No.237
「バトルサイボーグ」ジェロム・レ・バンナの強烈なノックアウトシーンを満喫「K-1GRAND PRIX’99決勝大会」


K-1「K-1GRAND PRIX’99決勝大会」
1999(平成12)年12月5日 東京ドーム
同行者=千里眼、馬券師(仮)

GP開幕戦10月3日の大阪ドームで、当時トーナメント上位の常連だったマイク・ベルナルドが
新鋭ミルコ“クロコップ”フィリポビッチの左ハイキックからのパンチ連打で1RKO負けして1回戦敗退。
何かしらこの一戦でその後の両者の明暗が分かれたような気が。
そのミルコも連続KOで決勝戦に勝ち上がったがホーストのボディ攻めに屈した。

この年最も注目されたのは体重120kg、筋肉の塊まりのように巨大化した「バトルサイボーグ」バンナ。
開幕戦では「大英帝国の不沈艦」KO負けが極端に少ないマット・スケルトンを僅か1R、右フックでノックアウト。怪物じみた強さを見せつけた。
東京ドーム緒戦では暴君アーツとの好カード、「ダンプカーの正面激突」と評した一戦。
開始早々、アーツの左ハイキックがバンナの首筋を捉えバンナダウン。
しかし太い首がダメージを吸収したのかバンナそれほどでもないように立ち上がる。
バンナ前進。低いタックルのように体圧でアーツをロープ際に押し込み、左右のフック連打!
アーツが衝撃のダウン、足が宙に浮いた。
恐るべきパワーでバトルサイボーグ・バンナが逆転KO勝ち!

続く準決勝、ホースト戦でも1ラウンド、バンナがホーストをパンチで追い回す、また衝撃のノックアウトが見られると感じていた。
しかしバンナ、2ラウンドに入って緊張が薄れたか、一瞬の隙を突かれたか、
それとも120kgの筋肉を背負ったボディがスタミナ切れになったか、
ホーストの右フックで鼻血を吹き出してマットに沈みKO負け。
このバンナ絡みの2試合のノックアウトが強烈な印象を残した大会。


(2005.1030)

K-1「K-1GRAND PRIX’99決勝大会」
1999(平成12)年12月5日 東京ドーム
観衆6万3800人

1.フレッシュマンファイト柔術フリースタイル6分1R
○太田吉信(判定)晝間貴雅●

2.フレッシュマンファイト3分3R
○濱崎一輝(判定3-0)浜川憲一●

3.フレッシュマンファイト3分3R
△清水貫彦(判定引き分け)石川利輝△

4.フレッシュマンファイト3分3R
○大野崇(判定2-0)久保坂左近●

5.3分5R
○前田憲作(KO、1R1:33)ブラッド・へミング●
*左膝蹴り。

6.GP準々決勝3分3R
○サム・グレコ(判定3-0)レイ・セフォー●

7.GP準々決勝3分3R
○ミルコ“クロコップ”フィリポビッチ(TKO、2R1:13)武蔵●
*パンチ連打、2ノックダウン。

8.GP準々決勝3分3R
○アーネスト・ホースト(判定3-0)アンディ・フグ●

9.GP準々決勝3分3R
○ジェロム・レ・バンナ(KO、1R1:11)ピーター・アーツ●
*左フック。

10.GP準決勝3分3R
○ミルコ“クロコップ”フィリポビッチ(TKO、2R2:50)サム・グレコ●
*右ローキック、2ノックダウン。

11.GP準決勝3分3R
○アーネスト・ホースト(KO、2R0:26)ジェロム・レ・バンナ●
*右フック。

12.3分3R
○ステファン・レコ(KO、1R2:37)ハリー・ホーフト●
*右バックキック。

13.GP決勝3分3R
○アーネスト・ホースト(KO、3R1:09)ミルコ“クロコップ”フィリポビッチ●
*左ボディフック、ホーストが通算2度目の優勝。

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