No.72
四大怪獣激突。全日本女子プロレス「横浜美神王国」

全日本女子プロレス「横浜美神王国」
1994(平成6)年3月27日 神奈川・横浜アリーナ
同行者=千里眼



メインのタッグマッチは4人が一人一人コーナーを占拠してコールを待つという前代未聞の光景が現出した。
試合が始まると北斗と神取が初めはお互いの頬をひっぱたくようにタッチしていたのが、
だんだんとほぐれてきたのか最後は連係プレーやカットプレーなどを行うようになる過程が面白かった。
試合内容は満点。最後は北斗と神取がお別れのつもりかちょっとだけ手をたたきあう。
瞬間だけ友情が交錯したかのようだった。

(1994・0327の日記を元に再構成)

追記:第5試合豊田対プラムはテクニシャン同士の好勝負を期待していたが
序盤グランドの関節技でプラム追い込むも(そもそも全女の試合には押さえ込みはあってもサブミッションはない)
後半は豊田のわがまま女王様ファイトが炸裂して大技連発のたたみ込みに試合はスイングせずプラムの防戦一方で終わった。
期待はずれ。
(追記は2004・0207)

全日本女子プロレス「横浜美神王国」
1994(平成6)年3月27日 神奈川・横浜アリーナ
観衆1万6500人(超満員)=主催者発表

1.全日本ジュニア選手権(20分1本勝負)
○奥津(原爆固め、9:03)玉田●
*奥津が2度目の防衛。

2.全日本タッグ選手権(30分1本勝負)
○紅、半田(片エビ固め、19:26)伊藤、渡辺●
*紅が2度目の防衛。

3.30分1本勝負
○福岡(片エビ固め、14:33)ASARI●

4.30分1本勝負
○工藤めぐみ、中村(飛龍裸締め、16:32)みなみ、白鳥●

5.IWAシングル選手権(60分1本勝負)
○豊田(日本海式竜巻原爆固め、20:31)プラム麻里子●
*豊田が5度目の防衛。

6.30分1本勝負
○レジー・ベネット、E・沢井(アルゼンチン式背骨折り、13:03)堀田、井上貴●

7.JWP認定タッグ選手権(60分1本勝負)
○三田、下田(体固め、20:35)尾崎、C・鈴木●

8.60分1本勝負
○関西(エビ固め、16:31)長谷川●

9.オールパシフィック選手権(60分1本勝負)
○井上京(変形フェースロック、16:16)山田敏●
*挑戦者井上が王座奪取。

10.時間無制限1本勝負
○北斗、神取(体固め、35:13)ブル、アジャ●

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