今年も暑くなりそう。
「プレデター」

プレデター (2枚組 プレミアム) [DVD]

新品価格
¥2,990から
(2010/9/19 12:17時点)



1987年アメリカ
監督:ジョン・マクティアナン
音楽:アラン・シルべストリ
出演・配役
アーノルド・シュワルツェネッガー:ダッチ・シェイファー少佐
カール・ウェザース:ディロン
ジェシー・ベンチュラ:ブレイン
ビル・デューク:マック軍曹
ソニー・ランダム:ビリー
リチャード・レイブス:ラミレス
シェーン・ブラック:ホーキンス
エルピディア・キャリロ:アンナ
R・G・アームストロング:フィリップ将軍
ケビン・ピーター・ホール:プレデター/ヘリコプター操縦士

<あらすじ>ほとんどないに等しい。
某国の政府高官が南米のゲリラに拉致され、ダッチ・シェイファー(アーノルド・シュワルツェネッガー)率いる特殊部隊は救出を要請される。
しかし実際は同行したCIAのディロン(カール・ウェザース)が部下を救出するための作り話だった。
撤退する部隊にジャングルから姿の見えない謎の生命体が攻撃を始め、チームは一人ずつ殺されていく。
ダッチは泥を体表に塗ることで相手がこちらを見失うことに気づき、一人最後の決戦を挑む。

夏の暑い日には「プレデター」を見よう。
冷房を止めて窓を閉めて汗だらだらにして見よう。
蒸し暑そうな熱帯のジャングルを
これまた暑苦しいマッチョなシュワルツェネッガーや
ジェシー・ベンチュラらが重装備で練り歩くシーンを見よう。
劇中のジャングルの暑さを体感しよう。


前半と後半がまったく違うシュツエーションになる映画である。
前半主人公たるシュワルツェネッガーのチームが圧倒的な勝利を見せるゲリラ・アクション。
後半は撤退する主人公達のチームが逆に正体不明の敵に「狩られる」立場になる。

オープニングで地球に接近する宇宙船から
プレデターが乗った小型の船が分離して地球に向かって下りてくる、誰も見ていないシーンがあるが、
このシーンがなかったらプレデターが宇宙から来たということがわからない。
別にプレデターが宇宙人ということがわからなくてもストーリーは続くし、またストーリー上それは大して重要な事ではない。

劇中の人物にはプレデターが宇宙人かどうかすら、正体がわからないのだ。

強いて言えば映画を見ている観客に圧倒的な運動能力と
人類を凌駕する科学力で戦闘を挑む正体不明の敵が「宇宙から来た生物」だという認識をさせるだけ。
決して魔法・心霊などの類ではなく同じ生物であるから、のちの被弾により緑の血を残した事実と合わせて
「血が出るなら殺せる」と人類側にもすこーしだけ勝利する可能性があるということを説明しているに過ぎない。

アンナは言う。「子供の頃、惨殺死体を見たわ・・・年寄りが十字を切って言うの『また悪魔が来た』・・・
悪魔は暑い時にしか出ないの・・・」
その地域では昔から語られている正体不明のもの、としか認識されないのだ。

蒸し暑そうなジャングルの出来と、映像とシンクロする音楽が素晴しい。
音楽は特に、前半のチームがジャングルを進みシーンと、
後半部はビリーへの襲撃シーンと、
ダッチが逆襲のための武器造りの後絶叫でプレデターに宣戦布告するまでのシーンの盛り上がり。
まるで劇判収録時に伊福部方式を採用しているかのようなシンクロ度だ。

生き残ったダッチは放心状態で、勝利の喜びを語るでもなく沈黙。
その姿を見て涙するアンナ、涙の意味は?
わずかにヘリで護送されるシーンでダッチがちらりと窓の外を見る。
「あれは一体何者だったのだろう・・・」と回想しているかの如く。

ビジュアル的には圧倒的なジャングル、
水量のすごい滝のシーン(涼しげ)、
後続の作品ではほとんど見られないヌメヌメとした爬虫類のような体表のプレデターの出来が気に入っている。

時々、思い出したように見てしまう。
シンプルな内容でこれほど魅せられるという点では類を見ない映画。
先にも書いたが映像、音楽などの出来栄えに目を見張る
SFアクション映画史上に名を刻む大傑作。

(08.0827)

NECA 1/4 Predator プレデター 19インチ ネカ [オープンマウス]

新品価格
¥11,980から
(2012/12/19 22:52時点)


↑プレデターのフィギュア。画像をクリックするとフィギュア購入サイトに行けます。

【ゴルゴ13 装甲兵SJR2ほか】
大ヒットコミックス・ゴルゴ13の1エピソードで「装甲兵SJR2」という2002年発表の作品がある。
アメリカの軍部が地上戦でより活動できるシステムを軍事産業の会社に依頼、
会社は日本の自動車産業会社が開発した二足歩行ロボットのシステムを有人のロボット型装甲兵に利用。
無人島に世界各国から悪名高いテロリストを集め、装甲兵SJR2と対戦させテストを行うというストーリー。
でその無人島に、仕事で脱出したセスナが故障したため不時着したゴルゴ13が出現してSJR2と対戦・・・。
この作品には「プレデター」内のアイディアが垣間見られ楽しめる。
ゴルゴが再度映画化されたらこの作品が面白いと思う。

また「光学迷彩」はコミック・アニメの「攻殻機動隊」(1989〜)で見ることができる。
(この項2010.1231)

ゴルゴ13 148 (SPコミックス)

新品価格
¥550から
(2010/12/31 09:33時点)

EMOTION the Best GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 [DVD]

新品価格
¥1,499から
(2010/12/31 09:31時点)



*プレデターの造型は日本の戦隊シリーズの悪役の宇宙海賊が元ネタになっているらしい、
という説がウィキペディアに載っていたが、おいらは大映の「妖怪大戦争」に登場した「青坊主」という妖怪が似てると思った。

偏食ムービーに戻る
目次に戻る
SAMEDASU扉に戻る

web拍手 by FC2