Paris
mari yukiko
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2003/9/26バスティーユ→カタコンブ

 パリ3日目。9月のパリは雨が多いという話でしたが、またまた秋晴れに恵まれました。
 さて、本日こそは、カタコンブに行かなくては。何かに取り付かれたように、8時過ぎにはホテルを出ていました。
 思えば、私がカタコンブの存在を知ったのは、小学生か中学生の頃、テレビのミステリー番組です。そのあまりにあまりな光景に、番組が終わってもしばらくはうなされていました。あの華やかなパリの地下が、こんなことになっているなんて……。あれからウン十年。その地下が「カタコンブ」と呼ばれていることを知り、さらに一般に公開されていることを知りました。
「なるほど。ということは、その一部がショーケースに陳列されている感じで公開されているのかな? だったら、ちょっと行ってみようかしら?」
 手持ちの地図では、モンパルナス駅の近くらしい。まずはモンパルナス駅を目指します。ところが、地図をよくよく見てみると、モンパルナスのちょっと先、ダンフェール・ロシュロー駅が最寄りのよう。再びメトロに乗り込み、2つ目の駅で降りました。ところが、手持ちの地図にはこの先がない。ううーん。この辺までくると、パリの観光地図からはみだしちゃうんですね……。うーん、困った困った。とりあえずは、駅の周りを闇雲に一回り。カタコンブカタコンブ……カタコンブはどこだ。
 博物館みたいな建物を想像していた私は、それらしきものを探します。が、それらしきものはない。と、ふと視線を道の向こう側にやりますと、小学生のチビッコたちが列を作っています。そこには、「CATACOMBES」という文字が。
 ああああー。あれか!

カタコンブ


 民家の入り口のように、それはひっそりとありました。チビツコたちが列を作っていなかったら、きっと見つけられなかったかも。

 入り口では、しばし待機。なにやら入場制限があるようです。この辺りから、なにかイヤーな感じになってきました。この感じは、まさにお化け屋敷に入る前のソレ。ヤバイ、ヤバイ。……で、でも、チビッコたちも一緒なんだし……、大丈夫だよね?
 
 待つこと、約15分。とうとう、私の番になりました。私は、細い細い螺旋階段を下ります。細くて長くて暗い、螺旋階段。先がまったく見えません。ヤバイ、マジでヤバイ。

 そして、どのぐらい降りたのでしょうか。螺旋階段がようやく終わり、私は、地下道の入り口に来ていました。
 ……というか。ここ、マジで地下じゃないですか(涙) 再現でも博物館でもなんでもありません。まさに、リアル地下道です(涙目)



 が、ここまで来たら、先を行くしかありません。上からぽたぽた水滴が落ちる中、ひたすら地下道を行きます。どのぐらい歩いた頃でしょうか。それは、いきなりやってきました。
と、ここから先は、少々刺激の強い画像となりますので、そういうのがお嫌いな方は、スキップしてください。次はルーヴル美術館です。

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……それは、いきなりやってきました。
ひぃっ



 骨、そしてまた骨。
 あたしゃ、てっきり、その一部がガラス越しに再現されているもんだとばかり……。なのに、これ、みんな、本物じゃないですか! 私、本物の人骨なんて初体験ですよ(涙) しかも、歩いても歩いても、骨、骨、そして、また骨。想像を絶する量です。こんな大量な人骨を目にするのは、これが最初で最後でしょう、間違いなく。
 言葉を失うとは、まさにこのこと。人2人通るのがやっとな地下道の両壁に、無数の人骨が所狭しと積み上げられ、並べられています。なんの柵もなしに、ちょっと手を伸ばせば触れる環境(実際、前を歩いていたアメリカ人のおじさんは、ペタペタ触っていました)。
 
 ところで、カタコンブの説明がまだでした。
 パリはその昔から採石が盛んで、地下から石を採っては、地上に建物を作ってきました。そのため、パリの地下はチーズの穴のように、スカスカなんだそうです。それが原因で、何度か陥没事故も起きているんだとか。
 そんな採石場跡を利用して作られたのが、この地下墓地です。18世紀末、パリ都市計画の際にパリ中の墓地が取り壊され、行き場を失った亡骸を埋葬したのがはじまり。革命時に亡くなった市民/貴族の亡骸もここに埋葬してあるんだそうです。

 しかし、どのぐらいの亡骸が埋葬されているんでしょうか。30分は歩きましたが、ずっと人骨が積まれていたんですけど……。

ご冥福を心よりお祈り申し上げます


まだまだ、骨が続きます


骨、まだまだ骨

↑こんな調子で、延々と、骨、そして、骨でございます。。。(合掌)

とにかく、骨





 ようやく、出口らしきものが。しかし、地上にでるには、あの長い螺旋階段を上らなくては。はぁ。


………地上に着いた頃には、心身ともへとへとでございます。とにかく、外の空気を!

ここはどこ? 私は誰?


 というか、ここはどこですか? エントランスとはまったく違うところに出てきました。しかも、普通の民家。あとで地図で確認してみたら、地下鉄2つ分ぐらい先のj街でした。しかし、本当に普通の住宅の下に、カタコンブはあるんですね……。と、足元を見てみますと、靴が真っ白! さすがは、採石場跡です。

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1(ヴェルサイユ)2(ノートルダム→サント・シャペル→裁判所→コンシェルジュリー)
      3(カタコンブ→ルーヴル)4(凱旋門→自宅、余談)
      
    
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