No.333
竹山vsニューガルト マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟 「連盟発足4周年記念ビッグマッチ」
マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
「連盟発足4周年記念ビッグマッチ」
1987(昭和62)年11月29日 東京・後楽園ホール
同行者=なし
竹山と対戦するD.ニューガルトは伝説の選手。
昭和56年1月7日日本武道館、テレビ朝日で放送された日本系「ワールドキックボクシング」で
日本のエース富山勝治と世界ウェルター級タイトルマッチ10回戦で対戦。
1R早々にニューガルトの右フックが富山のアゴを捕らえ、早くも富山がダウン。
この後9R2分41秒、大の字になってKOされるまで富山はほぼ毎回ダウンを喫す。
テレビ放送は途中のラウンドを編集してダイジェスト放送にするぐらい一方的な試合だった。
その後も伊原(乱戦の末ダウンを取られて判定負け)、向山(アメリカで勝利)など日本人と対戦してた「マッドドッグ」が久々に登場。
ということで観戦したが・・・
ニューガルトに往年の力はなく、タイ、韓国と「地獄の3連戦」最終戦で充実していた竹山が圧倒。
1R、竹山の膝蹴り、前蹴りがニューガルトの金的に入ってしまい2度ニューガルト悶絶、弱々しい。
2R、竹山の左ハイでニューガルトダウン、さらに終了間際左右フック連打で2度目のダウン。
KOは時間の問題、と思うほど両者のデキには差があったが結局判定。
竹山が両手を挙げて勝利の雄たけび。
(2007.0816)
マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
「連盟発足4周年記念ビッグマッチ」
1987(昭和62)年11月29日 東京・後楽園ホール
観客3200人(超満員=ゴング格闘技より)
*但し11月15日のR.カーマンの試合の方が客が入っていたような気がする。
1.3回戦
○今井信幸(KO、3R2:08)本気京介●
2.3回戦
○星竜馬(KO、2R1:24)樋口宗光●
3.3回戦
△森沢洋(引き分け)高岡伸△
4.3回戦
○山本明(判定)佐野孝●
5.5回戦
○高野徳之(判定)楠真理●
6.5回戦
○菅原忠幸(判定)小田五郎●
7.5回戦
○小出幸一(KO、1R1:30)李明燦●
8.5回戦
○鴇稔之(KO、3R0:28)尹甲竜●
9.5回戦
○小島弘光(KO、3R0:51)フォアン・セルナ●
10.5回戦
○鈴木秀男(KO、2R2:19)カンチョン・シンクンドン●
11.5回戦
○竹山晴友(判定)ディーノ・ニューガルト●
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