No.456「巌流島 世界武術団体対抗戦 2017 in MAIHAMA 日本代表vs世界選抜」菊野、過去敗戦のUFCファイターに圧勝。

「巌流島 世界武術団体対抗戦 2017 in MAIHAMA 日本代表vs世界選抜」
2017年1月3日 舞浜アンフィシアター
同行者=なし

【メイン・大将戦・菊野vsソウザ】
菊野がUFC時代1RKO負けしたケビン・ソウザを迎え撃っての一戦。
軽い打撃の交錯から打ち合いになり、
菊野が相手のパンチをいなした左で、背中をうまく使い伸び打つようにフックをかますと
ソウザの首筋辺りに当たってソウザダウン。
すかさず距離を詰めてマウントの体勢でパウンドを連打した菊野だったが
左ロングフックで勝負あった様子。
菊野圧勝!



早すぎてまた画像撮れませんでした(苦笑)。

【副将戦・田村vsブラマ】
ジークンドーはブルース・リーが開発した流派。
まさかそういうものが実際の試合で見れるとは夢にも思いませんでした。
しかも相手は田村、ブルース・リーvsUWFというありえないカードが実現。

田村いつもの曲で入場、客席四方にお辞儀するいつものパフォーマンス。
しかし田村動きにキレがなくいつものミドルキックも出ない。
ブラマの右のリードパンチ、ストレートが多く入って殆ど何もできず判定負け。
対抗戦でこの試合だけ寝技30秒、関節・絞めありの特別ルールで田村にアドバンテージがあると思われましたが。



【中堅戦・瀬戸vsマーカス】
蟷螂拳・瀬戸は試合巧者。
マーカス、カポエイラの変則的な回転蹴りで牽制。瀬戸も奇声を上げてのパンチ。
クリンチでもつれたマーカスが上になったまま寝技となりパウンド連打でマーカスの勝利。
試合後マーカスはセコンド?1名とカポエイラのパフォーマンス。



【先鋒戦・渡辺vsチェ】
渡辺は獰猛さを前面に押し出す戦い方をするボクシング元日本王者。
投げに行ったりカポエイラのような変則的な蹴りを試みたりする。
2R開始直後、際で倒れたとき相手の体重が渡辺の足に直接かかり渡辺足を負傷。
ケンケンの状態で粘ったがタオルが投げられてTKO負け。

【オープニングファイト第1試合 伊左次vs原】
寝技15秒で関節・締めなしのこのルールだと柔道家は厳しいなあ・・・と思っていましたが。
原がパンチでプレッシャーをかけると伊左次道着を掴んで背負い投げで場外へ投げる。
原の押し出しで1R双方場外2対2でリーチがかかったが
伊左次再度の背負い投げで原を場外に投げだして転落3回を奪取して勝利。
柔道というバックボーンを最大限に使った勝利に感心しました。
同時のこのルールでの着衣の投げ技の有効性も感じました。


↑相手を場外に投げ落とす。

試合の合間に演武や舞踊、武術的なライブパフォーマンスがあったりして楽しめました。
福袋買った方10人限定で小見川選手の「開運巴投げ」というコーナーもあって、最後は客席から挙手して登場したミニスカの女性!
またフロントのイベントスペースではボクシングの内藤大助元選手も参加しての餅つきや鏡割りなどもあり、
お餅や日本酒を限定無料配布。
観客にいろいろな部分で楽しんでもらおうという主催者側の気持ちが伝わりました。
メインのノックアウトもありなかなかおもしろかったです。

この大会の大きい写真はこちら→ブログに飛びます。
(170103-04)

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「巌流島 世界武術団体対抗戦 2017 in MAIHAMA 日本代表vs世界選抜」(第2部)
2017年1月3日 1月3日 舞浜アンフィシアター
観客?人

第1部

1.第1回大学対抗武術駅伝 絆 1回戦 3分2R
○村田純也(東京国際大学/柔道)(一本勝ち、1R0:10)藤森歩(立命館大学/学生プロレス)
*腕十字固め。

2.第1回大学対抗武術駅伝 絆 1回戦 3分2R
○高橋京輔(日本大学/学生キックボクシング)(判定3-0)久保田竜(山梨学院大学/空手)

3.第1回大学対抗武術駅伝 絆 リザーブマッチ 3分2R
○坂井克好(日本大学/学生キックボクシング)(一本勝ち、1R1:51)龍頭慧(立命館大学/学生プロレス)
*チョークスリーパー。

4.オープニングファイト第1試合 70kg契約 3分2R
○伊左次雄介(柔道)(一本勝ち、1R2:31)原一隆(新空手)
*第1Rで転落3回奪取。

5.オープニングファイト第2試合 75kg契約 3分2R 特別ルール(関節技、絞めあり)
○濱岸正幸(U-FILE CAMP)(判定3−0)ハ・ウンピョ(韓国/テコンドー)

第2部

6.第1回大学対抗武術駅伝 絆 決勝戦 3分2R
○村田純也人(東京国際大学/柔道)(一本勝ち、1R0:29)高橋京輔(日本大学/学生キックボクシング)
*腕十字固め、村田が第1回優勝。

世界武術団体対抗戦
○世界選抜(3−2)日本代表●

7.世界武術団体対抗戦 先鋒戦「地」 65kg契約 3分3R
○チェ・ミンス(韓国/テコンドー、キックボクシング、MMA)(一本勝ち、2R終了)渡辺一久(フリー/ボクシング)
*渡辺足の負傷でタオル投入。

8.世界武術団体対抗戦 次鋒戦「水」 62kg契約 3分3R
●アディチャ・カトカデ(インド/コシティ)(判定0−3)町田光(キックボクシング/REBELS 60kg級王者、WPMF世界スーパーフェザー級王者)

9.世界武術団体対抗戦 中堅戦「火」 80kg契約 3分3R
○マーカス・レロ・アウレリオ(ブラジル/カポエイラ)(一本勝ち、1R1:38)瀬戸信介(フリー/蟷螂拳)
*パウンド。

10.世界武術団体対抗戦 副将戦「風」 80kg契約 3分3R 特別ルール(寝技30秒、関節技、絞めあり)
○オナルド・ブラマ(イタリア/ジークンドー、MMA)(判定3-0)田村潔司(プロレスリング/U-FILE CAMP)

11.世界武術団体対抗戦 大将戦「空」 70kg契約 3分3R
●ケビン・ソウザ(ブラジル/MMA)(一本勝ち、1R1:59)菊野克紀(フリー/沖縄拳法空手/巌流島全アジア武術選手権'16優勝)
*左フック→パウンド。
*3勝2敗で世界選抜の勝利。第1部の途中から観戦。

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