No.315
猪木がM.斉藤戦に向けて未知の関節技を披露 新日本プロレス スプリングフレアーアップ’87(最終戦)



新日本プロレス「スプリングフレアーアップ’87」(最終戦)
1987(昭和62)年3月20日 東京・後楽園ホール
同行者=千里眼(他にいたかも知れない)

3月26日大阪の「INOKI闘魂LIVE Pt.2」の直前の興行。
ヤングライオン杯決勝戦は終始橋本がキックで優勢だったが
攻めあぐんだ橋本がボディスラムに来たところを蝶野が丸め込んで3カウントの大逆転勝利。
意外にあっけなく優勝が決まった。
橋本はこの時はまだのちのロングパンタロンではなくて普通の黒のショートトランクスにシューズ。

猪木‐ナガサキはゴング前ナガサキが奇襲。
しかし猪木がグラウンドに持ち込むと見たこともない関節技を見せた。
両足でナガサキの右腕をシザースしてヒジを極め、両手で残った左腕を取ってチキンウイングのように極める。
ナガサキがあっという間にギブアップ。はじめて見る妙技に興奮。
大阪での闘魂LIVE Pt.2ではアメリカ刑務所帰りのマサ斉藤が「監獄固め」という技を披露するという報道があり
この日の猪木の技が対監獄固めの秘密兵器としてクローズアップされた(註1)。

メインのIWGPタッグ王座決定戦は前田、高田のキックをサンドバッグ状態になりながらも耐え抜いた越中が
最後の最後で下からの首固めを決めて勝利、しかし26日の闘魂LIVE Pt.2での再戦では王座は前田組のものとなる。

(2007.0711)
註1:しかし異種格闘技戦でもザ・モンスターマン戦前に見せた「新卍固め(変形のストレッチ)」も本番では出さず、
どうも猪木はその手の肩透かしは常套のようだ。

新日本プロレス「スプリングフレアーアップ’87」(最終戦)
1987(昭和62)年3月20日 東京・後楽園ホール
観客2400人=主催者発表

1.15分1本勝負
△佐野直喜(時間切れ引き分け)船木優治△

2.20分1本勝負
○畑浩和(背骨折り、9:14)野上彰●

3.30分1本勝負
○G.高野、星野勘太郎(体固め、11:41)<シープハーダーズ>ブッチ・ミラー、ルーク・ウィリアムス●

4.30分1本勝負
○藤原喜明、木戸修(脇固め、8:33)R.スタイナー、ジョージ・ウェールズ●

5. 30分1本勝負
○藤波辰巳、坂口征二(サソリ固め、10:48)S.ウィリアムス、ジェリー・グレイ●

6.第3回ヤングライオン杯優勝戦60分1本勝負
○蝶野正洋(首固め、14:11)橋本真也●
*蝶野が初優勝、レフェリーは藤波。

7. 60分1本勝負
○A.猪木(変形羽根折り固め、4:22)ケンドー・ナガサキ●

8.IWGPタッグ王座決定戦60分1本勝負
○越中詩郎、武藤敬司(首固め、17:04)前田日明、高田伸彦●
*越中、武藤組が第4代王者。



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