No.278
猪木対UWF代表・藤原戦 新日本プロレス「ニューイヤーダッシュ’86第27戦(最終戦)」




新日本プロレス「ニューイヤーダッシュ’86最終戦」
1986(昭和61)年2月6日 東京・両国国技館
同行者=千里眼(他にいたかもしれない)

大阪でのUWF代表決定戦で前田日明に勝った藤原喜明が猪木とのシングルマッチに挑んだ一戦。
ゴング後両者なかなかコーナーから出ず。
ゆっくりと藤原が相手コーナーの猪木に向かう。
張り手、パンチ合戦からグランドへ。
藤原のアキレス腱固めに猪木「決める方向が違う」と効いていないゼスチャー。
猪木の腕ひしぎ逆十字、藤原の脇固めが火花を散らす。頭突き合戦は互角。
猪木、コーナーに藤原を詰めてローキック連発。
ブレンバスター狙いの猪木、藤原がすかして脇固めを狙うと猪木が下腹部にキック。
藤原ダウン。UWFのセコンド勢、前田、高田らが「急所に入った」と猛抗議。
猪木延髄斬りからアリキック。藤原一本足頭突き連発。
しかし猪木が昭和49年の大木戦を思い起こさせるカウンターストレートで逆襲。
ダウンした藤原にスリーパーホールド。これで決着。
勝ち誇る猪木に、ジャージ姿でリングに乱入した前田日明が喉元へ強烈な回し蹴り。

(2006.0610)

新日本プロレス「ニューイヤーダッシュ’86第27戦(最終戦)」
1986(昭和61)年2月6日 東京・両国国技館
観客1万1190人(超満員札止め)=主催者発表

1.15分1本勝負
○橋本真也(岩石砕き固め、10:21)野上彰●

2.20分1本勝負
○荒川真、後藤達俊(体固め、11:02)力抜山、金秀洪●

3.30分1本勝負
○T.セントクレアー(片エビ固め、9:04)蝶野正洋●

4.30分1本勝負
○小杉俊二、山田恵一(逆さ押さえ込み、11:25)B.タイガー、スコーピオン●

5.30分1本勝負
○ケンドー・ナガサキ、坂口征二、星野勘太郎(体固め、11:48)マッドマックス1号、2号、ジョニー・マンテル●

6.IWGPジュニアヘビー級王座決定戦60分1本勝負
○越中詩郎(原爆固め、15:22)ザ・コブラ●
*越中が初代王者。

7.60分1本勝負
○ケビン・フォン・エリック(反則、9:33)木村健吾●

8.60分1本勝負
▲藤波辰巳(両者リングアウト、5:40)ケリー・フォン・エリック▲

9.60分1本勝負
○A.猪木(裸絞め、19:37)藤原喜明●



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