI GENOME FIGHT 4」
2015年8月29日 東京・両国国技館
同行者＝なし
【第9試合（セミ）・準決勝、ロドリゲスjr vs.ムハマド】
ムハマドがパンチからバックを取って背後からのパンチ。
テイクダウンを奪って上からのパウンド。
ロドリゲスjrエプロンへ。故意に場外に出たと判断され注意。
ムハマド首相撲でコントロールしながら打撃。
しかしロドリゲスjrが反撃、テイクダウンからパウンド連打、
ムハマド出血してドクターチェック。
再開後ロドリゲスjrが突進してパンチ、
右ストレートがヒットしてムハマドがダウンしたところでレフェリーが止めた。
「聖なる拳」ロドリゲスjrが逆転勝利で決勝進出。
【第10試合（メイン）・準決勝、クリス・バーネットvs.オリィ・トンプソン】
ここまでIGF3連勝のクリスが遂にメインエベントのリングに立つ。
開始後まもなくトンプソンの膝蹴り？がクリスの急所に入ったらしく
一旦試合ストップ。
再開後クリスがパンチを振り回し突進。しかし当らずクリンチ。
コーナーで膠着したあとスタンド再開。
このパターンが何度か続く展開。
クリス後ろ回し蹴りやとび蹴りなどを見せて場内を沸かすが
いずれも当たらない。
2R開始時クリスが大声を出して自分を鼓舞？
しかし1Rと同じような展開が続き、
クリス押されてごろりと後ろに倒れて1回転。
トンプソン上になってパンチ連打。
クリス立ちあがるが印象が悪い。
この後両者スタミナ切れになったか手数が少なくなり、
特にクリスは両腕のガードが下がってしまう。
判定はトンプソン。クリスはヤケ気味に逆立ち、側転のパフォーマンスを披露。
まあ、こういうのは勝ってやるから映えると思います。
ということでトーナメント目玉のクリスが意外にも準決勝で敗退。
トンプソンは勝ったけど地味なので、
決勝は陽気なブラジリアン、「聖なる拳」ロドリゲスjrに頑張ってもらいたい。
【第6試合・國奥vs.金子】
初参戦のエドモンド金子は格闘技バックボーンが相撲で、高校生の時は現在の体重の約2倍の130kgあったとか。
試合は一瞬のテイクダウンから國奥が上を取ってパウンド連打で秒殺勝利。
ベテラン（失礼）が無敗の新鋭に土をつけた。
【第8試合・石井vs.ペン】
テイクダウンさせた後石井が圧倒。鉄槌、アームロック。
ロープ際ペンが立ち上がろうとしたところを逃さず背後からのチョークスリーパーで勝利。
もっと早くからこういう一本を取れる技を習得しておくべき。
【第3試合・鈴川vs.鈴木】
鈴木は「ブルー・アイド・ソウル」で入場、全日本時代のビル・ロビンソンの入場曲。
鈴川はほっそりしてレスラーらしい体型になった印象。
しかし試合は試合前VTRの因縁試合という煽りに反して鈴木の得意なレスリング展開になり、鈴木が腕十字、ジャーマン。
最後はロビンソンが鶴田から一本を取ったエビ固め（発表決まり手は「ヨーロピアン・クラッチ」）でピンフォール勝ち。
入場曲といい鈴木が「ロビンソン最後の弟子」をアピールしまくった。
試合後、鈴木のマイク挑発で乱闘、この日の立会人藤原喜明が登場して両者を分ける。
【第4試合・青木vs.橋本】
序盤はスタンドでの蹴りあいから始まったが
発表では15kgぐらい？体重が軽い青木がグランドで橋本を圧倒。
しかし橋本、水面蹴りからシャイニング・ウィザード（笑）、父含む三銃士の技じゃん。
青木再びグランドでコブラツイストから腕十字で決着。
【第5試合・藤田vs.澤田】
IGF独特のごつごつした打撃中心の乱戦。
藤田、パンチ、頭突きで澤田を圧倒する。
しかし澤田も張り手、パンチ、ヘッドバットで反撃、藤田が後ずさりするシーンも。
澤田頑張ったが2度目のパワーボムでフォール負け。
しかし藤田が澤田の手を上げてたたえるシーンがあった。
('15.0830-0923）
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IGF「INOKI GENOME FIGHT 4」
2015年8月29日 東京・両国国技館
観客5650人
1. GENOMEルール15分1本勝負
○将軍岡本（片エビ固め、5：37）奥田雄介●
＊ブレンバスター。
2. GENOMEルール20分1本勝負
○ワン・ビン、ケンドー・カシン（エビ固め、9：41）ヌックス、タイラス●
3．GENOMEルール20分1本勝負
○鈴木秀樹（エビ固め、4：47）鈴川真一●
4．GENOMEルール20分1本勝負
○青木信也（腕ひしぎ逆十字固め、6：09）橋本大地●
5.GENOMEルール30分1本勝負
○藤田和之（エビ固め、9：37）澤田敦士●
＊パワーボム。
◎15分休憩後、猪木劇場。
6.IGFルールライト級・5分2R
○國奥麒樹真(TKO、1R0：16) エドモンド金子●
＊パウンド連打。
7.IGFルールオープンウェイト級・5分2R
○ジャスティン・ウィリス（判定2-0)リズヴァン・クニエフ ●
8.IGFルールオープンウェイト級・5分2R
○石井慧（チョークスリーパー、1R3：07)ウィリアム・ペン●
9.IGF WORLD GP 2015 準決勝 IGFルール・5分2R
○フェルナンド・ロドリゲスJr (TKO、1R1：39)ヨセフ・アリ・ムハマド●
＊右ストレート。ロドリゲスJrが決勝進出。
9.IGF WORLD GP 2015 準決勝 IGFルール・5分2R
○オリィ・トンプソン (判定3-0)クリス・バーネット●
＊トンプソンが決勝進出。
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