No.90
「PRIDE19」フライ対シャムロック

「PRIDE19」
2002(平成14)年2月24日 さいたまスーパーアリーナ
同行者=千里眼

ベストマッチはニュートン対ペレの偉人対決か。
関節技とそれを抜いて攻めようとする攻防はなかなかの見ごたえ。
ニュートンは入場曲がアニメ「攻殻機動隊」の曲だったり勝った時のパフォーマンスが
「ドラゴンボール」のかめはめ波だったりと
ジャパンアニメおたくたるところを如何なく披露。
と思っていたらホドリゴ・グレイシーは一族のテーマ(?)である「ラスト・オブ・モヒカン」の勇壮な曲ではなく
何と「機動戦隊チェンジマン」の主題歌で入場!
後で本人のインタビューを読んだら番組がブラジルで放送されていたそうで、子供のころからチェンジマンのファンだったそう。
第一試合のカタルフォは60年代から70年代のプロレスラーみたいなたたずまいでいい雰囲気持ってたんだけど、
いきなり巨鯨エリクソンに乗っかられたんじゃなあ。
フライ対シャムロックはフライの看板となった「お前も入るか、プライド男塾」の元になった試合といっていいだろう。
火の出るようなパンチの打ち合いは見ごたえがあった。
エンセンはまたしても刺青が増えていたのと入場がやたら長くてなんだか反感を買っていた。
試合後のマイクで放送禁止用語を叫んでいたよう。
メインは田村が打撃でだんだんと壊れてゆくさまがつらかった。

(2003・0813)

DSE「PRIDE19」
2002(平成14)年2月24日 さいたまスーパーアリーナ
観衆2万2381人(超満員札止め)=主催者発表

全試合1R10分、2・3R5分
1.○トム・エリクソン(裸締め、1R2:35)ティム・カタルフォ●

2.○アレックス・スティーブリング(判定3-0)V.イズマイウ●

3.○ホドリゴ・グレイシー(チョークスリーパー、3R0:28)松井大二郎●

4.○カーロス・ニュートン(腕ひしぎ逆十字固め、1R7:16)ペレ●

5.○ヒース・ヒーリング(判定3-0)イゴール・ボブチャンチン●

6.○ドン・フライ(判定2-1)ケン・シャムロック●

7.○アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(三角絞め、1R6:17)エンセン井上●

8. PRIDEミドル級タイトルマッチ
○ヴァンダレイ・シウバ(KO、2R2:28)田村潔司●
*シウバが初防衛に成功。

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