No.225
「全日本プロレス創立25周年記念大会」馬場、新崎の絡み/ハンセン&ベイダー組実現。


全日本プロレス 「全日本プロレス創立25周年記念大会」
1998(平成11)年5月1日 東京ドーム
同行者=千里眼

長州、猪木が相次いで引退試合をおこなった98年、
その5月にジャイアント馬場が現役として東京ドームのリングに登場した。
全日本プロレスが創立25周年を記念して東京ドーム大会を初の単独開催。
記憶に残っているのは馬場と新崎の絡み。
新崎が拝み渡りを試みるも、最初は馬場がチョップで阻止。
しかし結局新崎が拝み渡りを世界の馬場に決めた。

ベイダー、ハンセンのコンビは圧巻。物凄い重爆攻撃に小橋、エース組も圧倒される。
しかし一瞬の隙を突いたか、小橋のスモールパッケージが決まり辛勝。

メインはパワーボム合戦から川田が勝利。
25周年大会は成功を収めた。
しかし翌99年に社長の馬場が死去。2000年には三沢以下多数の選手が退団、新団体ノア設立。
1998年・全日本プロレスの創立25年目は、馬場社長時代の最後の幸福な日々だったのかもしれない。

(2005.0828)



全日本プロレス 「全日本プロレス創立25周年記念大会」
1998(平成11)年5月1日 東京ドーム
観客5万8300人=主催者発表

1.30分1本勝負
○浅子覚(体固め、6:26)金丸義信●

2.30分1本勝負
○マナウケア・モスマン(片エビ固め、10:50)池田大輔●

3.30分1本勝負
○百田光雄、J鶴田、R木村(エビ固め、10:42)渕正信、永源遙、菊地毅●

4. 30分1本勝負
ヘッドハンターズ○A&B(片エビ固め、9:24)本田多聞、奥村茂雄●

5. 30分1本勝負
○J.スミス、W.ホークフィールド(体固め、12:31)外道、邪道●

6.30分1本勝負
○大森隆男、田上明、井上雅央(片エビ固め、17:43)ザ・グラジエーター、黒田哲広、保坂秀樹●

7.30分1本勝負
○S.ウィリアムス、G.オブライト(片エビ固め、15:08)垣原賢人、高山善廣●

8.45分1本勝負
○ハヤブサ、G馬場、志賀賢太郎(片エビ固め、20:19)G.キマラ、新崎人生、泉田純●

9.60分1本勝負
○秋山準(片エビ固め、26:35)馳浩●

10.60分1本勝負
○小橋健太、J.エース(首固め、22:12)ベイダー、S.ハンセン●

11.三冠ヘビー級選手権時間無制限1本勝負
○川田利明(エビ固め、28:05)三沢光晴●
*川田が第18代王者に。

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