No.84
悪党・蝶野の心にマシンコール響かず!新日本プロレス「SGタッグリーグ戦W」決勝戦

新日本プロレス「SGタッグリーグ戦W」決勝戦 
1994(平成6)年10月30日 東京・両国国技館
同行者=千里眼



ロード・スティーブン・リーガル初観戦、久々の保永の防衛戦などあったがやはり最大の関心は蝶野、マシン組だったろう。
なんと公式戦最終戦でヘルレイザーズにピンフォール勝ちで決勝進出。
仲間割れの不安を抱きつつ優勝戦へ駒を進める。
優勝戦が始まると蝶野の好き勝手し放題に対して忍耐の男マシン。
蝶野に蹴っ飛ばされようがクリーンにタッチを求める姿が観客にマシンコールを叫ばせた!
だがしかしみずから蝶野の目前で掟破りのSTFを見せてしまったものだからこれには蝶野が激怒のキック。
ついに自らマスクを取ったマシン!しかし蝶野「相棒置き去り試合放棄」の大技に出る!
もう何がなにやらわからない!
騒乱の中武藤がムーンソルトでマシンをフォール。
面白かった、こういう遺恨どろどろの試合は新日本ならではのものだ。

(1994・1030の日記を元に再構成)

新日本プロレス「SGタッグリーグ戦W」決勝戦
1994(平成6)年10月30日 東京・両国国技館
観衆1万500人(満員)=主催者発表

1.20分1本勝負
○安田(コブラツイスト、8:58)高岩●

2.30分1本勝負
○リーガル(横入り式エビ固め、8:17)木戸●

3.同
○永田、藤波(チキンウイングフェースロック、13:17)藤原、石川●

4.公式戦(30分1本勝負)
○橋本、中西(片エビ固め、16:43)飯塚、野上●

5.公式戦(30分1本勝負)
○マシン、蝶野(エビ固め、13:40)ホーク、パワー●

6.公式戦(30分1本勝負)
□武藤、馳(不戦勝)長州、谷津■

7.公式戦(30分1本勝負)
□藤波、藤原(不戦勝)リーガル、イーノス■

8.IWGPジュニアヘビー級選手権(60分1本勝負)
○保永(RSC、19:53)大谷●
*保永が王座初防衛。

9.60分1本勝負
○スコット、リック(片エビ固め、12:02)ノートン、シモンズ●

10.SGタッグリーグ戦優勝戦(時間無制限1本勝負)
○武藤、馳(体固め、26:01)蝶野、マシン●
*武藤、馳組が優勝。



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