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<あらすじ>紀元前480年、スパルタ王レオニダスの元に
ヨーロッパ征服を狙うアジアの大帝国ペルシア(地理的に現在のイラン)の使者が訪れ、
スパルタにペルシアの服従を要求する。
レオニダスはこれを拒否して使者を殺す。
そしてわずか300名の軍勢で100万のペルシア軍を迎え撃つ決意をする。
’10年5月9日、テレビ放送で見る。
実際の史実、ペルシア軍対スパルタの「ペルシア戦争のテルモピュライの戦い」をもとに構成。
但し史実とは違う脚色はあるらしい。
「スパルタ」はスパルタ教育の語源。幼少から戦いを教わり強靭な兵士を育成する。
「テルモピュライの戦い」ではレオニダス王の精鋭300人により何度もペルシア軍に苦杯をなめさせる。
しかし内通者がペルシアにスパルタ軍の裏側へ回るルートを教えたために
スパルタ軍は陣の周囲を固められ絶対絶命の危機に陥る。
この内通者というのが背中に大きなコブのある不具者で、
本来なら生まれた時淘汰されているはずの存在だった。
彼はスパルタ軍入りをレオニダス王に懇願するが、盾を持ち上げることのできない不自由な体では
軍のチームワークに支障をきたすと考えたレオニダス王は彼の入隊を却下した。
そして彼は入隊できなかった怨恨からペルシアの王・クセルクセスに情報を売る。
ペルシア軍との緒戦は盾を使った陣形、上から岩を落とす奇襲などで勝利するスパルタ。
しかし・・・戦闘シーンなどで過剰に動きの緩急のバランスを意図的に崩してる手法が散見されて、
何だか昨今のCG多用のCMを見てるようでやや興醒め。
妙なところでスローな映像になったりして、スピーディーさがあまり感じられ得ない。
この変どうか、見る側の好みに左右されるか。
盾を使ってスクラムを組んで防御する陣形は実際にあったらしい(ウィキより)。
あの「レッドクリフ」でもヴァリエーションが見られた。
んでスパルタ人はほぼ全員すごい割れてる腹筋をしている。
CG、って説もあるらしいが莫大な金額になりそうなので
おそらく皆さんジムに通って毎日毎日必死に腹筋運動したということらしい。
「オペラ座の怪人」で怪人やってたジェラルド・バトラーが勇猛なスパルタの王を演じる。
それから画像の色が独特なのは評価できる。
あと夫の王のために、評議会の政治家セロンに仕方なく体を提供する妃のシーンも
それほど露出はありませんがなんだかエロティック(後ろからやられちゃう)。
ところがセロンは評議会の席で妃が自分に体を許したことを暴露、裏切る。妃、やられ損。
妃、逆襲してセロンを刺し殺す。セロンの懐からペルシアの金貨が落ちて、セロンは裏切り者と認定される。
レオニダス王は最後までペルシア軍と戦うが、
雨のように降り注ぐ矢を受けて戦死。
しかしスパルタ魂は生き続け、1年後に再び軍勢が相対するところで終わる。
勝算なくとも誇りを失わず意地を貫き通すことが、
自分の肉体が滅びても次代への教え、伝説となりメッセージを与え続けることが可能になる、と説いているようなラスト。
2007年アメリカ
監督:ザック・スナイダー
製作総指揮:フランク・ミラー、デボラ・スナイダー、クレイグ・J・フローレス
トーマス・タル、ウィリアム・フェイ、スコット・メドニック、ベンジャミン・ワイスブレン
製作:ジャンニ・ヌナリ、マーク・キャントン、バーニー・ゴールドマン、ジェフリー・シルバー
脚本:ザック・スナイダー、マイケル・E・ゴードン、カート・ジョンスタッド
音楽:タイラー・ベイツ
出演:配役
ジェラルド・バトラー:レオニダス(スパルタ王)
レナ・ヘディ:ゴルゴー(レオニダスの妻・妃)
ロドリゴ・サントロ:クセルクセス(ペルシアの王)
デビッド・ウェナム:ディリオス(スパルタの兵士)
ドミニク・ウェスト:セロン(スパルタの政治家)
ミヒャエル・ファスベンダー:ステリオス(スパルタの兵士)
ヴィンセント・リーガン:隊長
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