No.342
シーザー武志SBで初敗北 シュートボクシング「’88ファーストマッチ・SB協会北米支部設立記念試合」


シュートボクシング「’88ファーストマッチ・SB協会北米支部設立記念試合」
1988(昭和63)年1月31日 東京・後楽園ホール
同行者=千里眼(他にいたかも知れない)



【シーザー対ファリド】
ファリド・ドーターはイラン系カナダ人。細身だが相当な殺気。
ファリドカカト落としから後ろ廻し、シーザーの頭部にヒット、技が多彩。
シーザーはミドルから右ローで反撃。
ファリド膝蹴り、また踏み込んでの膝への関節蹴り。
延長戦、ファリド飛び膝蹴り、さらにバックスピンキック。
この攻撃で前回痛めたアバラを痛めたか、シーザーの動きが鈍くなる。
シーザー首投げで反撃。
再延長もファリド左右フックから飛び膝。
判定は文句なしでファリド、シーザーはシュートボクシングで初黒星。
ファリドはテクニックが多彩で素晴しい選手だった。
が何故か再来日することはなかった。

【マードコー対マッカーシー】
ヘビー級、いや初のスーパーイーグル級重量戦。
マッカーシーは回転して相手の足を刈る技を披露。
しかし両者重量級だけあったか後半スタミナ切れしてぐたぐた。

この日は全部判定決着だったせいか疲労度が高かった。
実は別ジャンルを午前中から2つハシゴしての後楽園。
次の日起きたらすごく肩凝ってた。

(2008.0423)

(株)A&A
シュートボクシング「’88ファーストマッチ・SB協会北米支部設立記念試合」
1988(昭和63)年1月31日 東京・後楽園ホール
観客数不明

1.女子スパロー級(本戦6分、延長3分)
○深瀬晴海(判定延長2回)藤山照美●

2.フレッシュマンクラス(本戦6分、延長3分)
○中川利春(判定延長2回)高田健二●

3.フレッシュマンクラス(本戦6分、延長3分)
○勝山恭次(本戦判定)戒子洋二●

4.フレッシュマンクラス(本戦6分、延長3分)
○三宅秀和(本戦判定)前田憲作●

5.フレッシュマンクラス(本戦6分、延長3分)
○川上一弘(判定延長2回)旗野拓美●

6.エキスパートクラス(本戦10分、延長5分)
○香取義和(判定延長2回)鈴木淑成●

7.カーディナル級タイトルマッチ(本戦10分、延長5分)
○大津享一(判定延長2回)香取信和●

8.ファルコン級ハンディマッチ(本戦10分、延長5分)
○阿部健一(判定延長2回)力忠勝●

9.スーパーイーグル級(本戦10分、延長5分)
○ビンス・マードコー(判定延長1回)パット・マッカーシー●

10.ホーク級(本戦10分、延長5分)
○ファリド・ドーター(判定延長2回)シーザー武志●



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