戦う女・長澤まさみ「隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS」

隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS スペシャル・エディション(3枚組) [DVD]

新品価格
¥1,900から
(2010/9/19 13:09時点)


2008年製作:東宝、日本テレビ放送網、小学館、ジェイ・ストーム、読売テレビ放送、中京テレビ放送、読売新聞、電通
監督:樋口真嗣
音楽:佐藤直紀
脚色:中島かずき
出演:松本潤、阿部寛、長澤まさみ、椎名桔平

<あらすじ>戦乱の世、秋月の再興のため姫(長澤)と黄金を3人(阿部、松本、宮川大輔 )が運ぶ。

08年5月24日、有楽町の日劇で見る。
黒澤作品のリメイクではあるが、内容を結構焼き直して自由な発想で展開させた娯楽映画。
長澤まさみの雪姫は男装しているせいもあって最初は男勝りの強い口調で通し
それがだんだんと女らしさを強調してゆくという展開で心地よい。
途中で買った若い女(姫の正体を知っている)が姫をかばって敵に射られてしまったあと、
怒りに燃える雪姫が弓矢を持って馬に乗り敵の騎馬を逆襲。
戦う長澤まさみに体温上昇!

火祭りのシーンの歌、合いの手が「ダンダンダラダラ、ダダダー、ダダダー」。
東宝’62年の「キングコング対ゴジラ」のファロ島で住民がキングコングの前で踊る曲。
長澤まさみが踊ったかどうかはきわどいが、ここでは踊ったことにしましょう(笑)。

メイクが濃くて敵役・椎名とホモ侍・高島は初めは誰だかわからなかった。
椎名は甲冑つけた姿はまるでダース・ベイダーみたい。
黒澤版→スター・ウォーズ→樋口版の変遷は面白い。
高島のホモ侍はなかなか面白かったが
この関所のやり取り自体がちょっと長いのでは、と感じた。
でも高島、ストーリーの中でだけどどうやら長澤のおっぱい鑑賞したようで(でもホモだから女のおっぱいには興味ない)。
裏山!

黒澤版で藤田進が演じる役は該当者いませんでした。
阿部寛の真壁六郎太は長身を利して見栄え充分、騎馬の戦闘シーンもいい出来。

後半は長澤と松本の淡い恋という展開になるが
そういう展開は現代の映画の製作状況を考えると入れなければならないネタと考える。

ラストは雪姫は金を運んだ民たちに迎えられるのだが
民たちはひたすら無言で微笑む。
個人的にはここで「姫様はご無事だぞー!」とか言ってわいわい大騒ぎする弾けが欲しかった。
貴人の御前では礼を失することになるけど、そこで雪姫が火祭りを思い出す、というシュツエーションでもよかったのではないか。

エンドにかかる主題歌がまた。
布袋寅泰のギターでラップ風の歌詞なのだが
「裏切り御免さ」って歌ってる(笑)。はは、今風だ。

それから「THE LAST PRINCESS」ってサブタイトルはどうか?
滅んじゃいそう。

(08.0531)



偏食ムービーに戻る
目次に戻る
SAMEDASU扉に戻る

web拍手 by FC2