秋月のスイッチング電源ユニットの出力電圧増を試しました(2001.5/27)
ご注意
- 今回の改造内容は、正規な手順ではない内容です。
- 同様の処置を施して、それに起因する別の不具合が発生するかもしれません。
- あくまで、参考又は一例としてご覧下さい。
- 秋月電子通商にこの件でお問い合わせをなさらないで下さい。
秋月電子通商のTSXN006です。
出力電圧が12V一定に制御される優れモノですが、ノートPCのカーDC/DCアダプタ用としては、
少々電圧不足です。今回、なんとかならないかと思いトライしました。
現物を前に推定
12V一定に制御されているのだから、リファレンス電圧を触れば変更可能かも。
開腹状況
- 上写真下部のネジを廻すと開きます。一応いじり止め風のアタマですが、マイナスドライバでOK。
- この薄い方のシールドを4箇所ハンダで溶かし除去します。
プリント基板
- 中央やや左が制御ICか。
拡大
- 写真ではよく分かりませんが、日立のHA16114スイッチングレギュレータ用IC。
- R14,R15,R16で出力電圧設定しているもよう。
電圧設定用抵抗換装
- 手持ちの抵抗に付け替えしました。
データシートを参照しながら、カット&トライしましたが、出力電圧設定14V程度でシャットダウンします。
手持ちのノートPCのカーDC/DCアダプタ用としては、13.5V程度あれば放電せず充電せずの中庸状態
になるので、一応これでよしとしました。
- どなたか、もっと広範囲に可変できるすべをご存じでしたら、ご教示下さいますでしょうか。
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