No.202
保永、ヒロ斉藤とブロンド・アウトローズが大暴れ 新日本東京ベイNKホール大会


1991(平成3)年5月25日 東京ベイNKホール
新日本プロレス

「藤波辰爾20周年記念シリーズ
クラッシュ・ザ・スーパーヘビーU」開幕戦
同行者=会社の人

印象に残っているのは保永の防衛戦と、H斉藤対栗栖のデスマッチ(?)。
保永はペガサスの股の下にスライディングすると下から腕に足をかけて倒してのエビ固め。
両国での優勝戦に続いてまたまたうまさを発揮。

4月30日の両国でブロンド・アウトローズに宣戦布告した栗栖正伸とヒロ斉藤のデスマッチが急遽実現。
ルールは「フォール、リングアウト、反則決着なし。KOのみによって決着」。
両者イスでの乱打戦の後、マシン、後藤が乱入して3対1で栗栖を攻撃、大流血。
反則決着なしのルールの盲点を突いたアウトローズの作戦、といえばそうだが、
もうこの時点で実力勝負でなくなったデスマッチは興醒め。
最後はグロッギーの栗栖に対してヒロ斉藤のトップロープからのセントーンが決まりノックアウト決着。
M高橋レフェリーがマイクを持って「完全決着をつけましたので、再戦はあり得ません」と宣言。
それに対して文句をつける栗栖。
何か揉め事があったとしか思えません。

(2005.0502)

1991(平成3)年5月25日 東京ベイNKホール
新日本プロレス

「藤波辰爾20周年記念シリーズ
クラッシュ・ザ・スーパーヘビーU」開幕戦
観衆6150人(超満員)

1.15分1本勝負
○金本浩二(逆エビ固め、7:46)山本広吉●

2.20分1本勝負
○B.キャット(コブラツイスト、10:26)小原道由●

3.30分1本勝負
○TNT、M.ペレス(片エビ固め、11:50)木戸修、木村健吾●

4.30分1本勝負
○S.S.マシン、後藤達俊(エビ固め、11:41)M斉藤、越中詩郎●

5.飯塚孝之壮行試合30分1本勝負
○小林邦明、青柳政司(フィッシャーマン・スープレックス・ホールド、11:46)獣神サンダー・ライガー、飯塚孝之●

6.特別デスマッチ時間無制限1本勝負
○H斉藤(KO、10:23)栗栖正伸●

7.IWGPジュニアヘビー級選手権60分1本勝負
○保永昇男(スライディング式足掛けエビ固め、14:20)ペガサス・キッド●
*第14代王者保永が初防衛。

8.「スタイナーズ・クラッシュ・バトル」番外戦60分1本勝負
○B.ベイダー、C.B.ビガロ(片エビ固め、10:49)佐々木健介、馳浩●

9.60分1本勝負
○長州力、藤波辰巳(片エビ固め、19:18)蝶野正洋、武藤敬司●


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