こんにちは。スラッシュはこの度、絵本点訳を始めました。
絵本点訳は、スタッフの中で長年"やりたいね!"と温めてきたもので、やっとスタートラインにたどり着きました。
私たちがまだ子育て真っ最中の頃は、毎日時間に追われ、ゆっくりと絵本を読んであげることが出来なかったように思います。
次から次へと「読んで、読んで・・・」と絵本を持ってくる子供たちに「あとでね、ちょっと待ってね」とか、早く寝てくれないかしらと思ったものです。でも今、おばあちゃんになって、孫たちに読み聞かせをしていると、じっと聞き入っている子、読んでいる最中にも絵を指さして「これは何々でね。」「こんなの見たいー」とかいろいろ思いつくことを話してくれると、一緒に絵本の中に入っていけるのです。そして、絵本を飛び出してお話が膨らんでいき、子供たちと楽しい時間が過ごせるようになりました。
たかが絵本、されど絵本。絵本マジックを楽しみませんか。ひとときでも読み手と聞き手の心が温かく、ほんわかとつながればと願っています。
絵本はたくさんのお母さんたちから譲り受けたものです。保育園や幼稚園などで取り扱う、月刊絵本などもあります。
私たちの点訳絵本は「原本」と「ファイルでとじた点訳本」とのセットになります。お母さんが絵本を読んであげるとき、お母さんは絵本に触れずに読んであげることができますし、絵本のページごとに分けてありますので、お子さんが見ているページも確認することができます。「原本」にはタックペーパーに打った点字が貼ってあります(送料が無料となるためです)。点訳本には本文、絵の説明文、所々点絵図、作者紹介と作家のことばが入っています。作家のことばには絵本を書かれた時の気持ちが書かれているので、お母さんも是非読んでみてください。
尚、点訳絵本は読み手の方の読みやすさを重視し、点訳ルール通りではないところもありますのでご了承ください。
また、お持ちの絵本、それ以外の本でも点訳のご希望があればお受けいたします(この場合は実費のみ頂きます)。 スタッフ一同、お待ちしています。