No.250
ルチャ、格闘スタイル、場外乱闘プロレスと焦点定まらず WING 「TAKE-OFF・3rd 〜ルチャ・フェスタ’91〜」

1991(平成3)年10月25日 東京・後楽園ホール
WING
「TAKE-OFF・3rd
〜ルチャ・フェスタ’91〜」
同行者=なし

仕事が早く終わったので当日券で。
「ルチャ・フェスタ」と銘打たれているがルチャの試合は2試合で
他は格闘技スタイルみたいな木村-斉藤戦やポーゴの場外乱闘ド派手プロレスなどが混合しており何だか散漫な印象。
ティニエブラス親子はメヒコにしては体格に恵まれていた、かつて専門誌の写真でみたとおりのV字黒メッシュの覆面、ライオンはさすがに連れてなかった(笑)。
6人タッグは「ピノチョ」っていうのがピノキオをモチーフにしたコスチュームだった、という記憶が。
直輸入のルチャは何だか軽くて、その後のポーゴの乱撃戦ですっかり印象が薄くなってしまって。
ポーゴの3対1マッチは派手な乱闘プロレス。北の観客席までなだれ込んでの大サービス(ルチャで盛り下がったからか?)
戸井マサルを椅子でぼこぼこにぶん殴ってパイルドライバーで勝利。
「馬鹿野郎、こんな試合させやがって」と謎の言葉を残して退場。
松永対徳田は、松永の蹴りに徳田がまったく対応できずハイキック1発で場外に落っこちる。
サンドバック状態になった徳田がKO負け。
メインの木村対斉藤は木村が鮮やかな体さばきで斉藤を折りたたむように丸め込んで勝利。
なかなか本格的な試合だったが、団体の方向性がこの試合の内容とは別の方向に進んでいるのではないかと感じた。


(2005.1113)

1991(平成3)年10月25日 東京・後楽園ホール
WING
「TAKE-OFF・3rd
〜ルチャ・フェスタ’91〜」
観衆1853人(満員)

1.20分1本勝負
○島田宏(北斗原爆固め、9:43)茂木正淑●

2.20分1本勝負
○ヘッドハンターA、鶴巻伸洋(体固め、11:54)ヘッドハンターB、三宅綾●

3.時間無制限1本勝負
○イホ・デ・ティニエブラス、ティニエブラス(エストレージャ、11:54)ケンニチ、ベビー・シャロン●

4.時間無制限3本勝負
○カオス、インドミト、メンサヘロ・デ・ラ・ムエルテ(2-1)スペル・ムニェコ、スペル・ラトン、ピノチョ●
1.○ピノチョ(回転エビ固め、4:32)メンサヘロ●
2.○カオス(エビ固め、2:40)ラトン●
3.○カオス(片エビ固め、0:37)ピノチョ●

5.格闘マスターズ・サバイバーリーグ公式戦30分1本勝負
○松永光弘(KO、9:11))徳田光輝●

6.ハンディキャップマッチ時間無制限
○ミスター・ポーゴ(3-0)戸井マサル、保坂秀樹、金村ゆきひろ●
1.○ポーゴ(体固め、4:17)金村●
2.○ポーゴ(体固め、7:19)保坂●
3.○ポーゴ(体固め、10:46)戸井●
*タイムはランニングタイム。

7.格闘マスターズ・サバイバーリーグ公式戦30分1本勝負
○木村浩一郎(首固め、8:53)斉藤彰俊●

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