No.101
ミルコ最強へまた一歩前進、サップにKO勝ち!
K-1「K-1 WORLD GRAND PRIX 2003 inさいたま」
2003(平成15)年3月30日 さいたまスーパーアリーナ
同行者=なし
サップとクロコップの試合はわずか1分半に満たない攻防だったがなかなか見ごたえがあった。
ミルコはサップがインファイトを仕掛けようとすると巧みなクリンチで距離をつぶしサップに打たせない。
総合格闘技で培ったもみ合いの強さが出た感じだ。
1分10秒過ぎミルコのストレートがサップの目の近くにヒットして少し間を置いてサップダウン、
そのまま10カウントを聞いた。
フィニッシュのパンチを打つ前に反対側の手で間合いを読んでから撃つところは、ミルコの勝負師みたいな部分を見た。
試合後の発表でサップは眼底骨折の疑いありとのこと。
実際この年の夏まで長期欠場した。
ホーストは数日前に兄弟を交通事故で亡くしてのファイト。
ピーター・アーツはラスベガスでのリベンジならず、すねの裂傷は傷が深そうに見えた。
それから第3試合に勝ったレミー・ポンヤスキーの飛び膝蹴りが強烈、100キロクラスであの跳躍力は脅威。
(2003・0813)
K-1「K-1 WORLD GRAND PRIX 2003 inさいたま」
2003(平成15)年3月30日 さいたまスーパーアリーナ
観衆2万2320人(超満員札止め)=主催者発表
*全試合3分5R
1.○E.ホースト(KO、1R2:55)ジェファーソン・タンク・シウバ●
*左ボディフック。
2.○ヤン“ザ・ジャイアント”ノルキア(判定、3-0)エヴジェニー・オルロフ●
3.○レミー・ボンヤスキー(TKO、3R1:15)ビヨン・プレギー●
*タオル投入。
4.○レイ・セフォー(TKO、3R1:15)ペレ・リード●
*タオル投入。
5.○ステファン“ブリッツ”レコ(TKO、3R1:44)ピーター・アーツ●
*アーツ右スネ負傷でドクターストップ。
6.○ミルコ・クロコップ(KO、1R1:26)ボブ・サップ●
*左ストレート。
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