No.357
ベイダー再登場。新日本プロレス「’88新春黄金シリーズ開幕戦」
新日本プロレス「’88新春黄金シリーズ開幕戦」
1988(昭和63)年1月4日 東京・後楽園ホール
同行者=千里眼(他にいたかも知れない)
選手入場式で挨拶があったあとベイダーが甲冑着て乱入して来る。
手に髑髏がついた杖を持っていて、その髑髏の眼が片方ずつ点滅(笑)。
そして甲冑の肩から勢い良く白煙が噴出!笑ってしまった。
第5試合で高田が!
試合中の観客の野次(指図)に激高して、リング下に降りてフェンスを蹴っ飛ばす。
「うるせえ!指図するんじゃねえ!」と叫んでまたリングに戻って試合再開。
その間、相手の小林邦明はリング内でダウンしたまま高田を待ってました。
前年末の暴動騒ぎも覚めやらぬ新日本で早くも猪木‐ベイダーの再戦が行なわれた。
ベイダーは黒の覆面に全身タイツ。印象が違うので思わず「中身違うんじゃない?」と口走ってしまった。
試合はベイダーが再び猪木をリフトアップして叩きつけ、ついでにレフェリーも吹っ飛ばして反則負け。
この試合のあと2試合。メインにするとまた暴動になるから、客を冷静にさせる試合をセッティングしたと考える。
ラストの試合は藤波がマサ斉藤のブレンバスターを切り返して体を浴びせての勝利。
一瞬の早技にセンスを感じた。
(08.0907)
新日本プロレス「’88新春黄金シリーズ開幕戦」
1988(昭和63)年1月4日 東京・後楽園ホール
観客2200人(札止め)
1.15分1本勝負
○野上彰(ラクダ固め、9:03)中野龍雄●
2.20分1本勝負
○山田、船木(片エビ固め、8:13)保永、佐々木●
3.20分1本勝負
○T.セントクレアー、ブラックマン(エビ固め、7:42)木戸、B.キャット●
4.スーパージュニア公式戦30分1本勝負
○越中(飛龍原爆固め、8:12)後藤達俊●
5.スーパージュニア公式戦30分1本勝負
○高田(片エビ固め、10:18)小林邦明●
6.30分1本勝負
○木村健、G高野(体固め、9:09)B.ソイヤー、ジョニーK-9●
7.30分1本勝負
○長州、H.斉藤(体固め、7:30)藤原、山崎●
8.60分1本勝負
○A.猪木(反則、10:12)B.ベイダー●
9.スーパージュニア公式戦30分1本勝負
○馳(北斗原爆固め、13:09)O.ハート●
10.60分1本勝負
○藤波(体固め、7:50)M.斉藤●
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