No.73
ピュアなジュニア大会、ワイルド・ペガサス(クリス・べノワ)が初代王者。
新日本プロレス「SUPER J-CUP 1ST STAGE」
新日本プロレス「SUPER J-CUP 1ST STAGE」1994(平成6)年4月16日 東京・両国国技館
同行者=名前知らない女の子(諸事情で来れなかった千里眼の代打)
試合は好試合続出、しかも波乱の連続。
外道がマレンコ、デルフィンを連破。
サスケもサムライ、ライガーを倒す。
決勝はワイルド・ペガサスとサスケの組み合わせ。
しかし二人とも初戦シードで試合数が一つ少ないというのはやはり有利だったのだろう。
公平にやるには16人トーナメントでやるべきだったと思う。
残る2つの枠はU・ドラゴン、G・浜田、維新力の中から出すべきではなかったか。
優勝はペガサス。新日本がインディに連敗するのは情けない。
でもお客さんだし。
(追記)
この大会はライガーがプロデュースしたということだったが
プロデューサー負けの大会ということでは
ソ連戦士を交えた大会のメーンで敗北したアントニオ猪木の
史上初の東京ドーム大会と双璧だろう。
しかしこの大会は今見てもすごいメンバーだ。
のちにWWFに出場することになるワイルド・ペガサス(現クリス・べノワ)、TAKAみちのく。
ヘビー級転向前のハヤブサ。
この大会、ヘビー級選手の出場試合がなくすべてがジュニアの試合、
それもトーナメントの公式戦だけで特別試合とかいうものがまったくなかったのだが
終わってみれば観客の熱狂度からして大成功だった、というのも意義深い。
(1994・0416の日記を元に再構成、追記は2003・0722)
新日本プロレス「SUPER J-CUP 1ST STAGE」
1994(平成6)年4月16日 東京・両国国技館
観衆1万1500人(超満員札止め)=主催者発表
1.トーナメント1回戦(30分1本勝負)
○外道(片エビ固め、8:04)D.マレンコ●
2.トーナメント1回戦(30分1本勝負)
○S.デルフィン(デルフィンクラッチ、8:06)大谷晋二郎●
3.トーナメント1回戦(30分1本勝負)
○B・タイガー(片エビ固め、6:47)T・みちのく●
4.トーナメント1回戦(30分1本勝負)
○エル・サムライ(片エビ固め、7:40)茂木●
5.トーナメント1回戦(30分1本勝負)
○リッキー・フジ(エビ固め、5:53)ネグロ・カサス●
6.トーナメント1回戦(30分1本勝負)
○獣神T.ライガー(体固め、10:23)ハヤブサ●
7.トーナメント2回戦(45分1本勝負)
○外道(首固め、8:20)S.デルフィン●
8.トーナメント2回戦(45分1本勝負)
○ワイルド・ペガサス(1回戦シード)(体固め、10:23)B・タイガー●
9.トーナメント2回戦(45分1本勝負)
○ザ・グレート・サスケ(1回戦シード)(エビ固め、11:40)エル・サムライ●
10.トーナメント2回戦(45分1本勝負)
○獣神T.ライガー(スイング式ダイビングフランケンシュタイナー、7:50)リッキー・フジ●
11.トーナメント準決勝(60分1本勝負)
○ワイルド・ペガサス(片エビ固め、6:18)外道●
12.トーナメント準決勝(60分1本勝負)
○ザ・グレート・サスケ(フランケンシュタイナー、18:09)獣神T.ライガー●
13.トーナメント決勝戦(時間無制限1本勝負)
○ワイルド・ペガサス(片エビ固め、18:46)ザ・グレート・サスケ●
*ワイルド・ペガサスが第1回大会優勝。
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