No.452 IGF「INOKI-BOM-BA-YE2015」 ワールドトーナメント決勝、トンプソンが優勝。
IGF「INOKI-BOM-BA-YE2015」
2015年12月31日 東京・両国国技館
同行者=なし
大晦日、さいたまSAで開催される「RAIZIN」もありましたが
両国の方が家に近いということ、
また8月の準決勝を見ているので決勝も見たいな・・・と考え、
こちらの観戦にしました。
しかし全カード発表が遅くて、カード見てみればあまり気合いの入ったマッチメークもないままでした。
【第8試合(メイン)・トーナメント決勝、ロドリゲスjr vs.トンプソン】
一旦ロドリゲスの膝がトンプソンの下腹部に当たってタイムストップがあったが
前回に続いて再開後にロドリゲスが強いスタンド打撃勝負を挑む。
スタンド再開後の突進パンチラッシュがロドリゲスの前回の勝ちパターン。
手数と圧力でロドリゲスが前進するが
下がりながらもタイミング良くトンプソンの右が当たってロドリゲス大きくあおむけにダウン。
トンプソンすかさず詰めて上を取るがすでに決着していたようで
英国のトンプソンが優勝!
表彰後チャンピオンベルトも贈呈されたので
特に場内に発表もなかったけど、IGFチャンピオンシップもトンプソンが王者になった模様(第5代)。
【第4試合・鈴川vs.クリス・バーネット】
2014年大晦日の再戦。
クリスはいつものように熊の着ぐるみのコスチュームでダンスしながらの入場。
開始後、鈴川はローキックでけん制。
ロープ際でもつれた後、クリスが鈴川を大きく持ち上げて後方に投げてテイクダウンを奪う。
これでクリスが上になり、完全なマウントではないが体重で圧倒。
ここからクリスがパウンド連発、鈴川徐々に体勢を悪くしていき
クリスのKO勝ちが宣告された。
クリス勝利のダンス&逆立ちを披露。
独特の体型といい、豪快な勝ち方といい、人気者、とても集客力のある選手だと思う。
IGFはRAIZINに引き抜かれないように、大事にしていったらいいと思う。
鈴川は見るたびに体型がシェープされて動きも良くなり力士から脱却しているようだが
なかなか結果がついてこない。まあ強い相手が多いので仕方ないかもしれないが。
【第3試合・山本vs.奥田】
開始後奥田がレスリング的タックルを仕掛ける。
山本これを冷静にキャッチして首相撲から膝蹴り連打。
さらにコーナー際に後退した奥田の顔面に膝蹴りを見舞い26秒の秒殺勝利。
終了後山本はマイクを取って奥田への謝辞と、青木への再挑戦を表明。
でもマイク長かった、試合時間より長かった!
【第5試合・青木vs.シウバ】
29日のRAIZINで総合ルールで桜庭を破った青木がプロレスでアマゾンの大巨人と対戦(笑)。
青木序盤はシウバに捕まらないように走って逃げる、場外にも逃げる。
シウバは外の青木をリング内から長い脚で蹴ろうとする。
脚を青木がキャッチしてテイクダウンさせリングイン。
青木腕十字などで攻撃するが体格差のあるシウバがことごとく技を返す展開。
シウバはネックハンギングなど豪快な技を繰り出す。
テイクダウンに成功した青木がバックからスリーパーホールド。
シウバ技をかけられたまま立ちあがって抵抗するが徐々に技が効いてきて体勢が沈んでゆく。
最後はタップで何と小さいほうの青木が勝利。
勝利宣告後青木脱兎のごとく走ってマットを去る(笑)。
【第6試合・小川vs.橋本大地】
もうはじめっからクラッシュマッチになるのが目に見えてるカードだよなあ。
国技館前の記者会見のVTRが出ましたが、普段着に帽子で出てきた大地に小川が注文をつけて試合前から険悪。
ゴング前に大地が仕掛けるも場外戦、小川のキックでダウンする大地。
↑場外でダウンした大地の前に仁王立ちの小川。
リング内に戻っても打撃量の差は歴然で、小川のパンチ、キック1発でダウンする大地。
バックドロップなども見せるも、最後は小川のキックでノックアウト負け。
小川マイクで「出直せ、その頭何とかしろ(大意)」とアピール。
すると次の試合の藤田が入ってきて藤田も大地をシバく。
藤田勢い凄くて小川が藤田を止める始末(笑)。
まあ大地の現状に誰も納得してないということでしょうね。
【第7試合・藤田vs.澤田】
前の試合の終了後に乱入した藤田がそのままリングに残って、
我孫子市市議会議員に当選した「議員プロレスラー」澤田が入場。
長いにらみ合いからグランドで藤田がコントロール。
スタンドに戻って藤田パンチ。澤田がヘッドバットで応戦。藤田効いた様子で後退。
澤田バックドロップ3発で攻撃するが藤田パンチ1発で挽回、
ダウンした澤田にサッカーボールキックを空振りするが、すでに決着。
澤田担架で退場。
前回に続きハードヒット連発のクラッシュマッチになりました。
【あの選手が突如出現!】
メインの決勝戦前、特別立会人とコールされると場内に「カルミナ・ブラーナ」がかかる。
えーっと、この曲は誰の入場曲だったかな・・・?
と思っていたらスーツ姿のジェロム・レ・バンナが登場。
思ったより着やせするんですね・・・って、
大晦日「RAIZIN」の元大関バルト戦を一方的にキャンセルしたんじゃなかったですか、
いいんでしょうかね、IGFはリング上げちゃって。
RAIZINとIGFが敵対関係になりそうで心配。
ラストはプレゼントつきの108個のサインボール投げ、猪木の123ダーで終了。
いつになくほのぼのした感じで終了しました。
期待値が低かったせいもありますが短時間で豪快にKOする試合が多くて
思ったより楽しめました。
試合数が少なかったのと短時間決着が多くて終了が18:50頃(笑)。
早く終わるのはいい。
('15.1231-'16.0101)
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IGF「INOKI-BOM-BA-YE2015」
2015年12月31日 東京・両国国技館
観客6239人(日刊スポーツ記事による)
1. GENOMEルール20分1本勝負
○柴田正人(片エビ固め、7:41)那須晃太郎●
*コーナー上からのダイビング・ボディプレス。
2. GENOMEルール20分1本勝負
○将軍岡本(片エビ固め、5:31)ワン・ビン●
*ライガーボムからいったん離れて押さえ込む。
3.IGFルールライト級・5分2R
○山本勇気(KO、1R0:26)奥田啓介●
*コーナー際膝蹴り。
4.IGFルールオープンウエイト級・5分2R
○クリス・バーネット(KO、1R1:44)鈴川真一●
*パウンド連打。
◎15分休憩後、猪木劇場。
5.GENOMEルール30分1本勝負
○青木信也(スリーパーホールド、3:07)モンターニャ・シウバ●
6.GENOMEルール60分1本勝負
○小川直也(レフェリーストップ、3:14) 橋本大地●
*顔面へのキック。
7.GENOMEルール60分1本勝負
○藤田和之(レフェリーストップ、6:08)澤田敦士●
*右パンチ。
8.IGF WORLD GP 2015 決勝 IGFルール・5分3R
○オリィ・トンプソン (KO、1R2:08)フェルナンド・ロドリゲスjr●
*右パンチ。トンプソンが優勝。
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