No.229 K-1東京ドーム初進出。正道会館「K-1GRAND PRIX’97決勝大会」


正道会館「K-1GRAND PRIX’97決勝大会」
1997(平成10)年11月9日 東京ドーム
同行者=千里眼

ゴールデンタイム進出も果たし勢いのあるK-1の、東京ドーム初進出。
フェザー級GPもなかなか面白く、当時立嶋篤史とキック軽量級の人気を二分していた前田が
シュートボクシングに所属していた村浜にダウンを取られて敗退、村浜は勢いに乗りそのまま優勝。

ヘビー級グランプリは準々決勝4試合が全てノックアウト決着という物凄さ。
なかでもパンチ連打で極真の先輩格のグレコをたった15秒でKOしたフランシスコ・フィリオに底知れぬ強さを感じた。
日本期待の佐竹であったが、フグの回し蹴りでこれまた15秒で轟沈。上位陣の層の厚さを感じた。
準決勝のホーストvsフィリオは極限の間合い、制空権争い。
わずかにローキックでフィリオをぐらつかせたホーストが僅差の勝利、そのまま初優勝をもぎ取った。

(2005.1015)

正道会館「K-1GRAND PRIX’97決勝大会」
1997(平成10)年11月9日 東京ドーム
観衆5万4500人

1.K-1ジャパンフェザー級GP1回戦3分3R
○村浜武洋(判定3-0)前田憲作●

2.K-1ジャパンフェザー級GP1回戦3分3R
○佐藤堅一(TKO、1R2:10)ヤマノウチスグル●
*右ストレート、レフェリーストップ。

3.GP2回戦3分3R
○F.フィリオ(KO、1R0:15)S.グレコ●
*右フック。

4.GP2回戦3分3R
○E.ホースト(KO、1R1:15)J.バンナ●
*右ストレート。

5.GP2回戦3分3R
○P.アーツ(TKO、3R1:17)M.ベルナルド●
*右ボディストレート、レフェリーストップ。

6.GP2回戦3分3R
○A.フグ(KO、1R0:15)佐竹雅昭●
*左ハイキック。

7.K-1ジャパンフェザー級GP決勝3分3R
○村浜武洋(判定3-0)佐藤堅一●
*村浜が優勝。

8.GP準決勝3分3R
○E.ホースト(判定2-0)F.フィリオ●

9.GP準決勝3分3R
○A.フグ(判定3-0)P.アーツ●

10.3分5R
○金泰永(判定3-0)港太郎●

11.GP決勝3分3R
○E.ホースト(判定2-0)A.フグ●
*ホーストが初優勝。

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