No.147
崇高なる脳天落とし合戦。プロレスリング・ノア「DEPARTURE 2004」



プロレスリング・ノア「DEPARTURE 2004」 
2004年7月10日 東京ドーム
同行者=千里眼

ノア生観戦は初。以前の全日本は何度か行ったが。

【百田-永源】
レフェリーM井上。
永源、百田を頭突きから場外へ落としてトペのフリ(いつもとおんなじ?)。
戻った百田が張り手、永源はやくもツバ(いつもとおんなじ?)。
今度は百田が頭突きから永源を場外に落として戻ったところをロープにはりつけ、
胸板にパンチを落とすとツバ(いつもとおんなじ?)。
永源、百田の足を取って倒すとインディアンデスロック、おっかなびっくり後ろに倒れる。
永源、百田の両足を取ってジャイアントスイング、何と20回転、いつもより多く回っております!(by染之助染太郎)
両者目が回ってしばらくお休みの後、永源の回転エビ、逆さ押さえ込み、ドリルアホールパイルドライバー。
攻め込む永源、しかしコーナーポストに上がったところを捕まって投げられる。
百田バックドロップ、カウント2。
永源がDDTで逆襲、百田スモールパッケージからロープワークになってオコーナー式の後ろから抱え込む回転エビ固めで決着。
意外と技の応酬になった、でも緊張感なし。永源腹出てるし、風呂上りの縁側って感じ。




【本田、泉田、菊地-青柳、川畑、井上雅】
菊地-青柳でスタート、キック合戦。
菊地は大分コスチュームが変わったなあ、日章旗デザインのタイツが懐かしい。
青柳まだやってるのか、格闘技の祭典で大仁田と対戦したの、見たなあ後楽園で。
・・・などと考えて見ていると菊地が突然リングを降りて本部席のマイクを取ってアピール。
ところがよく聞こえない。
どうやら「走れよ!」と言っているらしい。
ロープワークで走らないことに文句を言っているよう。
井上がアルゼンチン背骨折り。
多聞STF。
川畑と泉田がタックル合戦。泉田バックドロップ。
あとよく覚えてません。
フィニッシュは・・・忘れた。
第1試合といい緊張感ゼロ、ぬるい。



【鈴木鼓、マルビン-モデスト、モーガン】
マルビン-モデスト?(外国人チームいまいちどっちがどっちか自信ない)でスタート。
モデストがマルビンのバックを制して抱えあげて投げ落とす。
その後バックの奪い合い、ちゃんとしたレスリングの応酬になっている。
マルビンが飛び技連発。
鼓太郎がロープワーク、初代タイガーローリングを披露、直後リング下の相手にトペ。
モデスト、俵返しからバックフリップ、マルビン、ラリアートをスウェーでかわしてキック。
マルビン鼓太郎、ダブルで初代タイガーローリングからのキック。
マルビン、場外の相手に三角飛びトペを敢行。
リング内に戻ってマルビン、ムーンサルト、リバース・ゴリースペシャルの体勢から落とす。
マルビン、スイングネックブリーカー。
しかし外国人組、見たこともない連携を披露。
マルビンを抱えあげてからひねりを加えた落とし技でフォール勝ち。
序盤きちんとしたレスリングが見れたのはよかった。
また4人とも技の切れがよく好試合、ぬるさがやや緩和された感じ。

【斉藤彰、橋-スコーピオ、R.スリンガー】
スコーピオは何か景品?を観客席に投げ込みながらの入場。
スコーピオ、リング上ではブレイクダンスを披露。
昔新日本の後楽園で彼がやっぱりリング上でダンスやったら
対戦相手だった小林邦昭がマイクで
「おいっ!ここはディスコじゃねえ!」
って怒ってました、でも日本語だったから通じたかどうか分からん。
斉藤は鎖鎌持って入場、以前より(新日本対誠心会館の抗争時とか反選手会同盟だった頃)
かなり肉がついて巨大化していて、ミスター・ポーゴかと思った。
試合開始前後、オーロラビジョンにタレントのイジリー岡田の顔が映って、何だか場内の雰囲気が散漫になる。
客席も私語が多くてざわついていてみんなリング上に集中していない。
スコーピオと斉藤、キック合戦、延髄斬りの応酬。
・・・って斉藤、仁王立ちで延髄斬り食って耐えても、説得力ないぞ。
橋、リチャードにモンゴリアンチョップ。
ここでもこの技が出ると会場にガス漏れのような音が聞こえる。
斉藤、殴る、蹴る、場外におっこどす、それしかないのか?と思ったら
滞空時間の超長いブレンバスターを披露。
スコーピオ、橋にパワーボムからムーンサルト。
さらに1回ひねりが入ったムーンサルト、2回目は失敗。
終盤リチャードがジャーマン・スープレックス。
さらにエアプレーンスピンの状態から叩き落す技で3カウント。
やや中だるみ、それから第2試合もそうだが安易なラリアート多過ぎ。

*ここで元NWA世界王者のハリー・レイスと、韓国の団体の代表が紹介される。
ああそうか、さっきの滞空時間の長いブレンバスター・・・。

【田上、佐野-池田、ヨネ】
池田、ヨネ組は入場曲がサンタ・エスメラルダの「悲しき願い」。
ヨネの踏み台から池田のジャンピング・キックが佐野に炸裂。
佐野、フットスタンプで応戦。
田上登場、大きくてドームのリングに映える!
タイツ赤いし、何だか馬場さんっぽい。
のど輪落とし!
パワーボム!
ハイアングルキック!
ヨネ回転エビで反撃するも押さえつけてチンロック!
田上1回佐野に変わったものの再登場、ラリアート、コーナーにヨネを詰めて串刺しハイキック。
代わった池田、カウンターの延髄斬りから腕をぐるぐる回してラリアート。
佐野、コーナーポスト上からミサイルキック。
ヨネ2度目の踏み台から池田ジャンピング・キック。
ヨネ、横抱えでのキン肉バスター。
佐野投げっぱなしジャーマンからブレンバスター。
さらにフットスタンプから雪崩式ブレンバスターで勝利。
田上がなぜかとても印象に残った、大変見栄えがした。
このクラスでは体格も違うし、1つ抜けていた。

*この後オーロラビジョンに病気療養で欠場中だったラッシャー木村の顔が。
人相が変わるぐらい衰えている。
会場に来られないぐらい病状が悪いのか。
ついに引退表明。
ビジョンには馬場戦(初対決、オープン選手権千葉大会)、鶴田戦(十番勝負、蔵前)などの映像が。
木村選手長い間お疲れ様でした、日本プロレス-東京-国際-新日本-UWF‐全日本-ノアと渡った波乱万丈のリング生活でしたね。
お体のほうもどうかお大事に。

【丸藤、KENTA-カシン、杉浦】
杉浦途中まで一人で入場、カシンがいつまでたっても出てこないので「×!」のゼスチャーから戻ってカシンを呼んでくる。
その後カシン・杉浦組がセコンド2人とともにグレイシー・トレインで入場。
王者組は別々に入場。丸藤はマスク被って。
オーロラビジョンに実況席の面々の顔が。
百田はいいとして掛布!今日は名古屋でオールスター戦だろ!
何で野球の解説に出ないでプロレスの放送席なんだ!って突っ込みを入れたくなってしまった(別にどうでもいいんですけど)。
カシンと丸藤でスタート、と思ったらカシンがすぐ杉浦にタッチ、しかし丸藤がアピール、客席からコール、手拍子が起こると結局カシン登場。
リストロックから入る両者、はずして今度はロックアップ、カシンが俵返し、それを丸藤が返す連続の攻防。
基本的なムーブだが両者動きの切れがいいので会場が沸く。
KENTAと杉浦に代わる。KENTAがハイキック。
杉浦アマレス風のリフトアップから投げ、フェースロック。丸藤が出る。
丸藤距離と滞空時間の長いフライングエルボーバット。
杉浦エプロンから丸藤に奈落式サイド・スープレックス。
丸藤効いたのか場外でダウン、リングアウトカウントが進む。
するとカシンが出てきて何故か丸藤をリング内に入れる。
杉浦が理解できない、といった表情、不穏な空気が流れる。
カシン、丸藤にエルボー連発、押さえて杉浦にスタナーを催促、しかしこれは丸藤がよけて同士討ち。
杉浦、丸藤にキャメルクラッチとフェースロックの複合攻撃。
丸藤に代わったKENTA、キック連発&ドロップキックで杉浦を攻める。
KENTAがロープワークからフランケンシュタイナー、しかし杉浦これを受け止めてパワーボム。
カシン対KENTAに代わる。KENTAの蹴り、カシンなんと全てかわしきる、観客席からため息。
KENTA、カシンにドラゴンスクリュー。さらにコーナーポスト上からエルボーバット、しかしこれは失敗。と
カシン、スタンディングでの首4の字からロープにぶら下がっての首吊り。
カシン、代わった丸藤に不知火を仕掛ける!やや横崩れながらも決まる。
カシン、王者組のダブルインパクト風攻撃をつぶして飛びつき逆十字、杉浦はアンクル・ホールドから膝十字固め。
挑戦者組の猛攻が続く、杉浦が丸藤にスタナー。
続いてジャーマン的な投げで相手を一回転させて胸から叩きつける技。
腕のロックがジャーマンより高い位置で相手の胸に掛かっている。
だが2発目は丸藤、回転の勢いで着地。しかし杉浦アマレス的投げからコーナーに上り雪崩式の技を狙う。
ここでKENTAがカット、杉浦に二人がかりでダブルインパクト式の不知火。
これはカシンがカウント3阻止するも続いても不知火爆発、最後はもう一発雪崩式の不知火で決着。
丸藤はダメージが大きいのかセコンドにおぶられての退場。これはちょっといただけなかったが負傷しているのなら仕方ない。
丸藤の派手な大技と、カシンの相変わらずのセンスが光った試合。
杉浦も善戦、KENTAはややキックが多い印象。

【ライガー-金丸】
アウェーのライガーにすごいブーイング。
金丸いきなりのハイキック。
ライガー掌底からパワーボム、はやくも首かっ切りポーズ。
金丸ブレンバスターから胴締めスリーパー、コーナーに逆さ吊りから顔面キック。
金丸複合キャメルクラッチからライガーの顔面を覆面の上からかきむしり。
金丸グランドでヘッドロック、ライガー脱出して浴びせ蹴り、金丸場外に落ちる。
追っかけたライガー、場外でパワーボム炸裂。
客席から「痛くないよ、金丸」の声。
そりゃあ言った本人は痛くないけどなあ、金丸は確実に痛いはずだよ。
リングに戻って勝ち誇るライガー、金丸はカウント19でぎりぎり生還。
ライガーのパワーボム。フォールせずカウントを要求(?)、金丸カウント9でようやく立ち上がる。
さらにライガー、投げっぱなしジャーマン、雪崩式ブレンバスター。
ライガーのストレッチからグランドに移行して胴締めスリーパーからロメロスペシャル。
はずした金丸、パワーボムからライガーの左足に低空ドロップキック。
ライガー逆襲、バックドロップ、コーナー最上段から雪崩式ブレーンバスターを狙う。
だが金丸これをはずしてパワーボム、ロープに飛んで飛びつきDDT、さらにムーンサルトを狙うがこれは失敗。
ライガー逆襲、コーナーに釘付けにしての掌底。
ライガー再度の雪崩式ブレーンバスター、掌底、金丸反撃のDDT。
金丸ムーンソルト、ブレンバスター垂直落下。
さらに金丸ひねりが入ったブレンバスター、カウント3。
ライガーの敗北は意外。


ジャンボ鶴田基金の看板。

【高山、鈴木-森嶋、力皇】
鈴木-力皇でスタート、巨漢が3人揃うと鈴木だけ極端に小さく見える。
鈴木は両手をダランと下げて相手の出方を伺う、なんか猪木みたいな雰囲気を醸し出してる動き。
組もうとする力皇をすかす、すかす。
高山と力皇になる、手四つで力比べ。
力皇が張り手、顔面パンチからタックル。
森嶋が出て鈴木と。鈴木ストンピング。
力皇、鈴木にフライング・ボディプレス。
二人で鈴木にサンドイッチラリアート。
さらにダブルインパクトの体勢になったがこれは高山が阻止、鈴木が力皇に空中で三角締め。
さらにグランドになって腕ひしぎ逆十字に移行するも森嶋がカット。
高山、力皇にコーナー串刺しジャンピングニー。王者組二人で踏みつけ。
高山のバックドロップを食った力皇が反撃、のど輪落とし。
さらに代わった森嶋がエルボーからラリアート。
ロープに振られた高山がカウンターのダイビング・ボディアタック。意外な大技に場内が沸く。
鈴木アームロック、大巨人殺しの腕固め。
鈴木スリーパーからスタンドに移行、腕を決めたままフライング・ヘッドシザース。
そのままグランドになって腕を決めたままローリング。
代わった高山にワイルド2、ダブルドロップキック。
森嶋が高山にバックドロップ、鈴木にパンチ。
しかし高山、森嶋にニーリフトから走りこんでの胸板キック。
さらに王者組の合体攻撃から高山が高角度のジャーマンスープレックスで決着。
試合後王者組マイクアピール。よく聞こえなかった。

【三沢、小川良-武藤、ケア】
三沢と武藤、注目の初対決。
太陽ケアのセコンドはTAKAみちのく。RODのロゴの入った旗を振っている。
小川-ケアでスタート、小川がリストを取っての攻め、これだけで見せられるのはなかなか。
小川ジャンピングしてのジョークラッシャー。
三沢と武藤に代わる。
ロックアップからロープワーク、三沢が早くもエルボーからタイガードライバー。
武藤負けずにシャイニング・ウィザード、三沢場外に落ちる。
コーナーポスト上から見つめる武藤、三沢リングイン。
両者手四つからバックの奪い合い、三沢が武藤の左のリストを決めてグランドへ。
武藤ローリングしてこれをはずし足攻め。
代わってケア-三沢に。
三沢がロープ際でエルボー連打、小川との連携、欽ちゃんキック。
ケアが反撃、カウンターのドロップキック。
武藤入ってダブルの股裂き。
ケア、小川のタックルを自爆させてバックドロップ。
武藤-小川になる、武藤足狙いの低空ドロップキック。
ドラゴンスクリューから武藤がSTF。
武藤が小川にエメラルド・フロウジョン、三沢自分の技使われて火がついたか入ってきて武藤にシャイニング。
小川-ケアになって、ケアの何だかわからない落とし技。
延髄斬りの応酬から再び三沢-武藤。
ドロップキックからエルボーの応酬。
武藤低空ドロップキックからドラゴンスクリューの必勝フルコース。
だがそのあとシャイニングから高速エルボーと脈絡のない攻撃。
三沢がエルボーで武藤を落としてトペ敢行。
再び三沢-ケア。ケアがアイリッシュホイップからトラースキック。
フランケンシュタイナーから左のリストロック、さらに腕ひしぎ逆十字の奇襲。
三沢ロープに逃げる。三沢、ケアのバックドロップを空中で回転して逃れエルボー。
三沢のタイガースープレックスと小川のバックドロップが同時爆発。
武藤シャイニング連発からムーンサルト。
ケア、ハーフネルソン・スープレックス決めるも三沢がエメラルドの体勢、だが失敗。
三沢再度エメラルド、やや変形スタイルだったがこれで決着。
試合後特に握手やアピールなどなく、武藤は淡々とリングを去った。
リングサイドで武藤とレイスが握手。
なかなか面白かった、久々の大物同士の初対決ということで場内もヒートアップ。

【小橋-秋山】
ロープワークの後手四つ。
小橋のチョップ、秋山のジャンピングニーの応酬。
秋山、手四つから回転して小橋の両手を極める。
秋山、小橋を一旦場外に誘うが小橋乗らず。
チョップ、エルボー合戦、小橋殴り勝つ。
小橋が河津掛けを仕掛けるも秋山、小橋の足元にスライディングしてレッグシザースでテイクダウンを取る。
カニばさみ、ですか。そのあと秋山膝十字からフロントのインディアンデスロック。
その体勢で両者チョップ合戦、驚いたことに下の小橋が殴り勝つ。
スタンドに移行して小橋がドラゴン・スリーパーのような体勢から秋山の胸板に垂直チョップを落とす。
これを連続しておこなった後小橋がチョップの連続、秋山受ける。
小橋の裏拳気味の回転チョップを秋山かわすとナックル、エルボー。
ロープワークからジャンピングニーとフライング・タックルの激突。
秋山エプロンで奈落式DDT。
さらにエプロンに小橋を運んでうつ伏せにした後、上から後頭部へギロチン・ニードロップ!
これはかなり危険、さらにエプロンで立ち上がった小橋に秋山がジャンピングニー。
秋山の攻撃が続く、首4の字、フィストドロップ2発。
スタンドでフロントネックロック。
秋山フェースバスターから人間風車、エルボー、グランドでフロントネックロック。
これは小橋が力まかせのローリングで脱出。
秋山顔面へニーリフトからバックドロップ、しかし小橋のヘッドロックが外れない。
ロープに振ろうとしても外れない、秋山再度バックドロップ、それでも外れない。
小橋スリーパーからハーフネルソンスープレックス、コーナーに詰めてチョップ連打、しかし最後のほうはぺちぺちした感じ。
さらに裏拳気味の回転チョップ3連発。
小橋、エプロンで奈落式ブレンバスター、落差が大きい。
小橋、秋山をリングに戻すとハーフネルソンスープレックス、チョップ、こぶしを握った!
ブレンバスターから空中で切りかえしての落下技。起こしてラリアート、だがカウント2。
秋山、小橋のバーニングハンマーの体勢をはずしてジャーマン、ジャンピングニー。
再びエプロンでジャーマンの攻防があった後、秋山のエクスプロイダーが場外で爆発。
秋山14、小橋19でリング生還。
秋山雪崩式エクス、だがカウントは2。
秋山、小橋の足を監獄固め風にロックすると小橋の頭を引っ張ってきてネックロック。
秋山ローリング、しばらく絞め続けたあと秋山が自らはずしてエクスプロイダー。
秋山2発目を狙うも、小橋阻止してブレンバスター、垂直落下。
そのあと小橋が投げっぱなしハーフネルソンスープレックス、秋山がエクスプロイダーの応酬。
小橋ラリアート、カウント2。
小橋、秋山をボディスラムで落とすと再びこぶしを握った!
コーナーに上がった小橋、ムーンサルト。
しかし秋山、カウント2。
小橋秋山を抱え上げるとバーニングハンマー。
これで決着。

休憩なしのノンストップで4時間、場内も満員。
ダレた試合もあったがモデスト、モーガンのレスリング、田上の存在感、カシンのセンス、丸藤の大技、
三沢-武藤の大物対決、小川の試合運びのうまさ、などが印象に残った。
メインは・・・あれだけ大技出して落としっこして頭打って、確かにすごいことだけど
技の型に入るまでの攻防が全くないとそれは耐久レースやタフネス・コンテストの類ではないかと考えてしまう。

(2004.0711)

プロレスリング・ノア「DEPARTURE 2004」 
2004(平成16)年7月10日 東京ドーム
観衆=5万8000人(超満員=主催者発表)

1.20分1本勝負
○百田光雄(後方回転エビ固め、8:03)永源遙●

2.30分1本勝負
○本田多聞、泉田純、菊地毅(片エビ固め、10:58)青柳政司、井上雅央、川畑輝鎮●

3.30分1本勝負
○D.モーガン、M.モデスト(片エビ固め、11:55)鈴木鼓太郎、R.マルビン●

4.30分1本勝負
○スコーピオ、R.スリンガー(片エビ固め、16:44)斉藤彰俊、橋誠●

5.30分1本勝負
○佐野巧真、田上明(片エビ固め、10:45)池田大輔、モハメド・ヨネ●

6.GHCジュニアヘビー級タッグ選手権(60分1本勝負)
○丸藤正道、KENTA(体固め、22:26)ケンドー・カシン、杉浦貴●
*王者組の防衛。

7.GHCジュニアヘビー級選手権(60分1本勝負)
○金丸義信(片エビ固め、17:39)獣神T.ライガー●
*金丸が新王者。

8.IWGPタッグ選手権(60分1本勝負)
○高山善廣、鈴木みのる(原爆固め、12:55)力皇猛、森嶋猛●
*王者組3度目の防衛。

9.GHCタッグ選手権(60分1本勝負)
○三沢光晴、小川良成(体固め、21:46)武藤敬司、太陽ケア●
*王者組の防衛。

10.GHCヘビー級選手権(60分1本勝負)
○小橋建太(体固め、35:34)秋山準●
*小橋が9度目の防衛。

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