「インディペンデンス・デイ」決定打が特攻隊とは。

インデペンデンス・デイ [DVD]

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1996年アメリカ
監督:ローランド・エメリッヒ
脚本:ディーン・デヴリン、ローランド・エメリッヒ
音楽:デヴィッド・アーノルド
エイリアンデザイン:パトリック・タトプロス
出演:J.ゴールドブラム、B.プルマン、W.スミス

<あらすじ>直径約24qの超巨大円盤が地球に複数飛来、主要都市に戦闘を仕掛ける。
地球側は円盤のシールドの前に攻撃を無力化され、惨敗が続く。
しかしひょんなことからシールドを数秒間無力化する方法が発見され、
科学者(J.ゴールドブラム)とパイロット(W.スミス)はエリア51に保存されていた円盤に
騎乗して相手の母艦に侵入し、シールドの無力化を図る。

08年9月にテレビで放送されたのでまた見てしまいました。
内容に特別深みがあるわけでもないし、
何だか実在の「エリア51」が公開されて、UFOの残骸やエイリアンの遺体が公開された時に
皆様が驚かないように免疫をつけるための映画、って感じもする。
まあ「エリア51」が実在するかまでは
おいらはやおいさんではないのではわかりませんがね。

9・11同時多発テロの前に製作された映画だからか?
人が死んでも印象軽い。
例えば大統領夫人。
大統領は一時悲しみを見せるが、その後は夫人に対して何もフォローもなく戦闘にいそしむ。
「この日こそ人類の独立記念日」など大演説の後、あろうことか自分も戦闘機に乗って出撃!(笑)
鉄の心の持ち主か。
最後は米軍が勝利する映画だし。
だからこその「インディペンデンス・デイ」。

不時着したパイロットのW.スミスは、UFOのコクピットを開き
操縦席に座っていたエイリアンをパンチ一発で失神させる!

J.ゴールドブラムとW.スミスがエイリアン側の母船にコンピューター・ウイルスを侵入させるために
エイリアンの母船に突入するんだけど、その時の掛け合いがギャグ連発で緊張感ゼロ。
人類の存亡がかかっているのにそんなにお気楽でいいのかよ、と思いました。

最後は「宇宙人に体をいじくられた」経験のあるパイロット親父の、
いくら最後のミサイルが故障で発射できないからって、
カミカゼ・アタックでシールド無力化とはなあ。
監督が旧同盟国出身だからか?
ちっとは残された家族のことも考えてやれよって。

そもそも、あれだけ領空を侵犯されても
なお友好関係を結ぶべくシグナルを送る米軍ってのは有り得んだろ。

(08.0920)


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