ザッツ シンガポール


 さて、スポーツ等の各種アクティビティには事欠かないリゾート地ですが、もひとつ足らないのが「買い物」。
 最終日を早く発って、シンガポール買い物三昧にしました。

 南支那海のうねりを受けるフェリーはけっこう揺れます。子供達には酔い止め薬が事前に必要です。

 日本人は、札幌から来たという新婚さんと一緒。 
 シンガポールのタナメラ・フェリーターミナルで入国手続きは、一番最後になり、税関検査場から出てみると。
 だれもいない。我が家族しかいない。あの新婚さんもいない。
 結局、タクシーでチャンギ空港に向かうハメになりました。
 空港でクダンの新婚さんにまた出合い、聞いてみると、出迎えの係員は居てバスで連れてきてもらったとのこと。
 これは明らかに旅行会社のミス。
 我々はまだ対処できたから良いようなものの、もし英語も満足に喋られないような人たちがこんな目にあったら・・・
 人員を確認するのは、最低限のつとめですよ。プンプン。

 で、気を取り直して荷物を預けて、市内へ向かうことに。
 が、やはりショックが尾を引いたのか、案内地図とせっかくウェブで収集した資料も一緒に入れてしまった。
 げ、まずい。しかたが無いのでインフォメーションで市内マップを貰いました。
 わ、写真フィルムも荷物から出すのを忘れた。
 や、予備としてショルダーバッグに入れておいたフィルムがあった。

 教訓:旅にハプニングは、つきもの。で、どうすればいいか、というと・・・
 その1・・・ダメージを受けた時、す早くネガティブなことを忘れ、次善の策を講じること
 その2・・・事前準備は万全に越したことはないが、資料は最低限でも事足りる
 その3・・・冷静な時に、リソースの分散を計り、事前にリカバリー策を講じておくこと

 空港のタクシー乗り場で割り当てられたのが、ロンドンタクシー。初めて乗りました。
 5人がゆったり乗れる基本設計に感心。 

 午後いっぱいを買い物に費やせるといっても、そうそうどこでも行けるとは限らず、あらかじめ決めていたのが、チャイナタウン。
 華商人を相手に値切り体験。
 全く本に書いてあるとおりで、
 1.相手:言い値を言い、そそくさと買い物袋にいれようとする。
 2.おもむろに押しとどめ、「How about discount?」と交渉開始
 3.相手:「ならば、むにょむにょなので、こうこうの価格になる。」と言う。
 4.ここで、自分で妥当と思う価格とこうこうの価格の差額の2倍を暗算し、言い値価格から引いて、言う。
 5.相手:「だんな、それはないよ。」と自分で妥当と思う価格とこうこうの価格の中間を提示する。
 6.じゃあ、やめ。と帰るそぶりをする。
 7.相手:まあまあ、それで売りましょう。
 8.で、手打ちをする(儲けが無いなら、相手は売らない)

 そうそう、ここは外国。ホテルは安全ですが、ここで迷子にでもなったらたいへん。
 旅程表を子供に持たせ、帰る飛行機が分かるようにして、最悪はぐれたら、「ポリス!」と言え、と教えておきました。
 でも、そうならないように両親が監督するのは当然、ですが。

 シンガポールで買ったもの

 ビンタン島へ戻る