猪木・アリ戦
猪木・アリ戦 【いのき-あり-せん】
昭和51年6月26日日本武道館で実現した「世紀のスーパーファイト」M.アリ対A.猪木の「格闘技世界一決定戦」。
現役のプロボクシング世界ヘビー級王者をプロレス団体のリングに上げて試合をさせたという点で全世界の注目を浴びた試合。
試合は両者決定打がなく3分15ラウンドを戦い抜き判定引き分け。
主催者側としてがんじがらめのルールでも試合を中止するわけにも行かず、
かつアリのパンチでノックアウト負けするわけにもいかない猪木が
不利なルールの中で針の穴ほどの勝機を見出して格闘技的な戦略(グランドポジションでのローキック攻撃)を披露し、
試合後クローズド・サーキットの不振などから莫大な借金を背負い、かつ試合は凡戦と酷評されても
言い訳がましい発言をしなかったという事実を切鮫は永遠に支持する。
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