No.365
阿鼻叫喚のスペシャルタッグマッチ。全日本プロレス「’88世界最強タッグ決定リーグ戦」後楽園大会

全日本プロレス「’88世界最強タッグ決定リーグ戦(第2戦)」
1988(昭和63)年11月20日 東京・後楽園ホール
同行者=千里眼他



極真の全日本大会終了後、両国から後楽園に移動してダブルヘッダー観戦、昔は元気ありました(笑)。
前日の足利大会において全日本が阿修羅・原の解雇を発表。
この時点で代打は決まってなく天龍は入場式一人。

この日スペシャルマッチとして行なわれた
ブッチャー、シンの8・24以来の復活最凶悪コンビ対
タイガーマスク(三沢)&スヌーカの異色コンビの対戦。
試合始まる前から最凶悪コンビが仕掛け反対側場外で大乱闘。
リングに上がって痛めた足を押さえてのたうち回るタイガー。
乱闘はこちら側へと続き雛壇で客の傘を持って馬乗りになってブッチャーを殴るスヌーカ。
そこにシンが突っかかってくる。
逃げ回っていたら雛壇の間からブッチャーの黒い巨体が姿を現してビックリ。
ブッチャーの額から血拓を取る観客。
最後はスヌーカがレフェリーを吹っ飛ばして反則負け。
場外戦はライブならではの興奮。

セミの公式戦は輪島をロープに振って
馬場の16文と木村のラリアートが決まって何と輪島がフォール負け。
・・・輪島このシリーズを最後にプロレスを引退しました(石川も一緒)。

ブロディ、原、輪島を失ったことで革命は頓挫したか、
天龍は翌々年の90年に全日本を退社、SWS設立に参加する。

(08.0928)

全日本プロレス「’88世界最強タッグ決定リーグ戦(第2戦)」
1988(昭和63)年11月20日 東京・後楽園ホール
観客2350人(超満員)

1.15分1本勝負
○百田光(逆エビ固め、8:56)菊地●

2.20分1本勝負
○M.井上(片エビ固め、7:04)北原●

3.20分1本勝負
○大熊、寺西(エビ固め、12:06)渕、小橋●

4.20分1本勝負
○仲野、田上(原爆固め、11:51)冬木、小川良●

5.30分1本勝負
○T.リッチ、D.スレーター(体固め、15:14)石川、高木●
*フライング・ボディシザースドロップ。

6.30分1本勝負
○天龍、川田(体固め、7:46)C.ブラックウェル、フィル・ヒッカーソン●

7.30分1本勝負
○J.鶴田、谷津(首固め、13:28)J.テンタ、高野俊●

8.30分1本勝負
○A.T.ブッチャー、T.J.シン(反則、6:31)T.マスク、J.スヌーカ●

9.公式戦30分1本勝負
○R.木村、G.馬場(片エビ固め、12:53)G.カブキ、輪島●
*16文キックとラリアートの合体技。

10.公式戦30分1本勝負
○T.ゴディ、S.ハンセン(エビ固め、11:41)D.スパイビー、J.エース●
*パワーボム。

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