平成13年の台風11号の風雨でドボドボになって帰宅した。
 (沸いているであろう)風呂の蓋を開けると。お湯が入っていない。
 電源切入&運転開始で、水が少量出てくるが、エラー「111」を表示して運転停止。
 とりあえずその晩は、水風呂(シャワー)となってしまった(2001.8/22)
 翌日、ガス給湯器をチェック。
 

 ノーリツのGT-202AR。会社のウェブサイトを検索したが、当機種は載っていない。
 さて、どうしたものかと思い、パネルを開けると、その裏に。

 部品配置図と動作シーケンス図等が記載された印刷物が2枚。
 いやー、これはありがたい。

 これがエラーコード「111」の出る理由。

 要するに、「給湯フレームロッド回路異常(炎非検知)」ということで、ボイラに点火できなかった模様。

 温度ヒューズはOKで、イグナイタをチェック。
 矢印部の絶縁体を清掃(屋外なので細かなホコリを吸着していました)
 写真はざっとウェスで拭った状態。元はもっと汚れていました。高圧がここでリークして失火していたか。
 更にキレイに拭きました。


 これで、正常に運転できるよう回復しました。
 このような住宅機器に親切な説明書を忍ばせてくれていたノーリツに感謝します。
 ずっと以前の家電製品には回路図がパネル裏に貼ってあったものですが、
いつの間にか無くなってしまいましたね。

 今回は、簡単な手入れで回復しましたが、住宅機器についてはここもぜひご参考下さい。

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