No.239「PRIDE GP2000開幕戦」マーク・ケアー対エンセン井上はすごい試合になるかと思いましたけど凡戦でした。
DSE「PRIDE GP2000開幕戦」
2000(平成12)年1月30日 東京ドーム
同行者=なし
プライド初のトーナメント。
当時は階級制がなくほぼ無差別級といっていいメンバー。ホイスや桜庭とケアー、コールマン、藤田らが同居しているトーナメントなんて。
のちのミドル級王者シウバがリザーバー出場でしかも裸絞めでの勝利というのも興味深い。
もし誰かが試合に出られなくなってシウバが本戦に出場していたら
トーナメントの結果はたまたプライドの未来は変わっていただろうか。
新日を退団した藤田がトーナメントに電撃出場。
リングス・オランダで活躍していた空手のハンズ・ナイマンをほぼ何もさせずに袈裟固めで仕留めて総合デビューを飾った。
桜庭は鉄壁のディフェンスを誇るメッツアーを攻めあぐんだが、メッツアーのセコンドのシャムロックが延長戦突入を拒否したために自滅。
コールマンはマウントポジションから佐竹にネックロックを決めて完勝。佐竹打撃出せず。
ケアー対エンセン井上は期待していたが
立ち上がりのエンセンのパンチをかわしたケアーがグランドで上になり岩のように動かずで結局ケアーの判定勝ち。
メイン、ホイスは道着着用で試合に臨んだ。
引き込んで下から自分の道着を高田の首に絡めるホイス。
上になっているのに有効な攻め手が出ない高田。
凡戦のうちに試合終了、判定はホイス。
この結果G.グッドリッジ、小路晃、藤田、桜庭、
M.コールマン、I.ボブチャンチン、M.ケアー、ホイス・グレイシーの8人が1回戦を勝ち上がり、5月の決勝大会に駒を進めた。
(2005.1103)
DSE「PRIDE GP2000開幕戦」
2000(平成12)年1月30日 東京ドーム
観衆4万8316人
1.リザーブマッチ15分1R
○ヴァンダレイ・シウバ(裸絞め、2:42)ボブ・シュライバー●
2.トーナメント1回戦15分1R
○ゲーリー・グッドリッジ(ギロチンチョーク、0:51)太刀光●
3.トーナメント1回戦15分1R
○小路晃(判定2-0)エベンゼール・フォンテス・ブラガ●
4.トーナメント1回戦15分1R
○藤田和之(袈裟固め、2:48)ハンズ・ナイマン●
5.トーナメント1回戦15分1R
○桜庭和志(試合放棄、1R終了)ガイ・メッツアー●
*メッツアーが延長戦を拒否。
6.トーナメント1回戦15分1R
○マーク・コールマン(ネックロック、1:14)佐竹雅昭●
7.トーナメント1回戦15分1R
○イゴール・ボブチャンチン(判定3-0)アレクサンダー大塚●
8.トーナメント1回戦15分1R
○マーク・ケアー(判定3-0)エンセン井上●
9.トーナメント1回戦15分1R
○ホイス・グレイシー(判定3-0)高田延彦●
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