No.82
「リベンジ」をはやらせたのは松坂投手じゃなくてK-1だぞ「K-1リベンジ」

K-1「K-1リベンジ」
1994(平成6)年9月18日 神奈川・横浜アリーナ
同行者=千里眼

K-1の大会はKOの連続だったけどチャンプアやオーランド・ウイットの敗北は唐突過ぎてなんと言っていいのか・・・。
シカティックの敗北は残念、調子が悪そうだった。
佐竹の相手、もうちょっと何とかならんのか。
アーネスト・ホーストの殺人的なハイキックを二度食らっても起き上がってきたラッセルの根性には見せられた。
しかしこの大会の主役は何といってもアンディ・フグか。どうしてあんなに人気あるのか?とんねるずの番組の影響か?
この大会でもうひとつ特筆されることは、あるひとつのコーナー側の、バレーボールの審判が立っている台のような高いところに人が座って
テレビ用の映像を収録していて、試合がものすごく見づらかったのだが第一試合終了後に石井館長がそれを撤去させたことだ。
客の誰かがクレームをつけたのか、それにしてもあんなに即座に対応した主催者側の姿勢には驚かされた。
(1994・0921の日記を元に再構成)

追記:フグはこの年4月のトーナメントで敗北したパトリック・スミスとのリベンジ戦。
開始早々のかかと落としの攻防からロープにつめたフグがコンパクトなパンチと膝蹴りで秒殺。
(追記は2004・0207)

正道会館「K-1リベンジ」
1994(平成6)年9月18日 神奈川・横浜アリーナ
観衆1万7500人(超満員)=主催者発表

1.3分3R
○ジェフ・ルーファス(KO、2R0:05)田中健之●
*右ストレート、タオル投入。

2.3分5R
○金泰永(KO、4R0:08)オーランド・ウイット●
*右ハイキック。

3.3分5R(ISK特別ルール)
○ヘクター・ベーナ(TKO、1R1:04)田上敬之●
*左アッパー、レフェリーストップ。

4.3分5R
○マイケル・トンプソン(TKO、3R0:02)チャンプア・ゲッソンリット●
*左後ろ回し蹴り、レフェリーストップ。

5.3分5R
○アーネスト・ホースト(TKO、2R2:42)マーク・ラッセル●
*右膝蹴り、3ノックダウン。

6.3分5R
○タシス“トスカ”ペトリディス(TKO、5R1:32)後川聡之●
*後川右目尻から出血、ドクターストップ。

7.3分5R
○スタン・ザ・マン(判定3-0)ブランコ・シカティック●

8.3分5R
○アンディ・フグ(KO、1R0:56)パトリック・スミス●
*左膝蹴り(顔面)。

9.WKA世界ムエタイ・スーパーヘビー級選手権(3分5R)
○佐竹雅昭(TKO、2R1:38)デニス“ハリケーン”レーン●
*タオル投入、佐竹が王座奪取。

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