ゴロザウルス
ゴロザウルス 【ごろざうるす】
架空の恐竜型怪獣。東宝の「キングコングの逆襲」「怪獣総進撃」に登場した。
初登場の「キングコングの逆襲」ではモンド島で腹が減って(?)うろうろしていたところ
ちょうどエアカーの留守番をしていた金髪娘のスーザン(リンダ・ミラー)に遭遇。
スーザンの美貌に刺激されて?食っちゃおうと考えていたら彼女の悲鳴で昼寝を起こされたキングコングが登場、対戦となる。
怪力のキングコングに対して全身のバネを使ったカンガルー・キックで応戦。
しかし最期はコングの怪力で両アゴを裂かれ泡を吹いて絶命。
この類人猿対二足歩行型肉食恐竜というシュツエーションは
RKOオリジナルのキングコング(1933年)、62年「キングコング対ゴジラ」、
06年P.ジャクソン版でも見られて嬉しい。
またゴロザウルスの造型は肉感たっぷりで腹部のシワなど生命感に溢れ
怪獣史上屈指の出来栄えでありマニアからの評価も高い。
再登場の「怪獣総進撃」ではキラアク星人に操られる地球怪獣として
地底から出現してパリの凱旋門を破壊。
当初この撮影部分には地底怪獣バラゴンが用意されていたが
バラゴン特有の大きな耳が撮影で引っかかって現場でNGとなり、急遽配役をゴロザウルスに変更したそう。
報道シーンでニュースキャスターの「パリに地底怪獣が出現しました」とのセリフはその名残らしい。
07年サルコジ計画に抜擢される。
→サルコジ計画
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