No.412
パオロ・ロベルト
映画「ミレニアム2」に本人役で出演した元プロボクサー

スウェーデンのミステリ映画シリーズ「ミレニアム」。
その「2」で元ボクサーのパオロ・ロベルトという役で格闘シーンを演じてる人物。
パンフを見ると役名と名前がおんなじ。
「プレイ アズ ヒムセルフ」自分の役を自分で演じてるってケースか?

プロレスラー、格闘家だと
「がんばれ!ベアーズ」のアントニオ猪木、
「007は2度死ぬ」の大相撲の力士、佐田の山、琴桜ら
などが有名だが。

んでホントにプロボクサーだったらBOX RECにあるだろうと考えて検索してみました。
するとスウェーデン出身の
本名パオロ・アントニオ・ロベルト(Paolo Antonio Roberto)というボクサーが引っ掛かりました。
顔写真は確認できませんでしたが、多分間違いないでしょうね。

1969年生まれ(映画パンフのキャスト紹介の部分とぴったり!)のサウスポー。93年デビュー。
ライトミドル級、らしいので今で言うスーパーウエルター級?
戦績は28勝(13KO)4敗(3KO負け)1引き分け。
WBC世界ライトミドル級、WBO世界ミドル級王座は挑戦失敗、
その後WBCインターナショナルウェルター級選手権、
WBOインターコンチネンタルウェルター級選手権を奪取するも
2003年にWBOインターコンチを奪取されて試合記録は終わっている。

世界挑戦は失敗したが自国内では相当人気があるっていうことか。
映画パンフによるとテレビ出演、作家活動、俳優などの活躍があるそう。
日本でいえば赤井英和みたいな存在?
映画では演技は遜色ない。
「金髪の巨人」二―ダ―マンと戦ってパンチを打ったり
目を腫らせているシーンなんか元ボクサーだけに?違和感ない(笑)。
しかし耳はすごく潰れてて
あの耳がメイクとか特殊効果などでなければ相当な古豪って感じがしました。

(10.1004)

参考:BOX REC
映画「ミレニアム2 火と戯れる女」パンフレット

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