No.231 アーツが3連続KO勝利でV3「K-1GRAND PRIX’98決勝大会」
K-1GRAND PRIX事務局「K-1GRAND PRIX’98決勝大会」
1998(平成11)年12月13日 東京ドーム
同行者=千里眼
準々決勝でフィリオが消えた。
対戦を重ねてきて研究されたか、かつてより「一撃」の神秘性が薄れたフィリオがベルナルドの剛腕の前に轟沈。
そのベルナルドも宿敵アーツに返り討ち。
アーツは連続ノックアウト勝ちで調子がよさそう。
反対側ブロックを勝ち抜いてきたアンディは準決勝でグレコに苦戦。
決勝は圧巻、ロープ際でアーツのハイキックがフグの首を刈るように決まり、
豪快な勝利でアーツが1日3連続KO勝利という驚異的な結果で通算3度目の優勝を決めた。
日本代表佐竹は準々決勝でアーツに完敗、この時期日本勢はドームで3R持たず、苦しい戦いが続いた。
(2005.1023)
K-1GRAND PRIX事務局「K-1GRAND PRIX’98決勝大会」
1998(平成11)年12月13日 東京ドーム
観衆6万3800人
1.フレッシュマンファイト柔術フリースタイル6分1R
○井上和浩(腕ひしぎ逆十字固め、5:30)平井徹●
2.フレッシュマンファイト柔術フリースタイル6分1R
○平松泰朗(DSC、0:52)岡田貴幸●
3.フレッシュマンファイト3分3R
○大野崇(判定3-0)岡田明●
4.フレッシュマンファイト3分3R
○鈴木政司(TKO、1R1:25)片岡亮●
5.フレッシュマンファイト3分3R
○高田英樹(判定2-0)大宮司進●
6.GP2回戦3分3R
○M.ベルナルド(TKO、3R1:35)F.フィリオ●
*右フック、2ノックダウン。
7.GP2回戦3分3R
○P.アーツ(TKO、1R2:40)佐竹雅昭●
*左膝蹴り、2ノックダウン。
8.GP2回戦3分3R
○S.グレコ(TKO、2R終了)E.ホースト●
*タオル投入、ホーストが左目尻から出血。
9.GP2回戦3分3R
○A.フグ(TKO、2R2:28)レイ・セフォー●
*右ストレート、2ノックダウン。
10.GP準決勝3分3R
○P.アーツ(TKO、1R2:53)M.ベルナルド●
**右ストレート、2ノックダウン。
11.GP準決勝3分3R
○A.フグ(判定2-0)S.グレコ●
12.GP決勝3分3R
○P.アーツ(KO、1R1:10)A.フグ●
*左ハイキック、アーツが通算3度目の優勝。
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