No.111
永田、鮮血の敬礼。新日本プロレス「WRESTLING WORLD 2004」
新日本プロレス「WRESTLING WORLD 2004」
2004(平成16)年1月4日 東京ドーム
同行者=なし
成瀬対安田
身長差20センチ、体重差29kg。
それでも安田が急所打ち。
両者納得行かず再試合。
あっというまにグラウンドに持ち込んだ成瀬が胴締めスリーパーで巨漢退治。
バーネット、飯塚対柴田頼、村上
バーネットがグラウンドのうまさを充分に見せた後キャプチュードでフォール勝ち。
村上、柴田は本領発揮できず。
西村対鈴木
鈴木執拗な腕ひしぎ逆十字攻撃。
しのぎきった西村がドリー直伝(?)の逆さ押さえ込み。
中西対天龍
中西はレザーの黒いズボンで登場。
予想通りの武骨なチョップ合戦、しかし迫力。
天龍はさすがにちょっと衰えた感じ、最後は意外な技でフォールを取られた。
永田対佐々木
佐々木の新日本再登場での因縁の一戦。
場外戦での鉄柱合戦から両者流血。
特に永田の出血がひどく、ビジョンの大画面では仰向けに倒れた永田の頭の横にどんどん大きくなる血溜りの映像が。
永田の額に噛み付く佐々木、強烈にヒールをアピール。
しかしここから永田がハイキック、飛び回し蹴りで反撃。
ナガタロックUで佐々木を捕捉、締め上げる。
しかし佐々木は首を横に振りギブアップしない。
永田もロックを離さず、レフェリーがストップする。
退場する佐々木にコーナーによじ登って敬礼する永田、その心境は如何に。
読んで字の如く敬礼とは相手をうやまってこその動作である。
中邑対高山
前年大晦日の「Dynamite!!」名古屋大会でのアレクセイ・イグナショフ戦で顔面を負傷したままの中邑、
とにかくやられっ放しで最後ワンチャンスで勝った印象。
この後長期欠場となったがまだスイングする試合は難しいのだろうか。復帰後に注目。
休憩終了後にアレクセイ・イグナショフ戦がレフェリーの不手際で無効試合になり改めて再戦が行われることが発表された。
(2004・0112)
新日本プロレス「WRESTLING WORLD 2004」
2004(平成16)年1月4日 東京ドーム
観衆5万3000人(満員)
1.15分1本勝負
○後藤洋央紀(逆エビ固め、6:21)山本尚史●
2.15分1本勝負
○竹村豪氏(片エビ固め、6:53)エル・サムライ●
3.15分1本勝負
○長井、筑前、柳沢、魔界1号(片エビ固め、11:55)小原、H斉藤、E井上、後藤達●
4.15分1本勝負
○真壁伸也、矢野通(ジャーマンスープレックスホールド、10:18)B・ウルフ、井上亘●
5.15分1本勝負
○成瀬昌由(反則、2:09)安田忠夫●
*再試合15分1本勝負
○成瀬(RSC、0:30)安田●
*胴締めスリーパー。
6.20分1本勝負
○田口隆祐(片エビ固め、4:53)安沢明也●
7.IWGPジュニアタッグ選手権60分1本勝負
○外道、邪道(片エビ固め、17:15)タイガーマスク、ヒート●
*王者組初防衛。
8.GHCジュニアヘビー級選手権60分1本勝負
○獣神サンダー・ライガー(体固め、17:52)杉浦貴●
*ライガーが第8代王者。
9.U‐30無差別級選手権60分1本勝負
○棚橋弘至(飛龍原爆固め、17:06)吉江豊●
*棚橋が6度目の王座防衛。
10.30分1本勝負
○J・バーネット、飯塚高史(片エビ固め、16:04)柴田勝頼、村上一成●
11.30分1本勝負
○西村修(逆さ押さえ込み、9:39)鈴木みのる●
12.30分1本勝負
○中西学(フイッシャーマンズスープレックスホールド、10:20)天龍源一郎●
13.30分1本勝負
○永田裕志(RSC、12:10)佐々木健介●
*ナガタロックU。
14.30分1本勝負
○ボブ・サップ、武藤敬司(片エビ固め、21:00)蝶野正洋、天山広吉●
15.IWGP&NWFヘビー級王座統一戦60分1本勝負
○中邑真輔(チキンウイングアームロック、13:55)高山義廣●
*中邑がIWGP初防衛、第20代NWF王者。
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