No.319
新日本プロレス サマー・ナイト・フィーバー・イン・国技館(初日)
新日本プロレス「サマー・ナイト・フィーバー・イン・国技館」(初日)
1987(昭和62)年8月19日 東京・両国国技館
同行者=千里眼(他にいた)
この時期、怪我して入院していた。
チケットは怪我する前に購入していたので、病院に外出許可を提出して両国国技館へ。
旧世代軍のマサ斉藤がビザの関係で来日できず、やむなく代打で白羽の矢が立ったのは武藤。
第3世代とも言うべき武藤が旧世代軍入りした時点で世代闘争はうやむやになりコンセプト自体が雲散霧消。
若い武藤よりは木戸修あるいは上田馬之助を旧世代軍に入れた方が説得力があったのではないだろうか。
・・・と考えると年齢的には近いもののデビューが新日本だった藤原が旧世代軍で
日本プロレスデビューだった藤波や健吾が新世代軍というのもおかしいし。
またマスクマンのマシンの存在も意味不明、正体明かしているようなものだし。
そもそもこの対立構造は初めっから無理のある設定だったと考えるべきかもしれない。
メインの5対5は猪木が早々に消えてしまったためか緊張感なくて
旧世代軍最後の生き残りは何と武藤という、最も説得力に欠ける展開。
まあそれでも試合は楽しめた、ジュニアトーナメントではダークホース後藤の意外な勝利、若手の船木の善戦で沸いたし。
単調な入院生活の気分転換になった、終わったら当然タクシーで病院に逆戻り(笑)。
(2007.0722)
新日本プロレス「サマー・ナイト・フィーバー・イン・国技館」(初日)
1987(昭和62)年8月19日 東京・両国国技館
観客1万1070人(超満員札止め)=主催者発表
1.15分1本勝負
○飯塚孝之(逆片エビ固め、10:08)宮戸成夫●
2.20分1本勝負
○大矢健一(逆エビ固め、10:43)片山明●
3.20分1本勝負
○安生洋二、中野龍雄(チキンウイングアームロック、18:09)佐々木健介、松田納●
4.30分1本勝負
○ドン荒川(卍固め、9:30)橋本真也●
5.30分1本勝負
○木戸修、B.キャット(逆エビ固め、12:12)G.高野、小杉俊二●
6.IWGPJ.ヘビー級王座決定トーナメント1回戦30分1本勝負
○後藤達俊(エビ固め、11:11)保永昇男●
7.IWGPJ.ヘビー級王座決定トーナメント1回戦30分1本勝負
○小林邦明(フィッシャーマンズスープレックス、11:01)船木優治●
8.IWGPJ.ヘビー級王座決定トーナメント1回戦30分1本勝負
○山崎一夫(首固め、10:28)H.斉藤●
9.IWGPJ.ヘビー級王座決定トーナメント1回戦30分1本勝負
○高田伸彦(逆片エビ固め、17:18)山田恵一●
10.イリミネーションマッチ(時間無制限)
○<新世代軍>長州力、藤波辰巳、木村健吾、前田日明、S.S.マシン
(2人残り、25:05)
<旧世代軍>A.猪木、坂口征二、藤原喜明、星野勘太郎、武藤敬司●
1.○長州(体固め、12:19)坂口●*ラリアート。
2.●マシン(卍固め、14:26)猪木○
3.●木村(膝十字固め、16:46)藤原○
4.▲前田(両者リングアウト、19:14)猪木▲*猪木のフライング・ヘッドシザースを受けた前田が同体で場外転落。
5.○藤波(逆さ押さえ込み、20:45)藤原●
6.○長州(体固め、21:40)星野●*ラリアート。
7.○藤波(原爆固め、25:05)武藤●
*新世代軍が長州、藤波の2人残りで勝利。
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