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1964年イギリス
原作:イアン・フレミング
監督:ガイ・ハミルトン
音楽:ジョン・バリー
主題歌歌手:シャーリー・バッシー
主題歌作詞:レスリー・ブリカッシー、アンソニー・ニューリー
メインタイトル・デザイン:ロバート・ブラウンジョン
出演・配役
ショーン・コネリー:ジェームズ・ボンド=007
オナー・ブラックマン:プッシー・ガロア
ゲルト・フレーベ:オーリック・ゴールドフィンガー
シャーリー・イートン:ジル・マスターソン
タニア・マレット:ティリー・マスターソン
ハロルド坂田:オッド・ジョブ
バーナード・リー:M
ロイス・マクスウェル:ミス・マネーペニー
<あらすじ>金(きん)の密輸の容疑がある億万長者・ゴールドフィンガーに接触する007。
しかし彼は捕らえられてしまう。
ゴールドフィンガーはアメリカ中の金が集まるフォートノックス銀行を核汚染させ金市場を混乱させ、
自分の金を10倍以上で売る
「グランド・スラム計画」を実行しようとする。
初期007シリーズでは一番好きな作品。
書店で推奨図書で紹介した
アシェット・コレクションズ・ジャパン社のDVD付きの本を見つけ790円ということもあって購入。
んで久々に見ると、驚いたことに各シーンは結構覚えているのだが、
それはブツ切りの記憶で詳細なストーリーは全然記憶と違っていた(笑)、もう年か?
メインタイトルは歌と相まってもう史上最高ではないかといえる耽美な出来。これだけでも充分満足しちゃう。
ボンドは冒頭別の任務でメキシコで革命家ラミレスのアジトを爆発させ、敵の経営してると思われるクラブに入って踊り子を誘惑。
キスしてる隙にラミレスの手下が背後からボンドを襲うが、浴槽にはまったラミレスの手下に照明スタンドを投げつけ感電死させる。
その後ボンドはゴールドフィンガーの金密輸を調査するため彼を監視。
プールサイドのカードゲームで不正
(相手の背後のホテルの自分の部屋からジルに望遠鏡で相手の手を確認させ、イヤホンで連絡させる)
をしてるゴールドフィンガーに軽く警告、その後ジルとベッドへ。
しかし冷蔵庫にシャンパンを取りにいったとき、背後から首に打撃(空手チョップ)を受けて失神。
攻撃した者の、山高帽を被ったシルエットが不気味。
気がつくとジルはベッドで全身に金粉を塗られて死んでいた。
ツイン・ピークスのローラ・パーマーも逃げ出しそうな世界一美しい死体。
ボンドは再度ゴールドフィンガーに接触、賭けゴルフを行なう。
ここでキャディを務めるオッド・ジョブと遭遇、ボンドは首に受けた打撃の主を確認したよう。
オッド・ジョブ役のハロルド坂田は上背こそないが厚い胸板で存在感充分。
ボンドはジルの妹でゴールドフィンガーに復讐しようとするティリーと、
侵入しようとした秘密工場のそばで遭遇するが敵に発見され逃亡する。
しかし逃がしたはずのティリーは、オッド・ジョブの手裏剣のように投げる山高帽の攻撃で死亡。
ボンドも拘束されてしまう。
・・・接触した女二人が殺され、自分も敵に拘束されるボンド。
あんまり役に立ってない?
工業用レーザー光線で股から真っ二つにされそうなところを方言で逃れる始末。
グランド・スラム作戦の内訳は
ゴールドフィンガーの手下の女性プッシー・ガロアのまた手下のパイロットが飛行機で
フォートノックス銀行とその周辺を警護する米陸軍に対して睡眠ガスを散布、
軍隊が眠っている隙に核で銀行を汚染して57年間その金を使えなくさせる、という作戦。
拘束したボンドを監視する仲間を安心させるため、ゴールドフィンガーは牧場(兼秘密基地)で
「男には興味がない」プッシー・ガロアをセクシーに着替えさせ、ボンドのエスコートをさせる。
しかしボンドはワラが敷き詰められた小屋でプッシー・ガロアを男の武器で屈服させる。
グランド・スラム作戦が遂行されるが、ボンドに寝返ったプッシー・ガロアは睡眠ガスを散布せず、
軍隊は狸寝入り。頃合いを見計らった米軍が起き上がり戦闘が開始される。
爆弾は起爆装置のタイムアップが進み、作戦が失敗したゴールドフィンガーは米軍将校に変装して脱出。
銀行の中にはボンドとオッド・ジョブが取り残され、クライマックスの対決。
強靭なオッド・ジョブに金塊や木の棒で殴りかかるボンドだがタフなオッド・ジョブにはまるで通じず、空手チョップで反撃される。
ストーリー序盤でボンドを不意打ち失神させた空手チョップがクライマックスで再び!
しかしボンド、彼の武器の山高帽を拾うとそれを投げて反撃、
鉄格子に突き刺さった山高帽を取ろうとするオッド・ジョブをボンドは機転で感電死させる。
そう、冒頭の乱闘でラミレスの手下も感電死。
空手チョップと感電死のリフレイン、これが今回の発見。
オッド・ジョブを倒した後のボンドも、爆弾の時限装置を停止することが出来ずの他力本願
(爆発までのカウントが後7秒―つまり007で止まったのは笑える)。
この後米大統領に会見するために特別機に乗ったボンドを脱出していたゴールドフィンガーが襲撃。
結局ボンドは女二人殺されて、自分は拘束されて、時限爆弾も自力では止められずってあまり活躍できてない(笑)。
少なくとも4回ぐらい死んでるはずだし(冒頭のオッド・ジョブの背後からの空手チョップ、
工場内でのカーチェイス後の失神、レーザー光線での股裂き、フォートノックスの時限爆弾停止直前)。
ラストシーンの特別機墜落入れたら5回か。
まあ最後はプッシー・ガロアに裏切りさせたのが大逆転につながったわけだが。
逆に言えばガロアを着替えさせてボンドと二人きりにさせたのがゴールドフィンガーの失敗ということでしょうか。
あとゴールドフィンガーの工場は何故か働いてる人や技術者の多くがアジア系、これはどういう演出の意図があるのだろうか。
参考資料によるとこの映画の全世界興行収入は1億2490万ドル(!)だそう。
ハロルド坂田も存在感たっぷりだし、古さを感じさせない名作。
確かにおいらが小さい頃は007は大ブームだった。
思い出してみると、藤子不二夫のコミック「怪物くん」には黄金怪物「ゴールドフンガー」ってのが登場したことがあったけど。
また金の核汚染のアイディアは「ゴルゴ13」リイド社54巻「穀物戦争 蟷螂の斧」でも見られる。
(09.0308)
参考:ジェームズ・ボンド公式DVDコレクション1 アシェット・コレクションズ・ジャパン 2009年
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