「2012」ローランド・エメリッヒの人類滅亡映画。

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<あらすじ>2012年、未曾有の天変地異が起こり人類は滅亡する。
一縷の望みを託して少数の人類が生き残りをかける。

'10年5月4日、浅草で見る。
太陽から降り注ぐニュートリノの量が異常に大きくなり、地球の地軸が熱せられ内部が脆弱な液体化。
岩盤部は浮遊した状態になり地球各所で噴火、地震などが連続して起こり
マヤの予言にあるように2012年にこの世は滅びる、という天変地異パニック映画。
よく言えばスケール壮大な、悪く言えば大袈裟な世界滅亡の映像がこれでもか、これでもかと展開される。

ストーリーは科学者・政治家側と、一般人側のいくつかのグループのそれぞれの進行が合わさった出来。
んで「運命の日」を逆算して、人類全員は無理としても40万人は助けようとする計画が極秘裏に進行される。
現代版の巨大な方舟を造ってそこに一部の動物、美術品などとともに非難する。

しかし一般市民はチケットを買うことが出来ず、
出資したアラブやロシアの富豪などが優先に買うことになる。一人10億ユーロ(!)。
当然「それじゃ不公平だろ」って怒るエイドリアン・ヘルムズリー博士とかが出てくる。

SF作家だが売れなくてロシアの富豪のリムジンの運転手やってるバツイチのジャクソン・カーティス。
地割れと地震が起こる中、元妻と二人の子供、元妻のボーイフレンドを乗せて車で突っ走る。
追ってくる地割れを振り切って進むドライバーテクニックは007顔負け(笑)。超人か。

ジャクソンの元奥さん(と子供たち)と同居してる整形外科医のゴードンも
飛行機操縦初心者なのに脱出でいきなり副操縦士に祭り上げられて
すんごいアクロバット飛行の脱出劇(笑)。

こういうところ、せっかく設定を大真面目に作っている割に
ハリウッド映画お得意の大脱出を盛り込んでしまって
それはそれで見せ場作りなのかもしれないけれど、一気にリアル感が冷めてしまう。
あまり派手なアクロバット的脱出は必要なかったのでは?

話飛びますが
まあおいらが子供のころは、「実際の特定された年に人類が滅亡するっていう説」では何と言ってもノストラダムスの1999年でしたが。
んでそれは東宝で映画化されましたけど、仮想未来の映像が見世物小屋的グロで展開されるある意味スゴい映画でした。
それで1999年夏に何が起こったかと言うと、予言では「1999年7の月」でしたが、
8月に小倉競馬場で行われたGV小倉記念で1着アンブラスモア、2着ニシノダイオーって当たり馬券が出たぐらいですかね。
ノストラの予言って、馬券だったのでしょうか?それともJRAの策略?時事馬券?
・・・さて話を元に戻して。実際の2012年に何が起こるか。人類が滅亡したら怖いけどちょっと興味がある。

んでもCGによるバチカンの宮殿が破壊され横転するシーン、
豪華客船、米空母が津波で倒れるシーンなどは迫力がある。

まあ助かる人、助からない人などが色々出て、方舟は発進される。

ラスベガス(シーザース・パレス!)でのボクシングの試合のシーンで
ワンカットだけ写るリングアナウンサーがマイケル・バッファー(笑)。
すぐわかりましたよ。

まああと主人公のジャクソンの息子の名前が「ノア」ってのはなあ・・・。
別に彼が方舟動かすわけではないし、ちょっと出来過ぎ。
「セム」ぐらいにしておいた方が良かったのでは。

2009年アメリカ
監督:ローランド・エメリッヒ
製作総指揮:ローランド・エメリッヒ、ウテ・エメリッヒ、マイケル・ウィマー
製作:マーク・ゴードン、ハラルド・クローサー、ラリー・フランコ
脚本:ローランド・エメリッヒ、ハラルド・クローサー
音楽:ハラルド・クローサー、トマス・ワンダー
出演:配役
ジョン・キューザック:ジャクソン・カーティス(SF作家)
アマンダ・ピート:ケイト(ジャクソンの元妻)
ダニー・グローヴァー:ウィルソン米大統領
タンディ・ニュートン:ローラ・ウィルソン(大統領の娘)
オリヴァー・プラット:カール・アンハイザー(アメリカ合衆国大統領首席補佐官)
キウェテル・イジョフォー:エイドリアン・ヘルムズリー(大統領の科学顧問)
ウディ・ハレルソン:チャーリー・フロスト(世界の終末をブログに書き込んでいる男)
トーマス・マッカーシー:ゴードン・シルバーマン(ケイトの現在の恋人の美容整形外科医)
ズラッコ・ブリッチ:ユーリ・カルポフ(ロシアの大富豪)
リアム・ジェームズ:ノア(ジャクソンとケイトの息子 )
モーガン・リリー:リリー(ジャクソンとケイトの娘)

('10.0511)

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