No.81
ウイリー・ピータース疑惑のグローブ着用
リングス「RINGS IN YOKOHAMA」
リングス「RINGS IN YOKOHAMA」
1994(平成6)年8月20日 横浜文化体育館
同行者=千里眼
T.ホームの「アメリカン・プロレスの逆襲」とか
W.ウイルヘルム対ハハレイシビリ・ダビドの
「新旧柔道王対決・リングスルール」とか
「いつ見ても、技の芸術ヴォルグ・ハン」など見所は多かったが
一番印象に残ったのは何といっても山本対ウイリー・ピータースのランキング戦。
ピータースの方だけがなぜかグローブしている。
それでもって構え、動きからして明らかに顔面一発狙い。
この選手は確かに打撃もやるがバックボーンはレスリングではなかったか。
その彼が彼だけグローブつけて戦うということはもはや手錠をして戦うようなものではなかったか。
それに対して山本は、両腕を伸ばして前に出して、前蹴りのけん制から両脇狙いの高いタックル。
後半は平手打ちの連発からグランドに持ち込んでのギブアップ勝ち。
これは明らかに山本有利のハンディキャップマッチだ。
ウイリー・ピータースは自らの希望でグローブ着用で試合に臨んだのだろうか、疑問に思った。
(1994・0820の日記を元に再構成)
リングス「RINGS IN YOKOHAMA」
1994(平成6)年8月20日 神奈川・横浜文化体育館
観衆4587人=主催者発表
1.3分5R
○高阪(KO、5R1:30)鶴巻●
2.30分1本勝負
○本間(判定)成瀬●
3.30分1本勝負
○ハハレイシビリ(腕ひしぎ逆十字固め、3:09)ウイルヘルム●
4.ランキング戦(30分1本勝負)
○山本(裸締め、24:54)ピータース●
5.30分1本勝負
○T.ホーム(KO、2:05)ルーロス●
6.30分1本勝負
○ハン(リバースフルネルソン、11:35)ゲオルギ●
7.30分1本勝負
○前田(クロスヒールホールド、4:16)ザオール●
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