No.106
G1クライマックス、新日本の底力。新日本プロレス「G1 CLIMAX」第6戦(両国2日目)
新日本プロレス「G1 CLIMAX」第6戦(両国2日目)
2003(平成15)年8月16日 東京・両国国技館
同行者=千里眼
第一試合は柴田の入場曲がディープ・パープルの「ブラック・ナイト」。
魔界=黒のイメージがあるので個人的にはいい選曲だと思う。
試合は永田のハイキックが柴田の顎に入って柴田ダウン、そのままTKO勝ち。
セコンドがあせってリング内に入ったから危険な状態かと思ったが大丈夫だった。
第四試合の井上は何がやりたいのかわからないままにやられてしまった。
第五試合の吉江、だんだんいい味が出てきたと思う。
ヒッププッシュやボディプレスなど、太っていることをキャラクターにしている。
太っているということも自分の持ち味だと心に決めて、誰も真似できないキャラクターを目指してもらいたい。
第六試合の中邑は黒のロングタイツで登場。ちょっとがっかり。
女子の浜田文子もそうだけど、若いうちは太もも見せないと。
いずれいやがうえでも肉が落ちてくるんだから。
第七試合のバーネット、蝶野がSTFの体制に入るとすかさず自分も同じ技。
やりたかったんだね、これ。しかも技の入り方がちゃんと相手の足を折りたたんでの本格的なもの。
研究してるなあ、と思った。
G1クライマックス準決勝2試合はいずれも好勝負。
新日本プロレス「G1 CLIMAX」第6戦(両国2日目)
2003(平成15)年8月16日 東京・両国国技館
観衆1万800人(超満員)=主催者発表
1.G1クライマックス準決勝進出者決定戦(30分1本勝負)
○永田(TKO、4:11)柴田頼●
*永田が準決勝進出。
2.15分1本勝負
○邪道、外道(クロスフェース・オブ・邪道、7:33)田口、山本尚●
3.20分1本勝負
○後藤、H斉藤(体固め、9:30)西村、E・サムライ●
4.20分1本勝負
○垣原、ヒート、T.マスク(片エビ固め、12:19)ライガー、金本、井上亘●
5.20分1本勝負
○吉江、棚橋(片エビ固め、14:16)柳澤、魔界1号●
6.20分1本勝負
○中西、中邑(アルゼンチン式背骨折り、12:00)エンセン井上、小原●
7.30分1本勝負
○蝶野、バーネット(STF、9:42)安田、長井●
8.G1クライマックス準決勝(60分1本勝負)
○秋山(片エビ固め、16:11)永田●
*秋山が決勝進出。
9.同
○天山(アナコンダ・バイスでRSC、21:13)高山●
*天山が決勝進出。
この結果8月17日の決勝戦は天山-秋山戦と決定。
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